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【ホワイトデー】煌燦-KiraKira-ホワイトアイランド
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● 寝子ヶ浜海浜公園~幕間
ステージを降りたののこは、改めて修とハイタッチした。
「楽しかったよー。声かけてくれてありがと!」
「こちらこそ。お疲れ様。ああ、それと……」
「バレンタインのお返しを渡したかったんだ」
修はののこに、
『猫さんお魚さんサブレ』
を渡した。サブレは大きめサイズで郵便ハガキほどもある。お手紙を書いて切手を貼ってポストに入れたいくらいだ。
「ありがとー!
バレンタイン
、楽しかったよねー」
ののこはバレンタインのときに、あおいと一緒にたくさんの友チョコを用意して配ったのだが、そのとき修も手伝ったのである。
「ああ。俺もああいうのははじめてだった。配るの楽しかったなあ」
「そうだったね。今思えば、私、寝子島に来て、あーんなに友だちできたんだね。なんかすごいや!」
「そうだな。今後ともよろしく」
「こちらこそ!」
修はののこに手を差し出す。ののこは修の手を握り、固い握手を交わし合った。
「じゃあ、俺はこの後のステージの写真を撮りたいからこれで」
「新聞部の活動だね! じゃあまたね」
手を振って立ち去りかけ、ののこは、ふっと振り返る。
「そういえば、私たちのステージの写真、欲しいよね。誰か撮ってないかな」
「イベントスタッフさんが撮ってたと思うぞ」
カメラ好きの性か、演奏しながらもスタッフジャンバーを着たスタッフがカメラを構えていたのを修はチェック済みだった。あとで写真を貰おう、と言って、ふたりは今度こそ手を振って別れた。
◇
ステージの興奮冷めやらぬののこは、フリスビーローテーションを鼻歌で歌いながら歩いていた。と、どんっと人にぶつかる。
「はわ! ご、ごめんっ。ぼーっとしてて!」
「こちらこそ余所見していて……あら? ののこちゃん?」
ぶつかった相手は生徒会の会計を務める
早坂 恩
であった。白のジャケットにライトグレーのベストとシャツ、マフラーと手袋で防寒かつスマートに決めている。栗色の長い髪は後ろで束ね、シンプルな白のリボンで結んでいた。なんとなく落ち着かない雰囲気だが、誰かを待っているのかな、と思ったらその通りであったらしい。
「――恩センパイ!」
息を弾ませ現れたのは、
御薗井 E セレッソ
だった。白いポンチョに白いミトンがよく似合う。
「ゴメンナサイ! 人がイッパイすぎて迷っちゃって……あれ、ののこチャン!」
セレッソは不思議そうに恩とののこの顔を見比べる。
「今、偶然会ったのよ」
「うん。私ぼーっとしててぶつかっちゃって! ふたりはデート?」
「デートって……え、え?」
「あら、ふふっ」
戸惑うセレッソと含むように笑う恩。それぞれの反応を示すふたりに、ののこはにっこり。
「牛丼、いっぱい食べてね!」
「「牛丼?」」
ホワイトデーにそぐわぬ単語が飛び出したので、恩とセレッソは声を揃えて聞き返した。じつはののこは
デートを『お昼(データイム)に牛丼を食べること』の略だと思いこんでいる
のだが、ふたりには知る由もない。結局ののこは、牛丼についての自らの認識を説明することなく、ばいばい、と手を振って去って行った。
「牛丼はともかく」と恩は咳払い。
「今日は食べ物やお土産代は私に持たせてくれる?」
「それは悪いヨ、恩センパイ」
「いいのいいの。ホワイトデーだもの、花を持たせてちょうだい」
くすくす笑いながら恩とセレッソは手を繋ぎ、歩き出した。
◇
一方、ののこは観客席に戻る途中で、
鎌八 まもる
と
響 タルト
に声を掛けられた。
「ののこさん、演奏見てたよー」
「良かったぜ」
純白ウエディングドレス姿のタルトが手を振れば、白のタキシードでキメたまもるは、ののこに向かってバチンと得意のウィンク。
「ありがとう! まもる君とタルトちゃんは今日はデートというより結婚式みたいだね」
するとタルトはふふっと笑って、ドレスの裾を摘まんでお姫様風にご挨拶。
「白のドレスコードだっていうから、ウェデイングコスプレにしてみたんだ」
「これまで何回か結婚式の真似事を2人でする機会があったんだが、なぜかオレがウェディングドレスで彼女がタキシードだったからさ。やっぱりこうじゃなきゃね」
綺麗だよにゃんこたん、とまもるがタルトに賛辞を贈ると、タルトはくすぐったそうに笑って、
「僕はムッシュくんがドレスの方が好みだけど」
と言った。
タルトの言うことは、ときどきまもるには難解だ。そういえばバレンタインのときに貰ったイラスト付きチョコも、なぜかまもると美形男子との絡みの絵で、謎だった。
(多分、高度な暗号で『アイシテル』って意味だろ)
タルトとは恋人同士というわけではないが、悪く思っているわけでもない。そんな高度な暗号的告白チョコをもらったら、お返しするのが筋というものだ。
そんなこんなでの今日である。
「じゃあ、牛丼の汁、零さないようにねー」
ののこはタルトのチョコに負けず劣らずの謎の言葉を残して去って行った。
(きっと女の子って謎のセリフを吐く生き物なんだろな)
まもるはののこの後ろ姿を見送りながら、ののこがポニテだったらなとちらり思った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
1000人
参加キャラクター数
42人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年02月25日
参加申し込みの期限
2017年03月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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