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【星幽塔】第十二階層 獄炎の狂える竜
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● フレイムゴブリン戦
「ご丁寧にお出迎えどーも?」
アカリは杖を握る手に力を込めた。
「頭数じゃ有利とは言えねーけど……相手が火属性ならそれなりに戦える、はず。二人で一体を相手にすれば、倒せない相手じゃない」
「だな。時間くらいは稼いでやる」
前衛に悠月。中衛に銃使いのアリスと魔法使いのアカリ。後衛に回復役の彰尋という布陣ができあがる。
ちなみに月詠とステラはずっと離れたところで「がんばれー!」と応援している。
「まずは一番前のやつを、全員で叩く。ターゲット以外は後衛に行かない程度に相手してやればいい、だろ」
アカリが的確に指示する。
すると彰尋が言った。
「ゴブリンというのは鉱山妖精で、邪悪な性質らしい。そういえば歌に弱いっていうのを聞いたことがあるぞ」
それを聞き、悠月はにやりと笑った。
「へえ。もしそうなら俺に任せろ!」
悠月は歌い、ろっこんの障壁を作り出すと、前線へ飛び出し細身の剣を繰り出して踊るように戦う。
戦いながらも、高く澄んだ歌声はほとんど乱れることはない。
ボイストレーニングとダンスレッスンの賜物である。
即興歌でも歌って効果を試そうかと考えていた彰尋であったが、歌については悠月に任せても良さそうだ。
歌が効いているのだろうか、ゴブリンたちの動きは、心なしか鈍いようにも思える。
「おーいこっちだよー!」
アリスが残るゴブリンを銃で威嚇して引き付け、悠月を援護する。
「メイスでやられさえしなきゃいーわけだし、適度に距離を取って……」
悠月が相手しているのと同じフレイムゴブリンに向かって水魔法を放つアカリに、まさかのメイスが飛んできた。フレイムゴブリンの一体が、魔法使いが厄介だと、自分の武器を投げつけてきたのだ。
アカリは回避行動をとったが、避けきれず肩口にメイスを喰らう。
「くっ……」
服が破れ、白い肩が露出した。赤く血が滲んでくる。
と同時に、目の前が急に暗くなる。
「え、なに……」
彰尋は駆け寄ってアカリの傷口と投げられたメイスを見比べた。
「来島さん深呼吸。あのメイス、蠍鉄鉱でできている」
「ってことは、俺、毒喰らった……?」
「心配しなくていい。すぐに回復魔法をかけるから」
彰尋は癒しの光を宿した魔導書を手に、アカリの毒と傷とを回復させてゆく。
「これでよし」
「ありがとう」
アカリが礼を言って戦線復帰すると、先ほど自分にメイスを投げつけたフレイムゴブリンは、武器を失って、悠月とアリスに討ち取られていた。
「油断するなよ?」
ピンチには颯爽と現れる少女・月詠が、アカリを背後から襲おうとしていた一体を巨大鍵でぶん殴る。
「サ、サンキュ」
「礼には及ばない。ほれ、最後、決めたまえ」
アカリは頷く。
そして、歌いながら戦い続ける悠月の背を見遣った。
(砂漠のオアシス……だっけ?)
求めるには遠く、諦めるには近く。
はじめの頃は彼に守られてばかりだった。さっきもそうだ。
けれど、今は守られるばかりじゃない。力にもなれる。
(魔水の力とこの
アルナイルダガー
を使えば……)
懐に携えてきたそれは、デスゲイツの牙を素材にした星の力を込めて握ると光るダガーだ。
火属性の敵に、効くかもしれない。
(正直怖いし、出来るかどうかなんてわかんねー。……けど、ここは舞台と同じだ)
なら大丈夫、やれる。
アカリは深呼吸し、舞台に立つときのように集中する。
(俺の役柄は、この階層を救う勇者の一人。今この場面で与えられた役割は、目の前の敵を倒すこと)
「……行くぞ」
ダガーに魔水の力を乗せて、アカリは悠月の隣に躍り出る。
悠月はにやりと笑った。
「ずいぶん遅い準備だったな」
「お前こそ、この程度の敵に手間取るなんて、らしく、ない」
「言うね」
悠月の歌に合わせて、アカリもまた舞うようにフレイムゴブリンと対峙する。
悠月はアカリに攻撃が行かぬよう、細身の剣を巧みに操り、敵の気を引く。
瞬時の目配せに、アカリはタガーを両手で握って、体重を乗せた。
魔水の力を最大限に解放する。
星の力の強さに呼応し、アルナイルダガーは輝きを増す!
「っあああああぁぁっ!!」
眩い光があたりを包みこむ。
光が消えたとき、アカリは自分がフレイムゴブリンを撃破したことを知った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月02日
参加申し込みの期限
2017年06月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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