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「う……」
ずきずきと痛む頭の不快感と共に、莉鳥は目を覚ました。
こめかみを押さえながら何度か瞬きし、周囲を見回す。
「ここ……どこ……?」
困惑の声が漏れた。四方をガラスのような壁に囲まれている。奥に人影を見つけ、莉鳥は鍛えぬいた瞬発力で駆け寄った。
「巧!?」
だが、巧と自分の間はガラスの壁が隔てている。
「椎井さん! 起きたの!?」
「何が……ここはどこなの?」
「よく分かんない。多分、光の……うちだと思う」
「光の?」
「つまり、僕らは捕らえられたってこと」
声の主は
ロベルト・エメリヤノフ
だ。よく見れば彼だけでなく、武道、美咲紀、
新田 亮
、それに
八神 修
もそれぞれ閉じ込められていた。
「君が東門巧くん? ちゃんと話をするのは初めてだね」
ロベルトは、巧を安心させるかのように人懐こい笑みを浮かべた。
「そこにいる武道からある程度話を聞いてはいるだけど、光くんのこととか、これまでの詳しい経緯を教えてくれる?」
「えと、あの、その」
巧はどうにか説明しようとするが、気持ちが空回りして言葉が出てこない。その内、下を向いて「あの、えと」と小さく繰り返すだけになった。
「私が」
莉鳥は微かに痛むこめかみを指先で押さえ、ロベルトに話し出した。
ある日突然、巧の前に赤ん坊が現れたこと、その赤ん坊が周囲の物を壊す能力を有していたこと、あっという間に成長したこと、その光を敵として狙う
リリー
のこと。
「――そういえばあなた、リリーと一緒にいなかった?」
「ああ、あれは俺がリリーと一緒に
柘榴(ざくろ)
を探してて、合流したんだ」
と亮が口を挟む。
ロベルトは頷き、しかしなぜ自分が柘榴を探していたかは言わなかった。
「柘榴……あの赤毛の人ね?」
何かが光った――そこまでは覚えている。だが、それからのことはさっぱりだ。
「私たち、みんな気絶しちゃったんですけど、柘榴さんのお友達がここに連れてきたらしいですよー」
「巧は【缶詰】のせいで意識はあったみたいだけどな」
修が苦笑しながら補足する。巧は気絶する前にろっこんが発動し、身動きが取れないまま連れてこられたのだ。
「でも、どうしてみんな閉じ込められているの? 巧まで……」
「異端だから、だってさ」
寝そべったまま、けろりとした表情で武道が言った。
「“
琥珀(こはく)
”にどんな影響があるか分からないからとか、傍にいるだけで害があるとか、酷いこと言うよね! あの光くんに害があるように見えるか? 怒っていいんだぞ?」
最後の言葉は巧に向けてだったが、当人はますます小さくなっている。
「ある程度の状況は分かった……わ」
莉鳥は考え込んだ。
「いつまでもこうしていても仕方ないし、全員起きたことだし、いっちょ誰か呼んでみる?」
「どうやって?」
と美咲紀。
「こうやって」
武道は片目をぱちんと瞑って見せてから、声を張り上げた。
「おーいっ、関わったものとして何かちょっとくらい説明あってもイインジャナァイ? ダシテーダシテー! 今の時点だと、君たちは光くんや俺達を誘拐した犯人ってコトシカワカラナイヨー!」
「……やかましいのがいるな」
しばらくするとカツカツと靴音を響かせ、
翡翠(ひすい)
がやってきた。銀色の髪、切れ長の瞳、もう少し背が低ければど真ん中なんだけどな、とロベルトは思う。
「聞いてほしいんだけど」
莉鳥が発言の許可を求めるように手を挙げた。
「何だ?」
「私たちは“琥珀”のことはほとんど何も知らない。ただ、赤ん坊のときから世話をしていただけ。変なことを吹き込もうにも、事情も知らないのにやりようがないわ」
莉鳥は努めて冷静に話した。ちょっとやそっとで納得してくれるとも思えない。根気よく説得するには、感情的になっては駄目だ。
だが、翡翠は忌々しげに言った。
「それが問題なのだ。世話をしていた――傍にいただけなのが」
「どういう意味?」
「気づいている者もいるのではないか? あの方は傍の者の影響を受ける――だから、お前たちを近づけるわけにはいかない」
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2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月25日
参加申し込みの期限
2017年05月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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