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\ オーバータイム!/
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深紅の頁
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ピコピコと軽快な音楽が鼓膜を擽った。
何処からともなく聴こえる其れは世界で何か一つの『動作』を取るたびに自分の行動に『効果音』が存在する異様な空間はドット絵で形成されていた。
手にした赤い本。拾い上げたそれは宛らゲームのコントローラーの様だったと
サキリ・デイジーカッター
は掌を閉じて、開いてを繰り返した。
ぐ、と握り込んだ拳には確かな感覚が存在している。
開いて、閉じて。
開いて、閉じて。
肺いっぱいに吸い込んだ空気は通常の寝子島とは何も変わらない――いや、『綺麗すぎる』のかもしれない。
「妙な世界に召喚されてしまったね」
銀の髪を凪ぐ風の柔らかさと、感じることのない匂いに表情を僅かに曇らせたサキリは愛らしいかんばせを歪める。穏やかな少年の表情の向こう側、口元に湛えた笑みの意味は彼の『裏側』を知る者しか把握していないだろう。
先ずは情報収集を始めよう――悪趣味な世界で最初に得た情報は奇妙なサイレンと『エンカウント』の文字だった。
「あ――」
目の前で二分割されたのは本来されるべきではなく、本来される筈のないものだった。
白い肌に腕と足の生えた人間と言う物体はいとも容易く二つに分かれる。赤い液体が周囲に散らばり、倒れていく少年の瞳が確かにこちらを見ていたと
千歳飴 楓子
は認識した。
「あーこれはやばい」
ど、ど、と胸の中で鼓動が音立てる。その状況がゲームの中ではなくリアルなのだと認識したと同時に楓子はすくりと立ち上がった。
「これはまずいな。うん。逃げよう」
村と書かれた看板を見据え全力で走り出した楓子は背後で武器を握りしめた殺人鬼の存在をその両眼でしかと認識していた。
(あの殺人鬼も楓子と同じ、突然呼び出されたプレイヤーか?)
考えながら走ると足が縺れ、疲れに胸が上気し続ける。ヒューと喉の奥から漏れた息は疲れと戸惑いが交じり合っていた。
楓子が夜空の様子を眺めている限りで得た情報は幾つもある。
ひとつ、この世界から抜け出すには『けいけんち』を集めてレベルアップをするか殺人鬼の正体を突き止める事。
ひとつ、『けいけんち』を集めるためには人を殺さなくてはいけない。
ひとつ、この世界ではプレイヤーは死ぬことはできない。
その呼び名から自分がプレイヤーと呼ばれる存在であることは理解できた。
理解はできたのだが、考えながら走る事は疲れて仕方がない。今は一先ず、後で考えるとしようか……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
日下部あやめ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月07日
参加申し込みの期限
2017年04月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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