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がまん大会の時間です!
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――休憩タイム、2回目!
ぱたぱたぱたぱた、規則的な音が休憩室に響いていた。
八神 修
がうちわで煽ぐ度に、
七夜 あおい
の髪がふわふわとそよぐ。
これも修が用意したスポーツドリンクを飲みながら、あおいが苦笑いをした。
「修君、私、もう本当に大丈夫だよ?」
「そうか? いや、でもやっぱり心配だし……」
「もうほら、手が疲れちゃうよ。修君も水分ちゃんと取らないと。ね?」
修とあおいがそんなやり取りを繰り広げる傍ら、
犬杜 初
はぷくーっと頬を膨らませている。
「もう! お兄ちゃんったら心配症すぎるのよ!」
従兄の
犬杜 一閃
が、自分の為に棄権をしたのが気に食わないらしい。
何個目かのアイスクリームを開ける初の傍ら、苦笑するのは
サキリ・デイジーカッター
。
「初、悔しいのはわかるけど、あまり食べすぎない方がいいよ」
「何よ、いいじゃない、別に」
「大会が終わったら、余った氷でかき氷を振る舞おうと思うんだ。いい氷みたいだしね」
ひとりだけ食べ損ねても知らないよ、と付け足せば、
「……これ、お兄ちゃんに食べてもらおう」
と、初。その様子に、サキリは柔らかく微笑んだ。その時だ。
「わああ、このお部屋涼しいです!」
扉を開け放って声を華やがせたのは、
リリエル・エーテライト
。
青い瞳が、好奇心にきらきらと煌めく。
「何だか賑やかな感じがしたのでやってきたのですが、何をしているんでしょう?」
ことんと首を傾げるリリエルへと、
志波 武道
が元気良く応じた。
「ここは休憩室! 隣の部屋で、適宜がまん大会を開催中だぜぃ☆」
「がまんたいかい……?」
益々首を傾けるリリエルへと、
野菜原 ユウ
ががまん大会の概要を説明する。
ふむふむ、とリリエルは興味津々頷いた。
「面白そうです! メリィちゃんも一緒だったら、2人で挑戦したんですが……」
大の仲良しである
メリィ・ランページ
のことを思って、リリエルはちょっと眉を下げる。
そんなリリエルへと、ユウが屈託なく笑い掛けた。
「んじゃ、俺と勝負しようぜ。その子の代わりにはならないだろうけどさ、折角だし」
「わかりました! いざ勝負! ですね!」
リリエルがぐっと拳を握り、2人は連れ立って隣の灼熱部屋へ。
その様子に、
新田 亮
は読書の手を止めて立ち上がった。
「何だか危なっかしいな……俺も行くか」
念の為、引き続き付き添っていた
花椿 涼太郎
も、もうすっかり元気になっている。
手鏡を見遣って、「戦いの後の僕も美しいね!」とかなんとか呟いているくらいだ。
けれど、亮が廊下へ続く扉を開けるよりも早くに、
「これは……何かのイベントですか?」
すれ違ったらしいリリエル達の方を気にしながら、
綾辻 綾花
が休憩室に顔を出した。
部屋の中をぐるりと見回して――見留めた姿に、綾花の表情がぱっと明るくなる。
「わ、あおいちゃん!」
「綾花ちゃん、いらっしゃい!」
あおいも、晴れた笑顔で綾花へと手を振った。
「あおいちゃん、これって何の騒ぎなんでしょう?」
「ふふ、がまん大会開催中なんだ。あっ、綾花ちゃんも一緒にどう?」
ルールを説明されて、綾花の双眸がきらりと輝く。
「つまり、食事が出るし、ダイエットにもなるってことですね。それに……」
ちらり、綾花は説明の中にも出てきた猫達の方を見遣った。
広々とした専用スペースの中で、可愛らしい猫達が眠ったり、戯れたりしている。
(にゃんこがいっぱいいます……! か、可愛い……!)
猫達の前には、『ぼくたちはとくしゅなくんれんをうけたにゃんこです』の看板が。
(つまり、脱衣厳禁のルールを破ればあの子達を膝に乗せられるということ……!)
猫好きの綾花からすれば、それはペナルティではなく嬉しいご褒美だ。
「それじゃ、次、一緒に行こっか!」
綾花の様子に楽しそうに微笑んで、あおいがそう切り出す。
何となく部屋を出そびれて話を聞いていた亮が、少し難しい顔になった。
「これ以上は止めた方がいいんじゃないか? 身が持たないぞ」
「ありがとう。でも、大丈夫だよ。ちゃんと休憩していくから」
忠告に曇りのない笑顔でそう返されて、胸中に嘆息する亮。
(聞いてくれないか。その頑張りを、別の所で生かせば良いのに……)
やれやれと首を振って、亮は部屋の外へと足を進めた。
「がまん大会、まだまだ続きそうね……」
スポーツドリンクを飲みながら、
大天使 天吏
はぽつと呟く。
武道が、快活に笑った。
「いやぁ、いきなりでびっくりしたけど楽しかったもんね☆」
終わったら片付けも手伝わないと、と付け足す武道。
「で、全部終わったらかき氷、と!」
「ああ、聞こえてたか」
武道の視線を受けて、サキリが少し口の端を上げる。
(暑苦しい思いをした後に、皆で開放感を味わい冷たい物を楽しむ……)
それこそががまん大会の醍醐味かもしれないと、そんなことをサキリは思った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月05日
参加申し込みの期限
2017年06月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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