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第一回、思いつきの釣り大会!
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【竿は引いているか? 防波堤の一幕】
次に、優は防波堤へと足を運んだ。
防波堤につくと、春の潮風がビュウッと全身を包むように吹いている。
風に対し波は穏やかで、春の太陽を受けてきらめく波間からは時折魚影が見えた。
防波堤の方には何人かの人影が見える。
「いらっしゃいませ。あなたもこちらで釣りですか?」
琥珀色の瞳を覗かせて、にっこりと微笑んだのは
上泉 睡蓮
。
優がカメラを掲げてみせると、美しく撮ってくれと言わんばかりに嬌態を作った。
がしかし、大きな麦藁帽子と赤いロングTシャツに重ね着した白の半袖シャツ、色落ちしたジーンズと裸足にわらじというその格好はどこかその美しさを損なって見える。
それが、防波堤にどどんっと立って釣りをしているからある意味シュールであり、似合ってるとも言える。
「おい、やめろ。魚が逃げるじゃねぇか」
そう、迷惑そうに大きな声で呟いたのは、
如月 庚
。何故か彼は寝そべったまま竿を足の下にかっちり挟んでいる。
「そんなこと言われましても、この釣りゲームと釣りコンで鍛えたこの腕を振るうべきは、今なのですよ!」
「うるせぇ、ゲームと現実は違うだろ」
むんっと力強くポーズを決める睡蓮に、庚はムスっとツッコミを入れる。が、負けじと睡蓮も言い返す。
「いい加減その寝っ転がって釣るのはやめたらどうですか! 私も眠くなるじゃないですか!」
「長期の待ち時間などにおいて真価を発揮する非常に攻撃的なスタイルを侮るとはいい度胸じゃねぇか」
「長すぎて覚えられませんですよーだ!」
仲良く喧嘩を始める二人。
「こら! 喧嘩はだめよ?」
ヒーットアップし始めた二人に、まるで春風のように仲裁? に入ったのは
葵 水姫
である。
この集まりでは、先程のアガサと同じく少ない上級生のうちの一人であり、防波堤に来てからも色々なところで声をかけて回っている。
「せっかくの釣り大会だから楽しまないと、魚も逃げちゃうわ?」
「「……はい」」
あっけなく消火された二人。むしろ、水姫のお姉さんオーラに圧倒されたとでも言おうか。
「それで、上泉君はどうやって魚を釣るのかな?」
「それはですねー!」
と、何やらお手本を示すように集中し始めた睡蓮だったが。
「……とりあえず、先輩もそれ投げ込んで釣ったらどうっすか?」
「あ、こら、せっかく私の持ち味を生かした釣りをですね……!」
「じゃあ、一緒に教えてくれるかな?」
「りょうかいです!」
とのやりとりで、全員でゲームの風景を思い浮かべるという謎の行動をすることになったという。
もちろん、そのときに一枚、記念写真はバッチリ取られていた。
そして、防波堤の岩場においては、別の戦いが始まろうとしていた。
優がその場所にたどり着いたとき、既に戦いは始まっていた。
「結局、調理器具やら油やらもってきちまった」
とつぶやくのは、
新井 瞬平
。本人は釣りより料理を好むのか、結局料理道具を持ってきて、釣りそっちのけで調理方法を思案していた。一応、釣り糸は海に垂れているが、あまりかかる様子もない。
「いやいや、それでもおかずは釣らないと、新井くんの料理するものもないんじゃないの?」
新井 すばる
がすかさず突っ込むが、瞬平はどこ吹く風といったところだ。
すばるがさらに何かを言おうとしたとき、ふと横に視線を感じた。
「すばる君、釣りを教えて?」
視線を感じて、ふとすばるが振り向いてみると、そこには
常葉 治
がいた。
包み込むような笑顔が印象的だが、その笑顔は少し困ったように釣り道具とすばるの間を行ったり来たりしている。
「あ、もちろんいいよ。……あ、そうだ。亜魚隈先輩も一緒にやらない?」
すばるは、近くの岩場で既に釣り糸を垂らしていた
亜魚隈 猯利
にも声をかける。
しかし、猯利の方は首を左右に振ると、岩場の何ヶ所かに指を指してから、直ぐに立ち上がった。
バケツには既にヒラメやアジが入っており、どの魚も21cmは見た目でもう超えている。
まさに、猯利の釣りの熟練度を表しているといえよう。
「……ヒラメか」
瞬平の視線が一瞬だけバケツの中に注がれるが、すぐに視線をすばると治の方に向ける。
「もう竿に仕掛けつけてあるから、そっち側に放り込むだけでいいよ。びくびくって来たらあげてね?」
「わ、わかりました」
「あ、さっき亜魚隈さんが指したところは、岩が尖って危ないから行っちゃダメだよ?」
「は、はい」
緊張しがちの治に、すばるは丁寧に釣り方を教えていく。
「お前ら、ちゃんとオカズを釣ってくれよ!」
「まっかせといてよ!」
「が、頑張ります」
それぞれが、それぞれの役割を胸に、釣りを続けるのであった。
「あ、そうそうエサはチクワをためしてみたかったんだよねー」
そして、見事に釣れなかったのは、後日すばるのチクワに対する追求をさらに深くする結果となった……らしい?
「あ、写真取るの頑張ってくださいね」
優はその治の言葉に頷くと、また別の場所へと回り始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月08日
参加申し込みの期限
2012年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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