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ドキドキワクワク☆2人きりの校内探索
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鴻上 優梨乃
の場合
「えっと、次はこの景品を図書室にっと……」
見慣れた廊下を歩きながら、
鴻上 優梨乃
は小さくつぶやいた。
「……図書室のあとは理科特別教室。それが終われば、とりあえずは一段落ね」
言葉の後で、ふぅ、と思わず息が漏れる。忙しく歩き回ったせいで、さすがに少し疲れていた。
それでも足を止めることなく、廊下を進む。
放課後の廊下は、勉学から解放された生徒たちが行き交い賑やかだった。居残って雑談をする者、部活に向かう者、寮や自宅に帰ろうとする者。
いつもなら優梨乃もこの時間は友人たちとおしゃべりをしているか、帰り支度をしている。
でも今日は違った。やらなければならないことがあるのだ。
優梨乃が今やっているのは、校内探索イベントの事前準備だった。本来は1年生主催のイベントなのだけれど、当日の手伝いも募集しているということだったので自分から申し出て手伝わせてもらうことになった。
最初はほんの少しでも後輩の力になれればいいと思っていたのだけど、運営側の人手が少なく、優梨乃にもいろいろと仕事が回ってきていた。
すでにイベントの開始時間も迫っていて、なかなかに大変な状況だ。
でもこれも可愛い後輩のため。愚痴なんか言っていられない。
喧騒に包まれた廊下を急ぎ、でも角を曲がった途端に目に入ってきた光景に、ふと足が止まる。
「あれ……?」
見覚えのある3人の姿がそこにはあった。
秋風 透
、
霧下 蕎麦人
、
アントニオン・モライシュ
の3人の2年男子生徒。
彼らがただそこにいただけなら、足など止めずに通り過ぎたはずだった。でもそうできなかったのは、彼らがそこでやっていた行為のせいだ。
3人は廊下を掃除していた。ホウキで床を掃き、雑巾で窓を拭いている。
普段の彼らならば考えられない行動だ。いったいどういう風の吹き回しだろう。
「なぁ、アッキ―。俺もう掃除飽きたんだけどー」
ホウキを持つ手をだらだらと動かしながら、蕎麦人が言う。
「俺だってとっくに飽きてるけどさ。でもやんなきゃ仕方ねぇよ。あっちで怖い先生が見張ってるし……アントン、そっちはそろそろ終わりそうか?」
「あぁ、この通りピカピカに磨いてやったぜェ。まるでオイラの透き通る心のようだ」
「お前の心は知らんけど、そっち終わったらこっち手伝ってくれ。こっちももうすぐ終わるから」」
「でもさ、アッキ―。まだまだ掃除する場所は残ってるんだぜ。いったいいつ終わんの、これ?」
「さぁな。あそこにいる熊先生がいいって言うまでじゃねぇの?」
透が視線で示した先には、体育科の教師で生活指導担当でもある
吉田 熊吉
先生が腕組みをして立っている。
「早く帰りてぇなー……って、あれ、鴻上ちゃんじゃん。何してんの、こんなところで?」
蕎麦人がこちらに気付き、きょとんとした顔で声をかけてきた。
ここは3年生の教室に続く廊下だから、2年の優梨乃がいることが不思議なのだろう。
「私は、イベントの準備だけど」
「イベント? なんの?」
「校内探索イベント。掲示板に張り出されてるの見なかった?」
「あっ、俺それ知ってる。ペアで景品探すってやつだろ。なになに、もしかして鴻上も参加すんの?」
蕎麦人との会話に、透が割り込んでくる。それを見て、アントニオンも窓を拭く手を止めてこちらに近付いてきた。
「私は運営側の手伝いよ。1年生だけじゃ大変だろうなって思ったから、申し出たの」
「相変わらず世話好きだねぇ、鴻上ちゃんは」
「霧下君たちはなんでこんなところを掃除してるの? 何かの罰?」
「ご名答。この間の1年生の委員決めの時にやらかしたことの罰として、校内の掃除をやらされちゃってるのさ」
「あぁ、なるほど……」
たしかにこの3人は先日、1年生たちにいらぬちょっかいというか悪戯を仕掛けて、教師にこっぴどく怒られたと聞いた。
そのうえでの罰ということなら、この問題児3人の見慣れない行動も納得だった。
「それなら、怠けてないでちゃんと掃除しなきゃダメじゃない」
「そうは言っても、やるのはここだけじゃないんだぜ。さすがに嫌になるよ」
「罰なんだから、自業自得でしょ。ほら、早く掃除にもど……」
出した言葉が途中で止まる。透がじっとこっちを見ていたからだった。
「どうしたの、秋風君?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
北見直弥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
推理・サスペンス
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月18日
参加申し込みの期限
2012年12月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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