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授業風景 ~1年4組の場合~
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久保田先生の周りには興味津々の女子生徒が。
恋愛に興味を持つお年頃な
綾辻 綾花
は少し頬を赤らめながら告白の言葉を尋ねていた。
「どんな言葉で告白されたんですか? ぜひ聞かせてください!」
「電話口で……いつもみたいにくだらない話をしてただけなのに。その流れで……」
「好きですって言われたの?」
言い淀む久保田先生の言葉を引き取って
エヴァ・ブランシェ
が繋げた。
突っ伏したままの耳元が赤く染まるのを見ながら、エヴァは「百折不撓」と書かれた扇子で口元を隠す。
「いわゆるツンデレってやつでしょ、その男。二次元じゃ萌え萌え言われてるけど、現実にいたら鬱陶しいだけよあんなの」
ふん、と小さく鼻を鳴らすと、扇子の裏で爪楊枝を器用に使い歯の掃除を始めた。
「入学して2ヵ月やそこらでそれだけ恋愛のネタがあるなんて逆に楽しいわね」
「重要なのはみわちゃんがどうしたいのかって話しだけど」
高梨 彩葉
も首を捻る。
「自分の気持ちを正直に話したほうがいいんじゃないかな? 行動でわかれって言われても言葉にしなきゃわかんないことがあると思うんだよね」
「冷たいというか不器用な方かもしれないですよね。もう一度お会いするのもいいかもしれません」
綾花が頷きながら続ける。
「あわよくば……私もその方にお会いしてみたいですね」
「どうした、華奈子」
いち早く反応した割にその後大人しくなった華奈子の背を
浮舟 久雨
がそっと押した。
「貴様が大人しいのはなんだかむず痒いな……。何か悩み事か?」
「違うアル……私は愛とか恋とか、よくわかんないアル。でもなんていうか、みっちゃん先生をこんなに悩ませるんなら、私は恋なんてしたくない。アル」
「そういうものなのかな」
華奈子の言葉に彩葉が反応する。前髪に隠れてよく見えないが、その瞳はまっすぐ華奈子に向いていた。
「本にはドキドキしたり、その人を思ったら夜も眠れないって書いてあるけど……私もよくはわからない。けど、そんなに敬遠するようなことなのかな」
「そんなことはなーい!」
彩葉の呟きを遮るように、椅子から立ち上がったのは
プリティヴィ・プラサード
。
書きかけのプリントを机に放り投げると、教卓へと歩み寄る。
「日本は恋に寛容だと聞くよ! ラージャはみな知らない人と結婚が日常茶飯事。恋で相手を選べれるこの国は素晴らしいね!」
プリティヴィが歩くたび窓が勝手に開閉するが、窓際の生徒の大半は陽気にやられて夢の世界なので特に気づく人間はいなかった。
「久しぶりの授業で先生が前以上に破廉恥な発言をしているからとてもびっくりだよ! 飴は何味?
スパイシーorスィート? 激しい鞭を受けるのはやはり大人の時間に特殊な性的嗜好を満たす為?
そこまで深い関係になってから告白は順序が無茶苦茶。日本の性倫理の乱れ怖い。兎に角早く責任を取らせるべき。
相手が告白と言う隙を見せたのだから、此処は一気に結婚まで間合いを詰めるべき!」
「プリティヴィ、この場合の飴と鞭は物理的なものではないぞ」
久雨が諭すが、プリティヴィの饒舌は止まらない。
「物理? モノではないなにかなのだね! それはそれは結構! 相手が犯罪者や酒や暴力の依存症じゃない限り大抵大丈夫。
このチャンスをモノにしないのはいかがなものかな! さあ今すぐ授業を切り上げてプロポーズに行く! 日本は女性からでも許される国と聞いてるよ」
「お、落ち着け!」
久雨とプリティヴィの漫才のようなやり取りを眺めながら
坂上 直
は人知れず思う。
(告白されたということは、相手は好きだって認めたということよね。恋愛に勝ち負けはないけど、惚れさせたのならある意味勝ちじゃないかしら。
だったら素直に受けておけばいいとは思うのだけれど)
既に書き終えたプリントの詩を読み返しながら、指先で文字をなぞる。
「そんな簡単なものじゃないのかしらね」
「なぁ、すまない」
後ろから
神木 煉
が直の肩を叩いた。
「もしプリントが終わっていたら見せてはもらえないだろうか」
「……いいけど、あんまり書いてないわよ」
「かまわない。ありがとう」
さらさらと要点を書きうつす音が聞こえ、ややあって返されたプリントにはありがとうと書かれた付箋がつけられていた。
「恋っていうのは、こういうのにときめいたりするんでしょうね」
「なんの話だ?」
「……神木君はモテそうね、って話よ」
「なっ!?」
予想外の返しに煉は硬直するが、直はどこ吹く風。鼻歌交じりに教科書の別ページに目を落としてしまった。
取り残された煉は直の言葉に悶々としていたが、やがてやってきた睡魔に負けて静かになる。
そんな煉に気付かれないように、直はそっと付箋を丸めた。
「恋って難しいものなのね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
時織椎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月31日
参加申し込みの期限
2013年06月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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