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寝子島高校
僕を遊びに連れてって!
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旧市街寝子島神社の近く。そこに
新田 亮
の父親の実家はあった。今は亮が、
リリー
という少女を住まわせている。
といっても、リリーは亮の恋人でも何でもない。彼女は(自称)異世界からやってきた戦士だ。理由としては右も左も分からない寝子島での生活を心配した親切心半分、彼女を見張る目的半分といったところか。
亮は未だ、リリーの話を信じたわけではない。
リリーの言うところによれば、彼女は自分たちの世界を滅ぼそうとした男――
琥珀(こはく)
――を追ってきた。
その琥珀は、なぜか赤ん坊にまで若返り、亮と同じ寝子島高校に通う
東門 巧
の元に身を寄せている。
光(ひかる)
と名付けられた赤ん坊は、あっという間に六歳児まで成長し、周囲の物を破壊する能力を有している。この能力は、琥珀と同じものだ。
これだけ聞けば、なるほど光と琥珀は同一人物であろうが、しかし、あの子がもれいびである可能性も少なからず残っていると、亮は考えている。
「おーいっ、いるかー?」
勝手知ったる我が家ではあるが、仮にも相手は女性である。亮は毎回、声をかけながら家に入る。
リリーは、居間で何やら気難しい顔をして座っていた。
「食料、持ってきたぞ。後、着替えも。……ま、あんまり期待はしないでくれ。母ちゃんのお下がりだから」
サイズも年齢も合わないが、自分のジャージよりはいいだろうと、母親に頼んで貰ってきた。自分のお下がりをどうする気なのか、亮の母は首を捻っていたが、説明が面倒なので早々に逃げ出してきたのだった。
「……リリー?」
呼びかけられ、リリーはハッと顔を上げた。
「いつ来た?」
「さっきからずっと声かけてたのに、気づかなかったのか?」
「すまない。考え事をしていた」
「いいけどな」
亮は肩を竦め、冷蔵庫に品物をしまい始めた。電気代を考えると、いずれリリーのことを親に話さねばなるまい。或いは、全て自分の小遣いで賄うか。――出来るかな、と自分の貯金の額を考えてため息をつきそうになる。
「そういえばさ、最近、ボヤ騒ぎがあったんだ。知ってるか?」
「ボヤ騒ぎ……?」
「ニュースでもちょっとは言ってたと思うけど、見てないか?」
ネットの使い方はさっぱりだが、テレビとラジオにはいたく感激された。リリーは家にいる間中、テレビかラジオ、もしくは読書することで時間を潰していた。
「ああ、そういえば、火事が多い、と」
「ローカルニュースで言ってたろ? 物騒だよな。どうもネットの噂じゃ、赤毛の美少年が犯人らしいんだが」
「赤毛……?」
リリーの声音が変わったのに気づき、亮は顔を上げた。冷蔵庫の扉を閉めると、
「心当たりあるか?」
「ある……まさかとは思うが……それは
柘榴(ざくろ)
かもしれない……」
「柘榴?」
「琥珀の部下だ。いや、仲間か。どちらにせよ、忌まわしき力で私の世界を破壊した」
「火を使うのか?」
リリーは頷き、厳しい目つきで続ける。
「どうやってこちらに来たかは分からんが、もしもそれが柘榴なら、他の仲間も来ているかもしれん」
亮の顔から血の気が引いた。
「何人いるんだ? 琥珀の仲間っていうのは」
「五人。
翡翠(ひすい)
、
藍玉(らんぎょく)
、
瑪瑙(めのう)
、
雲母(きらら)
、それに今言った柘榴を入れて五人。琥珀を入れると六人だ。人数が減っていなければな」
それは即ち、自分たちの仲間が敗れている可能性を示している。リリーの口調は苦々しい。
「どうもここ最近、琥珀に似た気配をもう一つ感じていた。そうか、柘榴が来ていたか……」
「正確な位置が分かるのか?」
いや、とリリーはかぶりを振る。
「大体のところだな。それに琥珀と柘榴の区別はつかん」
「なら、話は決まりだ」
亮は床に手を突いて立ち上がった。怪訝な目で、リリーが見上げる。
「柘榴探しだ。ボヤ騒ぎの犯人は見つけなきゃいけないし、そいつが本当に柘榴なら、琥珀たちの戦力を削げるぞ」
「なるほど……だが、危険だぞ」
「見つけたら見張るだけにして、こっちも仲間を呼べばいい。違ったらさっさと取り押さえるだけだ」
その際、リリーの剣技を見ることが出来れば、将来、敵に回ったときに役立つだろうと亮は思った。
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担当ゲームマスター
泉 楽
前回シナリオ
迷子の少年とボヤ騒ぎ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月14日
参加申し込みの期限
2017年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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