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\ オーバータイム!/
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鴨川の 雪にはじけて シャチしぶき
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■おさそい
沈む夕日の茜色。
窓際の机に肘を突いて、明かりの消えた教室にひとり。
染井 湊
は外を眺めてぼんやりとしていた。
海に囲まれた寝子島なれど、ここから海は見えない。潮の香りもあまりない。
そういえば、海を身近に感じながらも魚や珊瑚を眺めることもまた、少なかったように思う。
ぺらり、と手元のチケットを持ち上げてみた。
廊下をけたたましく走る足音と共に、『せーんぱーい』という声が近づいてくる。
教室の前で、それは止まり。
「おつかれサマーバケーションですわ!」
すぱーんと扉が開いた。仁王立ちする
上下 左右
。
湊は振り返り、チケットを振った。
「お疲れ様。まだ春だよ」
珍妙な挨拶になれつつある自分がいた。
「あら、なんですの? なんですのそれは? シャチさんの栞ですの?」
杖を後ろ手に握り、頭を左右にふーらふーらしながら近づいていく左右。
対する湊は振ったチケットを伸ばしてみせてきた。
「鴨川シーランド、知ってる? そこの割引チケットなんだ」
「まあ、わりびきー」
手を頬の横で合わせて微笑む左右。
「もちろん、私の分もありますわよね? ね?」
首を傾げる左右に、湊はチケットをスライドさせた。
重なったチケットが二枚に増える。
「上下が欲しがるだろうと思ってさ」
「さすがですわ!」
左右は諸手を挙げてぴょんと跳ねた。
所変わって四組教室。
沈む夕日の茜色……を浴びた美少女がいた。
具体的にはあんパンをくわえて死んでる
本居 陽毬
がいた。
何が死んでるってお財布が死んでいた。
あのね、帰り道に売ってるクリームワッフルが死ぬほど美味しいの。そのせいなの。ふわふわのワッフルに濃厚な感じのクリームが詰まってるの。抹茶クリームに粒あんを乗せたやつがもはや殺人的なおいしさなの。だってあそこもとは和菓子屋さんだから……。
「わっふふはふぇはい……」
もはや日本語を忘れた陽毬である。
そんな彼女に救世主(おさいふ)が!
「よー、本居。こないだはありがとな」
教室の扉をがらっと開けて入ってきた
水守 流
に、陽毬は飛び起きた。
「おさいふ!」
「ん?」
「ちがった、水守君!」
さっきのは聞かなかったことにして、ポケットからチケットを取り出す流。
「ほら、お前に温泉旅館に招待してもらったろ? だからお礼と言っちゃなんだが、鴨……」
「鴨鍋!?」
「ちがう、鴨川だ」
しゅんとする陽毬。続ける流。
「鴨川のシー……」
「シーフード!?」
「シーランドだ」
再びしゅんとする陽毬。めげずに続ける流。
「ここの招待券があるんだけど、行かねーか。バイキングのレストランもあるぜ」
「バイキング!」
陽毬は復活した。
こうなることを最初から分かっていたような顔で、流は窓の外を見た。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月11日
参加申し込みの期限
2017年01月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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