this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
文(ふみ)書かばや
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
◆
それなりに高さのある角部屋、出窓から入り込む眩い日差しを淡白いカーテンが程よい明るさで部屋に招き入れる。
丁度良い温もりに、床の上をサバトラなにゃんこがコロリと転がるのを横目で見ながら、
来島 アカリ
の脳内に何度目かの太陽のように暖かそうな赤い髪色が過った。
もうじき新学年。準備や努力はしておこうと復習の為の教科書を広げてはいるものの、ノートには今の所進んだ形跡は見られない。
―― ここ、確か前先輩に教えてもらった所、だったなー……?
髪色が浮かべば必然と、あの人懐っこくも整った笑顔が思い出されて。その度に一緒に共有した思い出も蘇っては、ついついそれに浸ってしまう。
「うー……先輩のことが頭から離れない……」
勉強が進んでいない自覚十分に、アカリは溜息と共にテーブルへ突っ伏した。
やっと、募り育ててきた想いを伝えられてからまだ日も浅い。
更には、修了式も終えて唯一会おうと思えば会える場であった学校が休みに入れば、毎日顔を見れるわけにはいかなくなって。
アカリの中で勇気を出せた安堵はあるものの、ほんの数日会えないだけでどうしたって恋焦がれる気持ちが高ぶってしまう、そんな期間であった。
「こーゆーの、文字にすれば落ち着くって聞いたことあるし………書くだけ書いてみるか?」
いっそ潔く復習の手を一旦止める。
何となく、ノートの一番最後のページを開けば自然と鉛筆は滑らかに走り始めた。
……5分。
………10分。
くぁ~~っと飼い猫のウィルが欠伸をしたのに、自意識の世界へ旅立っていた瞳がハッと見開かれ溢れた文字に終止符を打った。
改めて、自分の字へと視線を落とす。
「むー……なんか恥ずかしい、な……どうしよ、これ……。渡す、なんて絶対できねーし……」
誰かがいる前だと、どうしたって照れや意固地から隠れてしまう言葉たち。
それが今、感じる心のままに任せしたためられた文章には、本来のアカリらしい素直な言葉が満ちていた。
スッキリはした。……けれど赤裸々過ぎて、自分で自分を見ているようで恥ずかしい……。
だからって捨てるのもなんか………――
暫し唸った後、つと立ち上がると机の上から箱を一つ、持ってくる。
「……これに入れて、取っておこう、かな」
愛しい人への想いが形になった物だと思うと、どうしたって捨てることなど出来ない。
アカリは慎重に、ノートの最後のページをぺりぺりと切り取ると、丁寧に折り畳んでその箱へと仕舞った。
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
文(ふみ)書かばや
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月22日
参加申し込みの期限
2017年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!