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星の降る夜<夜の散歩>
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「曇りだと、聞いていたけれども……」
今日は、
青山 絢
が密かに楽しみにしていた流星群の観測日。
しかし、テレビは今日は曇りと告げていた。書かれていたねこったーの内容を眺めながら、不思議そうに首を傾げる。
『今日は雨降ると思ってたのに、めちゃくちゃ空キレイ!』
目に飛び込んだ何気ない一言に、絢は半信半疑に部屋からベランダへと軽く身を乗り出した。
「……」
絢は目を見開いた。
雲が、くり抜かれたかのように突き抜けている。
寝子島上空にだけ出来た穴から、はっきりと光瞬く星が覗いていた。
「これは……」
星空の光が既に滑り始めている。大規模というのは本当のようで、星が流れる様子は、まるで天の川をのようだった。
これを逃す手はない。絢は自分のカメラを天体撮影用に設定し直すと、この夜空を写真と記憶に収めるべく外の街へと足を向けた。
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同時刻、旧市街猫鳴館にて。
流星群を見るにあたり外はまだ少し冷えるかもと、
綾辻 綾花
は淡いラベンダー色のパーカーを羽織って寮を出た。
しばらく歩くと、塀の上で一匹の猫……テオが丸くなって目を閉じているのを見つけた。
「テオが眠っているなんて、珍しいです……」
綾花は呟きながらそっとテオに手を伸ばす。日常、触らせてもらえないテオの毛は、触れればとてもしっとり且つなめらかだった。
「……」
極上の毛並みに、どきどきしながら綾花が触っていると急にテオが体を動かした。起こしてしまっただろうかと心配した瞬間、
『うおぉ……髭引っぱんじゃねぇ、ののこぉ……!』
「うなされて、いますね……」
綾花はテオを起こそうと試みたが、一向に目を覚ます様子がない。
仕方なく、テオの寝言が落ち着いたのを確認してから、綾花は後ろ髪を引かれるようにその場を後にした。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
今日は少し足を伸ばして、星ヶ丘マリーナで夕暮れ時の中、刻々と様変わりしていく深く青い海の絵を描いていた。
その為、今日は空がとても綺麗に晴れていることを、
小日向 奏
は知っている。
「本当に、星が綺麗に見えますね……」
深い夜が取り巻く中で、歩きながら奏は夜空を見上げた。
奏は星が好きで、今もバッグの中には星形のグッズが入っている。そのような奏にとって、この流星群を見ることは十数年の悲願とも言えた。
そして、奏の期待に応えるように、星が少しずつ降り始める。
「……綺麗……」
立ち止まって感慨深く星を眺めて。すると奏の脳裏に閃きが走った。
「そうだ、ろっこん……」
奏のろっこんは、使う時と場所なども限られた、とても限定的なものである。
気付いた──今ならば、その条件を全て満たしている──
「ちょっとぐらい使ってみても、い、いいですよね……!」
緊張しながら辺りを見渡せば、丁度その場には全く人が見当たらない。
「えへへ……それじゃあ、さっそく──」
──が、その直前。
人でも車でも無い、二本足の小さなウサギっぽい存在が、いつの間にやら道のあちこちにいる事に気が付いた。
「んんっ!?」
奏の喉から思わず変な声が出る。
それに反応して、ウサギっぽい何かは一斉に奏を見た──
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
「良い星空ですよ、シュー君!」
「ああ、これなら美咲紀の言う通り来て良かったな」
切っ掛けは、やはり十数年に一度の大流星群。
事前に調べた二人はその日に、九夜山でのキャンプ予定を立てていた。しかし、当日は重たい曇り模様。
その為、島には馴染みの深い九夜山とはいえ夜に雨でも降った際の有事を懸念した
八神 修
に、
椿 美咲紀
は必死の説得を試みた。
少しでも『星空が見えそう』となれば、登ってみたくなるじゃないですか。
もし雨が降ってきても、それはそれで『サバイバル訓練っぽくて』アリじゃないですか。
美咲紀は頑張った。登る理由に『そこに山があるから』レベルの説得をもってして、修に訴えかけた。
対して、修も『見知らぬ山で夜の雨に降られるよりは、まだ安全な九夜山でなら』と折れた。
そして、移動途中の今に至る──今、この場での人気の無い星空は、今は美咲紀が勝ち取ったものと言っても過言ではなかった。
「それにしても本当に綺麗なのです。これで展望台付近まで行ったら、きっともっと素敵だと──あ、もう始まってしまっているのです! 流れぼ……」
こつん。
言葉途中である美咲紀の頭に、一つの不思議な玉が落ちてきた。
美咲紀が反射的に拾い上げると、それは虹色に代わる代わる違う色を広げている、とても軽い玉だった。
「ん? 何なのでしょう、これ」
「あ、ひとだよ。ねぇ、それぼくにちょうだい。集めてるんだよ」
突如、声のした方へ二人同時に振り返る。
そこにいたのは、二本足で大地に立つ兎のような生き物の群れだった──
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月19日
参加申し込みの期限
2017年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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