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<三羽烏の襲撃2の3>寝子島高校が空に浮上しました
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●ループ:05・寝子島高校の入学式……講堂(4)●
【講堂:ステージ〜1階席】
校長のお話中にステージに乱入した女子生徒とはもちろん、あの
青山 絢
だった。
「いい加減にしろ! お前の話は無駄に長すぎるんだよ!
さっきから何度も同じ話ばかりしやがって!
第一シトラス・ガムダンってなんなんだ?」
とマイク片手にぐいぐい詰め寄り、自分を糾弾してくる新入生に、ぽかんと目を丸くするしかない校長先生。見た目はいたって穏やかで大人しそうな少女が、いきなり凄い面相で喚き始めたのだから、迫力がある。もちろん逆ギレしてみせているのは演技で、これは絢の本心なんかじゃないのだけど。
「なにかにつけてシトラス・ガムダンがどうこう、
他人の言葉をパクッて気の利いた話をしてるつもりか?
ちっともおもしろくないんだよ! つまらなすぎて眠気すら起きんわ!
いちいち******を*****んじゃねぇよ、この老害ジジイが!」
しつこいようだが、こんなことを言うのも、断じて絢の本心じゃない。絢が敬愛してやまない校長先生に、面と向かってこんな酷い言葉を投げ付けるなんて、とっても心が痛む。けれどもこうやって自分が注目を集めている隙に、脱出組がこの講堂から脱出できるなら本望だ。
一部放送禁止用語級の表記不能な言葉につき、伏せ字にせざるを得ませんが。
「だいたい****は毎回毎回、*********で**が無さ過ぎるんだよ!
おかげでこっちは*****で****を***きゃいけなくなって、いい迷惑だ!
***の***とか**を******があったら、
*******を*******やがれ、この****野郎!」
本心じゃ……もういいか。
そして絢にあんまりひどいことを言われた校長先生が、壇上でおんおん泣き出しちゃった。
「おお〜〜ん、あ〜んま〜りだ〜」
「あっ……ご、ごめんなさい。その、まさか泣くとは思わなかったわ(おろおろ)」
ハッと素に戻って狼狽えてしまう絢の前に、吉田先生が血相を変えて壇上に駆け登る。
「お前ぇ! ウチの校長先生を泣かすとは、
いったいどういうつもりだ、このバカタコがー!」
「うるせぇこのクマゴリラ!」
本心……。「ク、クマゴ……ウガー!」逆上して、絢に向かって襲い掛かってくるクマゴリラ先生。すると今度はその目の前と足許を、サッと2羽の鳥が横切り、壇上で先生を転ばせた。
「えっ? カラスと……それにスズメ?」
講堂に紛れ込んだ野鳥か何かか、と絢の方は思ったが、もちろんこれは
山田 勘三郎
と
春山 小枝
の2人だ。カラスの山田の方は、倒れたクマの上をからかうようにぐるぐる飛び回り、慌てた他の教師が壇上に上がってきた頃合いを見て、小枝の方に声を掛ける。
『後は俺らで、先生たちを引き付けといてやるから!
春山はこの辺で切り上げて、早く自分の身体に戻れ!』
『うん、分かったっ。青山さんも、ありがとだよ!』
不思議そうな顔をしている絢の頭上をピチクリ鳴きながらひと回りすると、スズメ小枝はダッシュで自分のクラスの列へと向かう。ヨダレをたらして寝こけている、本体のパイナップル頭に両脚で掴まると、
『えいっ、えいっ! 起きて! 私!』
自分の頭をせわしなくつつき、ビクッとその本体が目を開けた途端、吸い込まれるように小枝の意識が身体に戻った。驚いて逃げていくスズメに続いて、小枝もふらつきながら立ち上がり、
「う、まだ眠い……けど、脱出……」
席の間を縫って、小枝は講堂の後ろの方へと走る。けれども、すぐに2階席から鋭い声が飛んだ。
「どこへ行く、そこの新入生! 丸見えだぞ!」
また海原生徒会長に見つかったのだ。もちろん小枝は足を止めずに、必死に走る。
(わーっ、でもどうすれば!)
「もう、何言ってるんですかぁ、茂先輩!」
その時、また別の場所から声がした。
志波 武道
だ。捕まった武道が、2階席に声を掛けたのだ。
「今日の騒ぎもこれ全部、茂先輩の企みじゃないですかぁ!
やだなぁもう! 他人の振りしないでくださいよぉー!」
「な、何っ……!?」
(茂先輩、ゴメン!)
機転を利かせた武道のアドリブで、海原が目に見えて狼狽え、この隙にスタコラと逃げていく小枝。
さらに、武道を取り調べ中の桐島先生まで「何だと?」と海原の方を見上げ、一瞬武道から注意が逸れた。
「よし今だ!」
ダッと走り出す武道、騙されたことに気付いた先生がすぐに追おうとするが、今度はその横から
李 小麗
が先生に泣きついた。
「しゃおりー、花粉症になったのだ〜ティッシュ下さいなのだ〜!」
と小麗はこれ見よがしに大きなくしゃみを連発して、先生をその場に釘付けにする。
「こっ、こら。離しなさい!」
さらに一緒に捕まっていた
恵御納 理沙
まで、
「あら、延長戦かしら? なら私も、こっちよウフフ〜☆」
と別方向に踊りながら走り出し、桐島先生を混乱させる。こうした撹乱組の支援を受けて、武道は無事に講堂からの脱出に成功!
また、ステージ上を飛び回っていたカラスの山田も、教師達に散々手を焼かせてからわざと捕まり、窓から放り出されてすんなり脱出に成功。
一方、1階席を走る小枝には、今の騒ぎの間に、隣りのクラスの
上下 左右
が合流していた。
「上下と申します、サポートしますわ〜」
とろっこんを使って、パイプ椅子と椅子の間の間隔を少し空け、スムーズに通り抜けしやすいようにする。こうして最後の2人、小枝と左右も講堂からの脱出に揃って成功!
【講堂前:北校舎&南校舎跡地】
『カ〜〜!(お先に行ってるぜ! 春山、上でまた会おうな!)』
窓から外に出たカラスの山田は、ひと言そう鳴いてそのまま上空の校舎へと飛んでいく。
一方、小枝と武道と左右の3人は、講堂の外に出た所で合流したけど、山田と違ってこちらは上空に行く手段が無かった。
「荒太郎くんがいない……しまった、脱出が遅れすぎたか」
武道も小枝も、雨崎の念力で空に運んでもらうことを考えていたのだけど、雨崎は第1陣の面々を送り届けており、すでに近くにはなかった。けれどもそれを聞いていた左右が、横から2人に助力を申し出る。
「それならば、私にお任せくださいな。
私のろっこんで、先輩方を運べると思いますわ!」
さっき講堂でも少し使っていた、左右のろっこん【Close to you】は、2つの物体同士の間隔を【空け】たり【詰め】たりすることができる能力だ。
左右は2人に近くのベンチに座ってもらい、その前でステッキを地面に打ち付ける。するとベンチが音もなく浮き上がり、直上に見える校舎へ向かって、そのままスルスルと上昇し始めた。小枝がベンチから身を乗り出して、
「わわっ、エレベーターに乗ってるみたい!」
「そのベンチと、浮上中の校舎との間隔を【詰め】てみましたわ。
そのまま暫く座っていれば、あの校舎までたどり着けると思いますわ〜」
そう言いながら左右が、上昇するベンチに向かって手を振る。武道がその様子を見て、
「おろっ? 左右ちゃんは、上の校舎には行かないんだ?」
「ええ、私はこのまま地上で待機していますわ。
まだきっとお役に立てることも、あると思いますので〜」
そか、と納得して武道たちが礼を述べ、後は上昇していくベンチに身を任せる。左右もその2人を見送りながら、「ご武運を!」と大きな声で、彼らの無事と成功を祈るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
前回シナリオ
<三羽烏の襲撃2の2>ループ世界に囚われ、無限ループ中です
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
バトル
動物・自然
定員
50人
参加キャラクター数
47人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月11日
参加申し込みの期限
2017年06月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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