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「朝長くん、こっち!」
肩で深く息をしながら、
橘内 みちる
は走る。手を引いて懸命に『安全地帯』を探すみちるは殺人鬼に1度殺され済なのだという朝長 夜空を救うためにと奔走していた。
「ま、待って。お荷物になるから、置いて行って……!」
「だいじょーぶ。あたしが護衛するけん、力を貸して!」
目指すは情報収集に主要な施設。何かしらの情報があれば殺さずに状況を打破できるはずだと彼女は踏んでいた。
ダイヤモンドゲイザーを使用し、襲撃を回避し、護身用の銃を離さずにみちるは只、只、走り続けていた。
彼女の脳裏には、『先程』の光景がこびり付いている。
重要な情報を話すことが出来ない夜空と共に情報を得ると走るみちるは殺人鬼とエンカウントしていた。
唐突に『目の前へと現れた殺人鬼』の姿をしっかりとその両目で確認してからみちるはバリアを張り、相手を転ばせることで逃げ出す糸口を見つけた――見つけたのだが。
「危ない!」
夜空の声にみちるが顔を上げれば、殺人鬼は身を起こし捨て身で飛び込んできていた。
その大きな体に小さな少女では飛び付かれると何の対処もできない。
「……みちるさ、」
庇うために走り出した夜空に気づき、もう一度死を味わう事はないとみちるは「朝長くん!」と声を張り上げた。
「こっちに――こっちに来るなぁぁぁぁ!」
発砲音が響き、殺人鬼の方を貫通したそれ。
みちるの腕がびりりと痺れ、その衝撃にぺたりと尻もちをつく。
怯んだ殺人鬼を確認し、みちるを支えた夜空は「逃げないと」と震える声で彼女へと告げた。
「ぁ……い、いこう……」
口を何度もぱくぱくと動かしてみちるは立ち上がる。震える肢を勇気づけてみちるは夜空の手を引いてそのまま走り出した。
殺してはいない、けれど人を撃ったというその事実だけが重たくて、恐ろしくて。
「……みちるさん、あっちだよ。あっち、図書館って看板に書いてるから」
脳裏に過った光景にみちるが唇を噛み締めれば夜空は僅かに俯く。
殺さなくていいならば、殺さない。救えるなら救いたい。そう思うみちるは夜空と共に図書館へと逃げ込んだ。
静まり返った空間は安全地帯なのだろうか、冷たい空気を感じさせる。
ずるずると座り込み銃を取りこぼした彼女はゆっくりと俯いた。
「……みちるさん」
「……大丈夫、大丈夫」
自衛隊だって銃を使う事もある。それが守るための手段だという事を知っている――それでも、それを使うには早すぎた。
怖い、怖いと体が震えている。涙が滲むがそれを是としていることができないのだとみちるはゆっくりと立ち上がった。
「図書館には入れたけん、ここで情報収集ったい。何か重要なこと見つけたら市役所を目指そう」
記憶の中の自衛官のようにふるまって、彼女はへらりと笑う。
ここに誰かが来たってバリアで『救って見せる』。ダイヤモンドより硬い意志を持って、全てを救うのだと決めているから。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
日下部あやめ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月07日
参加申し込みの期限
2017年04月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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