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【星幽塔】第十二階層 獄炎の狂える竜
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● ヒヒイロカネ採掘場の探索
アリスと月詠は早速、奥の方を調べにかかった。
しかし疲労したアカリと悠月には休息が必要であった。
消耗し、壁に背を預け座るふたりを、彰尋が星の力の回復と滋養強壮に効く
星の滴
の力を借りて癒してゆく。
「ふむぅ、疲れが癒えるのぅ」
アリスの胸の谷間で、これといって働いていないはずのバーガンディが、彰尋から貰った星の滴を器用にハサミで摘まんで口に運んでいるのを見て、悠月は苦笑した。
「そういえば……バーガンディさんはアステリズムの会合に参加したことがありますか?」
「隠し階層での会合のことか? ふむふむ勿論あるとも。大昔、塔の火が消える前のことぢゃが」
彰尋も興味をもって会話に交じってきた。
「隠し階層にいるエリオナイトさんの夫でユグシオンさんをご存知ですか? 重要な星の力を持っていたアステリズムだと聞きました。後継者が誰なのか気になっていまして」
後継者は蛇遣い座に寄り添う位置の蠍座の方か、幼少に両親を亡くしている蟹座の方では? と続ける彰尋に、悠月も自分も気になると膝を寄せる。
「以前物の本で蠍の火の話を読んだ事があって」
悠月が思い浮かべたのは、死の間際に「次はまことのみんなの幸いのために」と祈った蠍が、夜闇を照らす真っ赤な美しい火となった、という話だった。
「……その本の事を考えると、亡くなったクレイドルのご主人は蠍座だったんじゃないかと思ったんです」
「ふむふむ。その話は興味深い。しかし、ユグシオンは蠍座ではない。何代も前の蟹座のアステリズムぢゃ。蟹座の力はときとして命を削るというからのう」
「その力とは一体……?」
「わしに言えるのはこれくらいぢゃ。いずれ知る時も来るぢゃろ」
顔を見合わせる悠月と彰尋。
アカリが立ち上がって、瞳と同じルビー色の宝石を飾った三角帽子を被りなおした。
「オーブ、探そうぜ。わざわざ炎の壁で守られてたんだし……ここにある可能性は低くない、だろ」
そうだな、と言って、悠月も立ちあがる。疲れはすっかり癒えている。
アカリは手近なところに落ちていた輝く鉱石を手に取った。
「あと……このヒヒイロカネってやつ、鍛冶屋でいい武器にしてもらえそーだよなー? ……ちょっとくらい持ってっても怒られねー、かな?」
「大丈夫じゃないか?」
彰尋が目線を送った採掘場の奥の方では、月詠が、蠍鉄鉱のときと同じように、輝くヒヒイロカネの鉱石を次々と<絵空事>でスケッチブックに封じている。この調子だと、第一階層に蠍鉄鉱とヒヒイロカネが出回るのは確実だろう。
アカリは月詠の大胆さに肩を竦めて、手にした欠片をポケットにしまった。
一方、アリスは、鉄の棒を布でこすって石や壁に近づけるということをしていた。
探索に磁力を利用しようというのだ。
「宝を隠すのは宝の中っていうし、キラキラ光る石に紛れてオーブがあるかも」
となれば、探すべきは竜がため込んでいるというお宝だ。ヒヒイロカネの鉱脈付近では微妙に吸い寄せられるような感触がある。金貨や銀貨は反発する感覚があるかも、と思っていると、逆に、なんの反応もない一角に出くわした。
アリスはピンと来た。
「隠し部屋があったりしないかな?」
盗人の星の力のお陰で勘が働いたのだ。コツコツ叩いてみれば、響き方が他の場所と違う。
「これは、向こうに空洞があるね」
と月詠は、スケッチブックのとあるページをおもむろに破った。
「
リモコン炸裂イモ
ー」
現れたのは、炸裂イモにアンテナアスパラをぶっ刺したシンプルかつ危険極まりない代物であった。
月詠は同じようにスケッチブックから取り出したツルハシで、壁の一部に拳大の穴をあけると、リモコン炸裂イモを嵌めこんだ。
「みんな、離れて耳を塞ぎたまえ」
そう言って自分も離れると、アンテナアスパラで、「ポチッとな!」
炸裂イモはドカンと爆発し、壁の一部を爆破した。
アリスはぱたぱた飛んでゆき、ぽっかり空いた穴の向こうをカンテラで照らしてみる。
「下り階段があるよ。オーブはこの先かも!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月02日
参加申し込みの期限
2017年06月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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