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見知らぬ世界でコンニチハ
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なあ、と修は瑪瑙に話しかけた。この男が三人の中では最も話がしやすそうだ。対応を間違えなければ。
「スマホとか、俺たちの荷物は返してもらえないのか?」
「駄目だね」
と、瑪瑙は素っ気なく答えた。「よく分からないものがあるからね」
「じゃ、返さなくてもいいから、今ちょっとだけ、君たちに見せたいものがあるんだ。操作は任せるから」
修はスマホを持ってくるように頼んだ。当然、それがどんな物か分からなかったため、長方形で薄さはこれぐらいで、などと説明が必要だった。
瑪瑙の指示で、雲母が全員分を持ってきた。この男は、姿を見せてから一言も発しない。随分と無口だな、と修は思った。その中から自分のスマホを選び、修は写真を見るように頼んだ。
自分で触らずに写真を開くのは骨が折れる。指示される方も同様で、遂に瑪瑙はそれを放り投げた。
文字通り、扉を開けて修に投げ返したのだ。
修は写真を開きながら、素早く画面から情報を読み取る。電源を切っていないということは、本当に操作方法が分からないのだろう。電池は大分残っている。だが、電波は全く届いていない。
ここが異世界であるなら、当然かもしれない。中継局など、ありはしないのだから。
つまり、元の世界にいるであろう誰かに助けを求めることは、現状、不可能というわけだ。
――向こうは大騒ぎだろうな。
と、修は思った。
「これを見てくれ」
怪しまれないうちに画面を三人に向けた。
「可愛いだろ?」
おおっ、と藍玉が感嘆の声を漏らす。
写真を次から次に見せながら、あんなことをした、こんなことを喜んだ、悪戯もしたし、一緒に遊んだ、と思い出話を楽しげに語る。細心の注意を払って、絶対に「光」の名は口にしなかった。嫌悪感や反感を持たれては意味がない。
「あのさ、俺たち、状況が分かってないんだ。それが分かれば、味方できるかもしれない。君たち、ここで何をしているわけ?」
瑪瑙がすっとスマホから目を離さずに答えた。何でもないような、素っ気ない口調で。
「この世界を壊してる」
一瞬、絶句がその場を支配する。
「邪魔する奴らはヴァルキリーって言うんだけど、――あ、これは僕らが勝手に付けた名前――ほーんと、邪魔で邪魔で。あいつら倒すの、手伝ってくれる?」
「……何で、この世界を壊すんだ?」
震えそうになる声をどうにか抑えて、修は尋ねた。
「何でって」
はて、と瑪瑙はそこで初めて画面から目を離した。
「特に理由はないかなあ」
「理由が、ない?」
「僕らは、そのためにいるからね。他に理由なんていらないでしょ?」
実にあっけらかんとした様子で、瑪瑙は答えるのだった。
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泉 楽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月25日
参加申し込みの期限
2017年05月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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