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【灰色猫を救え】
ティー・リンクス
は、二足歩行する白猫の姿をした『ほしびと』だった。
「おー、飛べますね」
今回、ティーは背中に白鳥の白い翼が生えていた。無邪気にはしゃぐその姿は本当にただの子猫のようだ。
そんなティーは、寝子島では、かねてから目つきの悪い神様な猫の話を聞き、
「是非一度モフりたいものです」
と思っていた。
そんなティーは、ねこねこ迷宮庭園に入るなり、これを好機と必死にテオを探しまわっていた。そして、
「ついに見つけました!」
ティーはついに見つけた。
深縹 露草
に全力で猫じゃらしで遊ばれている、テオと無数のネコミルの姿を。
「おや、あなたもテオをお探しですか?」
そう言った露草の言葉には、柔和だが、強い警戒の色が見て取れた。
(……もしもクローネの側に立つ者がいれば、テオに何かしてくるかもしれません)
露草はそう考えていたのだが、
「そうなんです! ずっとテオをモフりたいと思ってたんです! モフらせてください!」
「触る前に聞いてクダサーイ!?」
光の速さでテオをモフりはじめたティーに、露草は思わず素の口調に戻っていた。
(……でも、彼なら害はなさそうでしょうか?)
そう安心しかけたとき。
さらに次なる登場人物が現れた。
「私も、テオをもふもふしたいです!」
「え……!?」
柴犬の耳と尻尾を生やした
日々野 結衣香
だった。
「ねこじゃらしもあります。あと時代劇の口笛も吹けますよ」
謎アピールをしつつ、結衣香はテオとじゃらしで遊ぶ。
「にゃにゃにゃ!」
テオは全力で食いつく。そこにいつもの生意気な灰色猫の面影は微塵もない。
思わずご機嫌で口笛を吹くと、ござるさんが召喚されたので、
「ミルが襲ってこないか見張っていてください」
とお願いする。
(こんなろっこんもあるんデスネー)
と、露草はびっくりだ。
が、びっくりはそこでは終わらない。
「あら、可愛い。それでは、次は是非私にさわらせてもらえませんか?」
「……っ!?」
そこで、さらに露草の目の前に、悠然と艶然と微笑む、一人の鷲の獣人の姿をした女が現れたのだった。
エレノア・エインズワース
は、目元から上の頭半分と背中の翼は鷲で後は人という独特の姿の獣人になっていた。
(これだけネコがいるなら、ここにテオもいるのではないでしょうか……?)
そう考えて、エレノアは空から迷宮を眺めてテオを探していた。
途中から妙にカラスが増え、ときには自分を襲おうとするものもいたが、容赦なく翼で叩き落し、あるいはろっこんで熱湯を浴びせてやった。
そうして、猛禽の視力も活用して、ようやくたどり着いたテオのもとで、エレノアは察した。
どうやら、テオはすでに神魂を抜かれている状態にあるらしいこと、を。
(……神魂が抜かれている状態であれば、らっかみにもろっこんが通じたりするんでしょうか?)
ふと自分の頭に浮かんだ仮説を、エレノアは直ちに実行にすることに決めた。
無意識に、水の入った水筒を強く握る。これを飲ませて、しかるべきタイミングで、ろっこんを発動させれば、きっと面白いことになる。
そう思ったのだが、
「テオさんもふもふ~……あ」
「……あなたはテオさんに何の御用でしょうか?」
ふと気がつけば、目の前のうさんくさい青年が、天然っぽい白猫からテオを回収するようにして、強く抱き締めながらエレノアに訊いた。
まるで、テオに手出しはさせないとでもいうように。
「御用というほどのことではありませんが、ただ私も猫になったテオがいつもとどう違うのか興味がありまして」
エレノアは、嘘は言わず、余計なことも言わず、ただ微笑む。妖艶で、狂気に満ちたいつもの笑みで。
と、そのとき。
「あの~、なんだか空気悪いみたいですけど、どうかされましたの?」
なにやら大きな生き物がエレノアたちの前に現れた。
「……カバ、ですか?」
そこに察しの良いカバがすいすいと姿を見せて、場の空気をプチ和ませた。
天満 七星
はカバになっていた。
「はい、カバですわ。最初は「え!?」と思いましたけれど、慣れてしまえばこの姿も新しい方向で可愛いですわね」
七星は円らな瞳のカバの顔で、うんうんと頷いた。
「……あの、それでカバさんもテオさんに何か御用なのでしょうか?」
露草が、エレノアのときよりは、若干警戒心を緩めて、問いかける。
「いいえ、テオ様に御用というわけではないのですけれど」
せっかくカバになったのだから、何か皆様のお手伝いができれば嬉しいなーと馳せ参じた次第だと七星は伝える。
「そうですか。それは有難い申し出です。何やら雲行きが怪しくなってきたようなので……」
そう言って、表情をわずかに曇らせたのは、露草だった。
彼がつと見上げた空を追って、ほかの者達も見上げる。
空には無数の黒い点――カラスが浮かび、何やらものものしい空気を醸し出していた。
と、そのとき。
「Oh! カエデ、テオいましたよー!」
森の中に、やたら元気なハムスター――
トワ・E・ライトフェロゥ
の声と、
「……あんたが、
深縹 露草
だな。安心しろ。俺は味方だ。小山内と桜庭から話は聞いてる」
黒豹の獣人になった
夜海霧 楓
が姿を見せた。
「……ああ、彼女達は無事だったのですね。よかった。ところで、貴方達は?」
楓の後ろからぞろぞろと姿を見せるもれいび達を不思議そうに見やる。
「悪いが、ゆっくりと説明している時間はなさそうだ」
そんな露草の言葉を、楓が短く遮って言う。
「なんだか気味が悪い。空を飛べる奴はテオを連れて、カラス山の方へ急げ。飛べない奴、戦えない奴は津止先生と一緒に俺と森を徒歩で出てもらう。安心しろ、瞬発力には自信がある、そうやすやすと手を出させたりしねぇ」
楓の言葉に、そこに集まった一同は互いの顔を見合わせ、程無くしてこくりと頷いた。
今のところ彼の提案に、異論を挟むべきと感じたものはいなかった。
かくして、彼らは迷宮からの大脱走をはかる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
動物・自然
定員
1000人
参加キャラクター数
126人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月06日
参加申し込みの期限
2017年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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