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Nekojima Nyantasy ~暗雲の章~
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■運命反転
「勇者様! ここから先はお任せください! この『のばら』が命を賭けてお守りしますから!」
ガッツポーズで目をキラキラさせる
添木 牡丹
をご想像いただきたい。できるものならな!
一方で、かつての魔王を否が応でも思い出してしまう顔つきなだけに亮もステイシーもかなり対応に困っていた。
本人に悪気が無いぶん拒否しづらいというのが一番のお困りポイントである。
ということで。
「亮、俺はいいことを考えたぞ」
「言ってみてくれ」
「今からこの子に仮面をかぶせよう。なんか可愛いやつだと尚いい」
「ステイシー、それはとてもいいアイデアだ。けどひとつだけ問題がある」
魔道銃で氷のゴーレムやらをばしばし倒しながら、亮はいい笑顔で振り返った。
「ここ、氷の洞窟のド真ん中だぞ!?」
「俺もそう思っていた所だ!」
くそうとか言いながら氷の柱を殴るステイシー。
「どうしたのですか勇者様! どこがお怪我を!? いま回復魔法をしますから、いたいのいたいのとんでけー! とんでけー!」
必死に『いたいのとんでけ』をしてから傷口をフーフーする牡丹をご想像いただきたい。できるものならなあ!
ステイシーも画面の前のみんなと同じ気持ちである。なんか色んなものが混乱して軽く泣きそうだった。
ここはもう正直に話すしか無い。大事な所は伏せつつ話すしかない。
「えっとな、お前はすごくいい子なんだけど、昔の恐い知り合いに顔がちょっとだけ……そうちょーっとだけ似てるから、本能的に恐いなーと思っちゃうことがね、あって」
「わかりました! じゃあこれでどうですか!?」
顔にぐるぐると包帯を巻き付けて隠す牡丹をご想像頂きたい。あ、スムーズ。
亮もステイシーも、今はこれしかないなかあみたいな顔で自分を納得させていた。
かくして到達する洞窟最深部。
魔王城跡地へと続く通路が、ここには空いている筈なのだが……。
「はやり、ここを通るか。薄汚い勇者どもよ」
かつて氷の魔物が封印されていた広間には、『狂帝』咲が待ち伏せていた。
「皇帝? なぜこんなところに一人で……」
咲は拳にばちばちと魔力を溜めていく。
「勇者ども。よくも魔王を殺したな。あの方々が……先代勇者一行が世界を統一すれば、先代勇者の――お兄様の悲願も叶ったというのに!」
「なにを訳の分からないことを。どいてくれ、俺はこの先に用があるだけで――」
「待て」
ステイシーは亮の肩を掴んで止めた。
「聞いたことがある。先代の勇者が皇帝の継承権を持っていたという噂を。そして先代勇者とは……」
「魔王を倒し、第二の魔王となったパーティー……」
ちらりと牡丹を見る。牡丹はなんのことかわからないという顔でおどおどしている。
「今分かったぜ。かつての魔王との戦いは帝国との間で生まれた出来レースだったってわけか! どおりで長らく決着がつかなかったわけだ!」
「今知っても遅い。貴様はここで死ぬのだ!」
咲は闇魔法メガエラ・フォースを発動。黒い光線が解き放たれ、亮たちを襲う。
そんな彼らの間に。
「勇者様、危ない!」
牡丹が身をもって割り込んだ。
光線が、彼女の身体を貫いていく。
第二世界からの浸食を警戒し、謎の究明をはかっていた
服部 剛
。
彼のクエストに決定的な追い風が吹いたのは、ある一枚の手紙がキッカケだった。
差出人は
志波 武道
。
『第二世界への移動方法を確立した』という内容の手紙に加え、彼の財産の譲渡を条件にした新たなクエストが申請されていた。
内容は、第二世界へ渡ることそのものであった。
こういうときのためにコネクションを広げていた剛は、同じく商機を狙ってコネクションを埋蔵させていた梢と共に大陸各地で地下組織化していた潜伏勢力や仕事にあぶれかけていた冒険者勢、新たな経済資源を求めた貴族などを大量にかき集め、冒険者ギルドの第三勢力特権を盾に魔王城跡地へと乗り込んだのだった。
「それにしても、ここで戦ってた軍隊はどこ行ったんでしょうねえ。かなりの激戦区だった筈なんですけど」
「理由はなんでもええ。仮に軍隊が阻んできても、俺は行くで」
馬車を走らせる梢の隣で、剛は改めて決意を固めていた。
「あいつらには返しきれない借りがあるんや。俺はこの機会をずっと待っとったのかもしれん」
馬車の荷台に相乗りした二人組へと振り返る。
「ジブンらもそういうクチやろ」
「さあ、どうだろうね」
フードを上げる
八神 修
。同じく
椿 美咲紀
。
「少なくとも第二世界には興味があったんだ。浸食を止めるためにあちら側へ行くなんて、これ以上ないチャンスじゃないか」
「シュー君が行くなら、私も行きますしね」
馬車は一路、魔王城跡地へと進む。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月25日
参加申し込みの期限
2017年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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