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妄想<ウソ>が現実<ホント>になるところ。それが、らっかみ!
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【寝子島・オブ・ザ・デッド season2(3)】
ホラー。オカルト。都市伝説。幽霊、クリーチャー、殺人鬼……ゾンビ!
つまるところこの姉弟は、そーいうモノが大好きなわけです。
「ほら、私の好きなアーケードのガンシューティング、あれ! あれにそっくり!」
「ゾンビゲーそっくりなのは確かだけど、落ち着けよな姉ちゃん。ゲームじゃないんだから、ライフの替えや残機はないんだぜ?」
花菱 朱音
と
花菱 真紀
。黒髪にカラフルなヘアピンがいくつも踊り、揃ってメガネをついっと押し上げた仕草はそっくりです。背丈は違えど、よく似た姉弟でありました。
違うのは、ショッピングモールの入り口をぶちやぶってなだれ込む、ゾンビの群れを眺めつつ発した言葉のテンションくらいのものでしょうか。
「ふっ……心配しないで、真紀。あいつらの弱点は分かってる。頭に叩き込まれてるから」
「ゲームのな」
「そして、はいっ! なぜか『ここに銃があります』!」
弟、真紀はぎょっとしました。そう、楽しそうな姉の手に握られているのは、ゲームセンターでいつもふたりが遊んでいるシューティングゲームの銃型コントローラをそのまま引っ張ってきたような、でっかくてゴテゴテとしたハンドガンです。
「ヒャッハーーー!!」
すぐさま朱音の手は翻り、ずどん! どん、どんどん、どぱん! ゾンビたちは次々に頭を撃ち抜かれ、緑色の花をぱっぱと咲かせていきます。
「全部ヘッドショットかよ……」
「コンティニューが無いなら、ノーミスクリアすればいいのよ! ほら、真紀も撃って撃って!」
「俺も? 撃つって何を……うわ!?」
そして気づくと真紀また、ガンシューっぽいゴテゴテしたライフルをしっかと、胸に抱えているじゃありませんか!
「……あー、もー! やるしかないのか?」
「大丈夫よ、言ったでしょ? 心配しないでって」
ガンシューティングゲームには驚異的な適正を発揮する姉のこと。確かにこのまま真・朱音無双を横で眺めているだけでも、なんとかなってしまいそうではありますけれど。
「真紀のことも、ちゃんと守るわ。だって、お姉ちゃんだものね!」
「姉ちゃん……」
大砲みたいな銃をどかどかぶっぱなしながらも、真紀を見るその目は確かに、いつもの頼りになる姉そのもの。
最近寝子島へ引っ越してきた真紀にとって、あいかわらずな朱音の立ち姿はやっぱり、揺らぎの無い安堵を感じるのでした。
「……よっしゃ! 俺は姉ちゃんを援護するぜ!」
なかばやけくそ。けれど、真紀だって男の子です。ひとり黙って、姉の背中に隠れているわけにもいきません。
あーうー言いながら迫るゾンビたちめがけてライフルのトリガーを引き、どどどどどん!! 真紀もまた腐った身体をびしばしと吹き飛ばしていきます。朱音ほどとはいかないまでも、弾幕でゾンビの流れを押し込むことはできました。
「まったく。これが寝子島か……」
「真紀!」
朱音に咲いた、花のような笑顔に。
「寝子島生活、めいっぱい楽しみましょうね♪」
真紀はこくりとうなずいて、口元をゆるめました。
「メイドですもの。お掃除はお任せください」
桧垣 万里
はクラシカルなエプロンドレスの裾をついと持ち上げ、優美なカーテシーを。
すととととんっ! 持ち上げたスカートの中から銀のナイフやフォークがいくつもいくつも滑り出て、床へ突き立ちました。
「ふふ。メイド服で逃げてきて正解だったわね」
メイドさんのスカートには、秘密がいっぱいなのです……もちろんこれは、ウソではありません。
ご主人さまの身を守るため、いつも携帯しているナイフにフォークは実に手に馴染み、しゅぱ、しゅぱんっと投擲したなら狙い違わず、ゾンビは針山のようになって倒れ動かなくなりました。いわゆるひとつの、メイドのたしなみであります。
ショッピングモールの中の、ここは食器売り場。山積みのお皿を収めた棚をがしゃりと薙ぎ倒しながら迫りくるゾンビたちを、万里はスカートからぽろぽろぽろと現れるナイフにフォーク、それに防犯グッズを駆使して退けていきます。
「Wow! いい腕だ」
それでも切れ目なく押し寄せるゾンビの頭が、ぱん、ぱぱん! 軽やかな声と同時に弾けました。
「あら、ヒナシさん?」
「こんな陰鬱なsituationで出会うなんて、奇遇だね!」
つば広のウェスタンハット。チョッキには金色のシェリフバッジがきらりと輝き、腰にはガンベルト。
なぜだか西部劇風コスチュームに身を包んだ、
十二月晦日 杏
!
「次から次へcome out……ようやくたどり着いたってのに、休む暇もないのかい?」
言うなり杏は首に提げていたゴーグルを目にかぶせると、ろっこんを発動。壁を蹴って跳びながら、彼の手の中で火花が弾けます。14cmの長いバレルを備えるリボルバーを一瞬で抜き放つクイックドロウからの、ファニング! 六体のゾンビがまたたく間に吹っ飛び、リロードの間に後ろからぬっと顔を見せた後続には、万里のフォークが飛びました。
渦中にたまたま出会ったのが顔見知りであったのは、不幸中の幸いと言えましょう。杏が万里のそばへしゅたんと着地して、自然とふたりは背中合わせ。長年連れ添う相棒同士のように巧みなコンビネーションで、前後左右を囲むゾンビの壁を押し返します。
「ありがとうございます。お見事ですね、ヒナシさん」
「万里ちゃんだって、まるでheroineさ! おっと、そうだ」
何かを思いついたのか、杏は残りの弾を一瞬にして叩き込むと、ぱちり。指を鳴らしました。
「組むからには、君のことは死なせないよ。『俺は、君を守る執事だ』!」
瞬間。杏はウェスタンの装いからあっという間に、きらきらきら……ぴしりとキメた、執事姿へ大変身!
そのへんのお皿を手裏剣のようにしゅばばっと投げつけたり、ナイフを突き立てたり。やってきたゾンビの一団へふわりとテーブルクロスをかけ、まるでマジックのように消して見せたり。華麗に大活躍!
「oneよりdouble。即席ソンビbustersといこうか! 俺とshall we dance?」
「あら。ふふ、楽しそうですね♪ かしこまりましたわ」
万里も負けじとフォークを放ち、ゾンビたちを寄せ付けません。何しろここは食器売り場、カトラリーの替えはいくらでも転がっているのでした。
「終わったら、美味しい紅茶をごちそうさせていただきますね」
「それは楽しみだ。さて、逝こうか……Kill you!!」
メイドと執事。即興コンビの両手が閃いて、無数の銀器が腐肉をばらばらに散らし、ふたりは優雅に一礼を。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
109人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月09日
参加申し込みの期限
2017年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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