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文(ふみ)書かばや
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◆
足元の鉢植えに宿る花を見つめてから、
深倉 理紗子
は深呼吸の後真っ白な便箋の上に流麗な字をしたためる。
一言一句に、気持ちを込めるように丁寧に、丁寧に。
以前から有休を伝えてあった為、本日は病院のデスクではなく自宅の机。その横の壁、カレンダーには細いペンで丸が付けられていた。
理紗子にとってかけがえのない存在であった次姉、4年前に亡くなってしまった紗智子の誕生日である、今日3月22日に。
―― 字を綺麗に書くコツを教えてくれたのも、お姉ちゃんだったな……。
人生のお手本であり、常に憧れであった次姉との突然の別れは、それまで理紗子が必死に追いつこう並ぼうと築き上げてきた足元が崩れ落ちるには十分すぎた。
親友の存在もあってどうにか再び自力で立てるようになっても、目指していた病院勤めをしていても、理紗子の中では光差さない暗闇に落ちた恐怖が、ずっと消えることなく残っている。
ぽたり……。
ペンを横に置いた頃、理沙子の頬には涙がつたって、手紙の上の1文字を滲ませた。
いけない……折角書いたのに……送ろう、って決めてるのに。
何度夢に見ても、何度年を重ねても、姉と過ごした思い出が蘇るたびに、枯れることなく涙は生まれてしまう。
ポケットからハンカチを取り出し、半ばこするように無理矢理拭き取れば、理紗子は手紙をきちんと折り畳んで封書に入れた。
その封書と、足元の鉢植えから花を1輪、2輪、『贈らせてね……』と呟きながら摘み取って、もう夕暮れになる外へと足を向けるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月22日
参加申し込みの期限
2017年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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