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Nekojima Nyantasy ~暗雲の章~
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■未来回帰
イタチやアライグマといった動物たちが包帯や薬瓶をくわえて走り回っている。
人々は運ばれてきた道具を使ってけが人を治療しては、簡易ベッドに寝かせていた。
「もう大丈夫。ここなら安全だからね」
トモエはそんな中で、怪我をした村人や戦死寸前の兵隊たちを回復魔法で治療していた。
動物たちが次々と連れ込んでくれるおかげで人々の治癒は進んでいるが、肝心な回復魔法の使い手が足りていない。トモエはあっちへこっちへ引っ張りだこになりながら、魔力補充用のドリンク剤をぐびぐびやっていた。
彼女が『運命の出会い』によって選んだ勢力はまさかの第三勢力。それも村に雇われた冒険者勢である。
戦争継続のために略奪にはしった兵たちをはねのけるべく組織されたらしい彼らだが、たった二人の勢力では太刀打ちができない。そこへ現われた森のドルイドによって窮地を救われたはいいものの、次なる侵攻への対策は未だとれていなかった。
「兵隊だけならなんとかなるけど、問題はあの隊長さんだよね」
ぐいっと口をぬぐって瓶を置くトモエ。
ドサクサの中で見かけた帝国軍の男。彼は雑兵たちと違って百戦錬磨の風格をもっていた。
「貴様……」
息も絶え絶えに腕を伸ばす少年がいる。トモエはちゃんと寝て無くちゃダメじゃ無いですかと言って、彼をベッドに押し戻した。
包帯を巻いてやって、回復魔法を施していく。
銀髪の青年は、彼女の治癒によって苦しげな表情を和らげていった。
「戦力が足りていないんだろう? 僕が、手を下してやってもいい」
「変な言い方するんじゃないの。けが人は大人しく寝てる。あと食べる!」
サンドイッチをぐいっと口にねじ込まれ、青年は軽くむせた。
「怪我を治すには体力がいるんだから。お腹すいてるでしょ?」
「…………」
トモエに気圧されたようにサンドイッチをもぐもぐやる彼。その傍らには不思議な剣が添えられていた。
「あなた、冒険者? 手伝ってくれるなら嬉しいけど……名前は?」
青年はサンドイッチを飲み込んで。親指を舐めながら言った。
「サキリ……
サキリ・デイジーカッター
」
一方こちらは氷の洞窟。
身体を魔術砲撃で貫かれた牡丹はどさりとその場に崩れ落ちた……が、驚きはその後にやってきた。
「皮肉なものね。矢萩の妹」
亮たちにとっては聞き覚えのある……いや、咲にとっても聞き覚えのあるその声色。
彼女がかつて魔王と呼ばれ大陸を震撼させた
添木 牡丹
そのものであることに気づくには、十分すぎる現象が起きていた。
牡丹の腕から伸びた包帯が咲の身体に巻き付き、途端に咲へと『傷』が移ったのだ。自らのもつ必殺の魔法が『直撃したことにされた』咲は、複雑な驚きによって膝を突いた。
「ばかな……あなた、は……お兄様のパーティーにいた……」
はらはらと落ちる包帯。
牡丹はかつての表情そのままに、冷酷に笑った。
大変なのは亮である
「あれは魔王か!? 俺たちが倒したはずなのにて……!」
「いや、聞いたことがある。魔王は自分が滅びた時の保険として人工生命を地下で生み出していたというが……まさか彼女がそうなのか?」
ステイシーはそう語りつつ、亮をつれて洞窟の奥へと走り始めた。
「どうするんだ!?」
「これはチャンスだ。『魔王の忘れ形見』が時間を稼いでいる間に行くぞ!」
「逃がしはしない!」
咲は力を振り絞って砲撃。
しかし回り込んだ牡丹が包帯を連結させたまま自らの身体で受け止めた。
直撃を受けたのは牡丹の方だというのに、咲に二つ目の穴が空いた。
「かふっ……!? 邪魔を、するな! 奴らは、あなたを殺した連中だぞ!」
「もういいのよ、咲ちゃん。『彼』はもう次世代に託している。私たちも、退場しなければならない。なあ、勇者たちよ」
振り返り、牡丹は冷酷なまま笑った。
「この先で、お前たちを必要としている者が居る。行ってやれ、次世代の勇者たちよ」
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月25日
参加申し込みの期限
2017年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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