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●ループ:05・九夜山の対クローネ戦……イリュージョンランド(3)●
【ミラーメイズ:最奥部】
奪還したテオを連れて廃墟の遊園地へと逃げ込み、鏡の迷路の奥に身を潜めた
飛吹 蓮太郎
、
恵御納 久隆
、
呉井 陽太
、
新江 天懸
、そして
獅子目 悠月
と
水上 桜
の6人だったが、追ってきたクローネLに彼らは容易く発見されてしまった。
『あら、もう隠れんぼは終わりかしら〜?』
「うわっ、あのイラッとくるカラス……!」
合わせ鏡に映し出された幾羽ものクローネを見て、さっそく
水上 桜
が不快感を露わにする。そのカラス達が同時にニタァと嗤い、中心にいる本物が、すかさず両翼を広げて、羽根を発射する構えを取る。
その射線上で、「やろうっての!?」と拳を振り上げている桜を背中の後ろに庇いながら、
恵御納 久隆
が全員に叫ぶ。
「皆! 早く新江君のガラスドームに退避を!
飛吹さんはテオを離さないでくれ!」
カマクラ状の新江のガラスドームは出入り口が開いた構造だったが、中ではすでに
獅子目 悠月
が、ろっこん【Holly Knight】で2重の障壁を張っている。暴れる桜をその入口から押し込みながら、久隆もその穴を塞ぐように巨体を盾にして仁王立ちになった。
「この身を張ってでもテオを守る……!」
「テオくん、ちょっと息苦しいかもしれないけど我慢してくれよな!」
一方で
飛吹 蓮太郎
は、脱いだ黒ジャケットでテオをくるんで、その胸にしっかり抱きかかえている。自身の障壁内に入った、久隆以外の全員を見ながら、獅子目はその高く澄んだ歌声を張り上げる。クローネに見つかってしまった以上、もう小声で歌う意味はない。
獅子目の役目はシンプルだ。テオを、そしてこの場にいる全員のろっこんの暴走を防ぐこと。
すでに新江も蓮太郎も呉井も桜も、クローネによって能力を1度暴走させられている。けれどもそれは、まだ獅子目がこの場にいなかった時の話だ。
(この俺が来たからには、必ず皆の暴走を防いでみせる。
守る為に使おうとしている力を、今度こそ誰も利用されない様にッ!)
一方、実体を失ってしまっている
小山内 海
、
桜庭 円
、
宮祀 智瑜
の3人も、ガラスドームの籠城組とクローネとの間に、幽体の身で割って入っていた。その1人、
宮祀 智瑜
がクローネを真正面に見据えて言う。
「テオの想いを、無駄にはしません。
私だって、テオを助けたいんです……!」
『またあんた? うるっさいわねぇ〜、目障りなんだけどぉ。
目の前をウロチョロするぐらいしか能がないくせに、
守るとか助けるとか、出来もしないコト言ってんじゃないわよ!』
クローネのその迫力と剣幕に、思わず智瑜は気圧されそうになる。事実だから尚更だ。確かにクローネの言う通り、物理的な干渉力のない今の智瑜たちは、クローネに触れることすらできない。ろっこんも使えない、鏡にすら姿が映らない、不確定で無力な存在。それでも智瑜はクローネに言う。
「それでも、テオはみんなを、この世界のフツウを守ろうとしてたから」
「だから今度は、私達の番」
「私達がテオを」
「守る番なんです……!」
ハア?って顔のクローネに1歩も怯まず、智瑜が宣言する。四方の合わせ鏡にパアァ……と映し出された何人もの智瑜が、クローネを囲んで同じ台詞を言う。
「アレ? おーい! そこの透けてた奴ら!」
真っ先にその変化に気付いたのは、ドームのガラス越しに様子を見守っていた、
新江 天懸
だ。
「お前ら、ちゃんと鏡に姿が映ってるぞ! もう身体も透けてねえぞ!」
エッと3人が、互いの顔を見合わせる。半信半疑の
桜庭 円
が、智瑜の右の胸に手を伸ばしてみた。ふよん。
「きゃっ!?」
「大っきい……本当だ! 触れる!(確信)」
小山内 海
も智瑜の左の胸に手を伸ばして、たゆゆん。その感想をスケッチブックに大書する。
『おっきいの うらやましい あとさわれるね』
「2人とも、へっ、変な所で確認しないでくださ〜いっ!」
智瑜がばってんに胸を押さえて、涙目で抗議する。けれども智瑜のセクハラ被害のおかげで、全員の実体が戻っていることが確信できた。海と円が智瑜を巻き込んで、ハイタッチで互いの手を打ち合わせる。ぱちん☆と音が鳴る、その確かな感触!
「やったあああああああ! 元の身体に戻ったーーーーーーー!」
円が大声で話す。
「入学式の時のボクらを、誰かが救ってくれたんだ!
過去の事実が書き換わったから、こっちの時間軸でも、
ボクらの肉体が復活したんだよ。幽体になってた他の皆も、きっと今頃……!」
対照的にクローネの方は、愕然と目を見開いて、
『まさか? 何でよ? 最後の最後で……校舎の落下を止められるなんて!』
クローネは、別のループにいる自分とも記憶を共有している。その光景を目撃した過去の自分の記憶が、こちらのクローネにも還元されたのだ。わなわなと身を震わせる彼女、
パリィィンン!
すると突然そのクローネに向かって、幾つもの光のカケラがまっしぐらに襲い掛かった。
『ちょ!?』
慌てて羽ばたいてそのカケラを避けたクローネが、「あだぁっ!?」と今度は上の天井にしたたかに頭を打ち付ける。痛みにキーッ!って金切り声を上げながらクローネが、たった今攻撃が来た方向を睨み付けると、ペンを握った海がそこにいた。海がミラーメイズの鏡を叩き割り、その破片をろっこん【アクセラレイトライン】の軌道に乗せて、射出したのだ。
すでに並行する幾本もの線を空中に引き終えた海が、傍の鏡を次々に叩き割る。パリン、パリン、パリリリリリィンン!
(肉体を元通りに取り戻して、ろっこんも使えるようになった。
これで私も戦える……さあ、ここからが本番だよ!)
激突、らっかみクローネVS
小山内 海
ドドドドドドドッ。加速させる線のカタパルトに乗せて、次々と海が撃ち出す鏡の破片を、慌ててクローネが躱す。しかし翼や頭をまたあちこちにぶつけ、そのたびに「キーッ!」と癇癪を起こすクローネ。飛ぶことはできても、この狭い場所ではどうにも小回りが利かないのだ。合わせ鏡に映される像の錯覚で、遠近感まで狂ってしまう。
(うん、いける!)
ガラスの弾丸を連射しながら、一方の海は確信を持つ。
(この迷路ならクローネの飛行を制限できるし、
弾が尽きても、すぐに弾丸を補充できるね……!)
地の利はまさにこの自分にある。さらに鏡を割って弾数を増やし、攻撃を分厚く、より広範囲に広げる海に、頭にきたクローネがバッと両翼を広げて対抗する。
『調子に乗るんじゃないわよ、このどちびッ!』
ズダダダダダダッ! フルファイヤーでこれでもかと放たれる羽根の機銃、けれども鋭利なガラス片は無数の羽根を容易く切り裂き、黒い弾幕を次々に突破して、らっかみの身体に傷を付けていく。
『くっ、この! このこのこのこのこのぉっ!』
「オイ、マジかよ……クローネが押されてるぞ」
ガラスドームの中で新江が、あんぐりと口を開けて言う。その隣りにいた桜が外を指差し、
「あっ、でも危ない、あれ!」
僅か2本きりだが逆に鏡片を掻い潜り、唸りを上げて海の眉間と、喉へと迫る羽根手裏剣。片方だけでも被弾を許せば、たちまち海のろっこんは暴走だ。
けれどもサッと海のペンが2度閃くと、書道の払いのような美しい軌跡で、その羽根が海の目前で分かれて、右と左に逸れていった。加速させる線による、攻撃回避。
『キーーーーーーーッ! 何で当たらないのよぅ!?』
「凄い……すごいですね、海さん……!」
敵の攻撃にも1歩も退かず、切り裂く弾の数と、線の本数をさらに増やして、クローネを追い込んでいく彼女の猛攻に、智瑜が感嘆の声を上げる。さっきまで無力な幽体だった、その鬱憤を晴らすかのような、凄まじい攻撃だ。ほんのつい数分前まで、自分たちはクローネに追い詰められていた筈なのに、今はもう完全に立場が逆転しているではないか。
「あら? でもそういえば、円さんは……?」
いつの間にか彼女の姿が消えていることに気が付き、智瑜がキョロキョロと周囲を見回す。海たちの攻防に気を取られていたけど、円はどこへ行ってしまったのだろう?
その一方で、このフィールドではどう足掻いても、海には敵わないと見て取ったクローネが、尻尾を巻いて迷宮の入口の方へと逃げ出した。
『あ、後で必ず、吠え面かかせてやるんだから!
あんた達、覚えてなさいよぉ〜!』
【ミラーメイズ:入口付近】
(外に逃げられたら、こっちの有利が失われちゃう!)
海もテオ達のいるガラスドームを後にして、すぐにクローネの後を追う。
クローネは迷路で何とか海を撒こうとしたけど、先ほどの攻撃で彼女は傷を負っていたから、血の跡を辿れば追跡は容易だった。クローネが何度も苛立たしく後ろを振り返り、
『しつこいわね! でも、あともうちょっとで外に……!』
「駄目ッ、この先は通さないよクローネ!」
(あっ、円ちゃんだ!)
まさにその迷路の出入り口から飛び込んできた友達の姿を見て、ぱっと海が顔を輝かせる。ちょうどクローネを海と挟み撃ちにする位置取りになった円は、手に何か自作の武器のような物を持っていた。クローネに向かって突進しながら、その円が叫ぶ。
「もう怪我なんか気にしてる場合じゃない、
ここからは、正面からの殴り合いだ!」
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鈴木二文字
前回シナリオ
<三羽烏の襲撃2の2>ループ世界に囚われ、無限ループ中です
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
バトル
動物・自然
定員
50人
参加キャラクター数
47人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月11日
参加申し込みの期限
2017年06月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月18日 11時00分
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