this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
満員?満開? むぎゅう
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
8
つぎへ >>
●才能と機械の狭間であっぷあっぷ
天才ゆえに朝は早い。
世界が、朝日が、
本条 小萩
ちゃんの姿を今か今かと待っているのを知っているためである。
「お待たせしました! 今日も小萩の超絶オリジナルクリエイトパワーは絶好調です!」
寮の自室でカーテンをシャーッと開けて(もはや同室の子もそれが目覚まし代わりかもしれない)、世界におはようのご挨拶をした瞬間から、小萩の脳内はもうフル回転を始めている。
顔を洗う時も、ご飯を食べる時も、まんが「スーパーレジェンド伝説ko-ha-gy」のアイデアが次々と溢れ出すのである。
一通り朝の儀式を終える頃まで、湧き出したアイデアを覚えておくくらい(自称)天才な小萩にとってわけはない。実際、好きだと思った物への記憶力は抜群に優れているのだろう。
とはいえ、早くメモらねば溢れ返ったアイディアの渦にさすがの天才の脳も、むぎゅうっと押しつぶされかねない。
ひと心地つけば、さぁいざ! スーパーマル秘ノート(※メモ帳)に今まで湧き出たアイディアたちを書きなぐっていく。これが休日の小萩ちゃんの日課なのだった。
しかしてその天才の日課にも、アクシデントは時に訪れる。
「ぬー、使い切ってしまいました」
悲劇! スーパーマル秘ノート(※メモ帳)が最期を迎えてしまった。
こうしている間にも、アイデアはまだまだ出てきている。このままでは小萩の記憶力でも、全部を覚えておくのは無理な気がした。すでに1つ2つ忘れ去っていることなど、些細な事だ(=自覚なし)。
なお、幼き日の電子レンジ事件以来、天才唯一の弱点と化しているのが機械類であり、今小萩が手書きのメモ帳を使っているのも一重にパソコンなどの機器に触れないためであった。
「そういえば」
小萩ちゃん、脳の奥底にしまわれた情報を思い出した。天才が無意識に記憶の底へ追いやる情報といえば、そう、ハイテク機器のことである。
何をどう間違ったのか、うっかり手に入れてしまった最新型の高性能スマートフォン。小萩は『これも才能に導かれてやってきた運命』と捉えて、返却することなどせず受け入れたのだ。
ハイテクゆえにメモ帳機能がしっかり備わっていたことを思い出して、鞄の中にしまいっぱになっていたスマホをがさごそ探した。
その手に握られ現れたのは、青と水色のグラデーション豊かな、貝殻やパールがアクセントに飾られた海のようなカバーを纏ったスマホ。
どこまでも深く、どこまでも広がる自身の才能をイメージして作ったスマホカバーを見ては、たとえハイテクであろうと小萩の手にかかれば! きっと、たぶん、出来るはず! などと勇気をもらって、スマホの電源を入れた。
「最初にお誕生日の番号を入れると動くんです。そこまでは知ってます」
0919、と指で触れる。
なお、お買い上げの際に店員さんは言っておりました。『予測されやすので、家に帰ったら設定し直してくださいね』と。
日々押し寄せるアイデアたちに埋もれて、すっかりその記憶は彼方に見えなくなってしまったが。よいこは気を付けましょう。
「次はメモ帳の絵を触ればいいのでしょうか? ふむー、それらしい画面が出てきました」
毎度おそるおそる触りつつも、どうにかここまでこぎつけた。
あとは文章を打てば……
字を書くには確か、ここで指を動かして……
スマホと格闘することわずか数分。天才は諦めという切り替えも早い。
「ぬー、だめです。小萩の思いつく早さで字が書けません」
ぱったり、と突っ伏した。
手書きと同じ気分で脳内に広がる言葉を、スピーディ且つ華麗に打とうとするも、実際はポチッ……ポ、ポチッ……と大変スローリーになってしまう。
慣れというもので解決するはずだが、小萩にとってハイテク機器は発火スイッチ付時限爆弾も同じなのである。
間違ったところを押して爆発したりしたら困る、と当たり前のように思考すれば、ケータイでのメモはすっぱりと諦めた。
「メモ帳を買いに行くのです」
すくっと立ち上がった小萩ちゃんの、潔く切り替わった脳内はこうである。
『小萩はすごいので、メモ帳を買いに行くまでにきっとまた別の新しいアイデアを思いつくので、今のアイデアは忘れちゃってもいいことにします』
ポジティブシンキング☆
お財布片手に、スマホは再び鞄の奥へしまわれて、スキップで外へと繰り出す小萩であった。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
満員?満開? むぎゅう
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月06日
参加申し込みの期限
2017年04月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!