this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
僕を遊びに連れてって!
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
3
巧はきょとんとした顔をしている。
「え? でも光は全然気にしてないですよ?」
「光はそうでも、椎井の方はそうもいかない。……あいつ、結構辛い目に遭っててさ。小学生のときに名前が変だってからかわれて、それがいじめになった。俺がいるときは椎井をなるべく守ってたけど、目が届かないところで陰湿にやられてた。ある日遂に耐えかねて、いじめてた奴を殴って……そりゃあ大変だったんだ」
「ど、どうなったんです?」
「エンタメじゃないんだぞ」
「そりゃ、分かってますけど」
巧は不満そうだ。そういえばこいつもいじめられっ子だったな、と雅樹は思い出した。自分が取らなかった――いや、取れなかった道について、知りたいのかもしれない。
しかし雅樹は肩を竦め、
「悪いが、その後のことは省略させてもらう」
「そんなあ」
「あいつの気持ちも考えろ。俺が今話したことだって、椎井には言うなよ?」
「それは、まあ……はい」
それでも、ここで話を終わらせたらあまりに不完全燃焼だと思い、雅樹は続けた。
「多分、光を叩いたときにこう思ったんだろうな。悪いことをしたのを口実に、感情のはけ口を光に求めた、と。私は自分を苦しめた奴と同類じゃないか、と」
巧は莉鳥を振り返り、それから光にまた視線を戻した。武道の吼える声と光が嬉しそうに逃げ惑う声が聞こえる。追いかけっこをしているらしい。
「何をやっても、悪い風に思っちゃうんですよね……」
「え?」
波の音でよく分からず、雅樹は訊き返した。いえ、と巧は呟き、
「……でも光は、椎井さんのこと好きですよ」
「そう思うか?」
そうなら救われるな、と雅樹は思った。
「おーいっ、二人もこっち来ないかー?」
「来ないかー?」
武道と光がぶんぶん手を振っている。雅樹が怒鳴り返した。
「どうせならマリーナとか行かないかー!? って、二人とも砂だらけ!?」
いつの間にか城作り、更に砂のかけっこに移行したらしく、頭の先から爪先まで砂まみれなのが離れたところからも分かった。
「ああああ、大家さんに叱られるかも……」
「待て。何とか考える。てかこれだと、電車にもバスにも乗れないぞ!?」
「二人ともーっ、どうしたーっ?」
「どうしたーっ?」
「どうしたじゃないだろっ!」
靴に砂が入らないように脱いだ雅樹を見て、光が喜びの声を上げた。続けて、期待に満ちた目を巧に向ける。
ああ、と巧は嘆息した。どうやら一緒に遊んでやらなければ、納得しないらしい。
渋々と海へ向かう二人を、莉鳥は目を細めて眺めていた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
僕を遊びに連れてって!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
前回シナリオ
迷子の少年とボヤ騒ぎ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月14日
参加申し込みの期限
2017年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!