this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
……何かがいる!《2》
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
悲鳴がしたとき、
柚瀬 玲音
は
曖浜 瑠樹
とともに家庭科室にいた。
びくっと体をはねさせて身を起こす。かぶっていた小さな鍋が、頭からすべり落ちて床でからんからん鳴る。
「い、今の……」
「うん」
聞こえたと瑠樹もうなずく。
「あの化け物に、きっとだれか襲われてるんだよぉ」
足が震えるくらい怖い。だけど聞いてしまったなら、助けに行かなくちゃ。
もちろん玲音も同じ気持ちだった。引き出しのなかから見つけたばかりのめん棒を引っ張り出して、具合を見るように握り込む。
別の引き出しには包丁が並んでいた。なぜかナイフやフォークは見つからなかった。
(あっちのほうが攻撃力は高そうなんだけど……)
1年生の玲音には包丁は大きすぎるし重すぎる。相手は木だし、たぶん振り回したところでスパッと切れたりしない。むしろ刺さった衝撃で手がすべって、指を切ることのほうがありそうだった。
あらためてめん棒をぎゅっと握る。
(うん。やっぱりこっちがいいんだよだよ)
「瑠樹おにーちゃん、準備できた?」
振り向くと、瑠樹はまな板を吟味しているところだった。
使い込まれた檜のまな板はこの木造校舎のように古めかしく黒ずんで、幅も2センチはある。この厚みはあの枝攻撃を防いでくれそうだ。しかし実際手に持ったときのずしりとくる重さは、走って逃げることを考えると、およそ向いていると思えなかった。
「プラスチックのだったら、もっと軽くて持ち運びやすいんだけどなぁ」
ため息がこぼれる。
迷っている時間はない。まな板の代わりに、大きめの鍋蓋を即席の盾に決めた。
「できたよぉ。行こう」
鍋をかぶって頭をガード、鍋蓋の盾とめん棒を握り締め、ふたりは廊下に出ると声のしたほうに向かって走った。
瑠樹について走りながら、玲音は考える。
(あの人間じゃなさそうだったヒトは怖いけど、ふたりで守り合えばいけるよね)
倒すことは考えない。とにかく助けて、逃げるのだ。
「……孝明おにいさん、無事かなぁ」
大切な白うさぎのぬいぐるみ、ラピちゃんに話しかける。
(おにいさん、もれいびじゃないみたいだし。心配だよぉ)
さっきの声は孝明の声ではなかった。孝明は校舎のどこかで無事でいてくれてるはずだと信じよう。
(きっと見つけるから、孝明おにいさんも、みんな一緒に元の世界へ帰るんだよぉ)
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
……何かがいる!《2》
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
寺岡志乃
前回シナリオ
……何かがいる!
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月13日
参加申し込みの期限
2017年04月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!