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がまん大会の時間です!
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――がまん大会、3戦目!
3戦目の鍋は寄せ鍋になった。
どてらを羽織り、こたつに入って。
最初に鍋に箸を伸ばしたのは、
八神 修
の向かいに座る
七夜 あおい
だ。
はふはふと椎茸を口に運ぶあおいの姿に目元で笑んで、修は
犬杜 一閃
へと声を投げる。
「一閃さんは、どうしてがまん大会に参加を?」
「……何でも屋の仕事で、備品を届けに来ただけのはずだったんだが……」
続く言葉は、音にして零されなくてもわかる。巻き込まれたのだ。
「なんというか……一閃さんらしいですね」
半ばは感心して、修は頷いた。
持久力も高そうだし強敵だ、なんて思いながら、今度は
野菜原 ユウ
に同じ問いを零す。
「何で? 何でだったっけなぁ……確か、最初に犬杜と言い合いになったんだよ」
あれって何が原因だったかな……と考え込むユウの元に、鍋を食べる順番が回ってきた。
鶏肉をもぐもぐとするユウがまだ「うーん」と唸っているのに、修はつい笑ってしまう。
「仲がいいんだな。でも、謝った方がいいかもしれない。傷ついてるかもだし……」
「え、マジかよ!?」
修とユウのやり取りを眺めていたあおいが、くすくすと音を漏らした。
「私は、大丈夫だと思うけどなあ。初ちゃん、さっきも楽しそうだったし」
「そうか。なら、大丈夫かな。あおいの目に狂いはないと思う」
応じて、3番手の修は鍋へと箸を伸ばす。
「寄せ鍋は青菜から食べる派かなあ……春菊はないかな」
「ふふ、寄せ鍋のお野菜って美味しいよね」
「だな。勿論肉も好きだけど」
言って、修は先ずはと春菊を口に運んだ。
そうして、ずっと扉の方を気にしている一閃へと促す。
「次は、一閃さんの番ですよ」
「ああ……いや」
短く応じるなり、一閃はすっと立ち上がった。
「悪いが、一抜けということにさせてほしい」
そのまま一閃が部屋を出ていくのを、修とあおいは笑顔で、ユウはぽかんとして見送る。
「……え? 限界早くね?」
「たぶん、そういうわけじゃ……ああでも、限界といえば限界、なのかな?」
「ああ、初が心配でいられなかったんだろう。……きっと、すごく怒られるだろうけど」
くすくすと笑い合う、修とあおい。
ユウが、やっと得心したといった様子で頷く。
「成る程なあ。あ、ついでにあんた達も出て行ってもいいんだぜ?」
ユウの言葉に、修は、にやりと口の端を上げた。
「野菜原、自滅だな。唐辛子追加だ」
「え? あ、ああーっ!」
叫ぶユウの取り皿の中に、容赦なく投入される唐辛子。
深い深いため息がユウの口から漏れた。
「……俺、あんまり喋らないようにしよう……」
「わ、私も気をつけなくっちゃ……!」
人参を食べ終えて、あおいが言う。
ユウがごく静かに白菜を齧る傍ら、修はあおいに問うた。
「ところで、あおいも巻き込まれた口なのか? 大丈夫か?」
「大丈夫だけど……それって、私に巻き込まれたー! って言ってるみたいだよ、修君」
「へ? いや、そんなつもりは……!」
「あはは、冗談冗談。こういうの、楽しいよね。だから私も大丈夫」
ありがとう、とあおいが悪戯っぽく笑う。
ほっと息を吐いて、修はねぎをはふはふと食べた。
「ん、美味い。寄せ鍋もいいけど、2人は何鍋が好きなんだ?」
ユウが、視線だけで「俺は喋らないぞ」と訴えてくる。
なので必然的に、あおいが答える形になった。
「うーん、どれも美味しくって捨て難いなあ……修君のお勧めは?」
「確かにどれも美味しくてお勧めだけど、もうすぐ季節だしハモ鍋とかどうかな?」
「わ、美味しそう!」
「だろ? ああ、夏こそキムチ鍋も良いよね」
「あ、この鍋にタバスコとか入れたらそれっぽくならないかな?」
「……タバスコ?」
「うーん、もっと酸っぱい方がいいのかな? レモンジュースも入れてみるとか……」
真剣に考え込むあおいの様子を、微笑ましく見遣る修。
最早、無言のユウのことは眼中にない。というか。
(見惚れる、っていうのはこういうことかな……)
と幸せ気分に浸る修だが、実際は、ぼうっとしてしまっているのは暑さのせいも大きい。
(あおいとなら他の何も、暑さも、気にならないな……)
なんて思っているうちに、また順番が回ってきて――5分が過ぎた。
「ペナルティだな」
久しぶりに口を開いたユウが笑った、その時。
「……うーん。私、そろそろ降りるね」
あおいが、ちょっと申し訳なさそうに眉を下げた。
途端、ハッとして我に返る修。
「あおい!? 大丈夫なのか!?」
「平気平気。ちょっと、ふらっとしただけだから……」
「ふらっと!? すぐに、休憩室に戻ろう!」
微塵の躊躇もなしに、修はガバッと立ち上がった。
そうして、大丈夫だと言うあおいを連れて、あっという間に部屋の外に。
「勝った……けど、釈然としねぇ!」
灼熱地獄の中に声を響かせて、ユウもすぐに部屋をとび出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月05日
参加申し込みの期限
2017年06月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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