this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
美少女戦士?の尋ね人
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
3
「……どうしてそういう唐突な登場を」
「ん? ちゃんと美咲紀ちゃんが上げてくれたよ?」
呆れる修に、武道はにこにこと人のいい笑顔を見せている。
「おぉ、大きくなったねー。成長速いわー。――って、速いっ! 速すぎだよね!?」
更に光を見て、目を真ん丸にしている。
「こうなると、ヒトでない可能性もあるか」
「えっ、宇宙人が人に化けてて僕らに育てさせてるとかそういう話!?」
「巧くん、妄想力割と激しいねー」
「いやまあ、その可能性もあるが、何者かのろっこんで小さくされているかもしれないしな」
修のフォローで巧がホッと胸を撫で下ろす。
「だってこの島、なんか変なことが色々と起きるし……」
「それについては否定しない。――もう喋るの?」
「いえ。意味不明な声は発しますが、言葉はまだ」
莉鳥がかぶりを振った。「今、こうやって絵本で教えているところです」
「これだけ成長が速いなら、もう喋ったりしないかな? おーい、光くん、君の名前は『ひかる』だ。言ってごらん?」
「ひ?」
「ひ、か、る」
「ひーる」
「惜しい! じゃ、こっちの、君が大好きな子は『たっくん』だ。言ってみよう!」
「たー……くん!」
「言えた! 喋った! すごい!!」
「本当に……」
「成長著しいな……」
莉鳥も修も驚きながらも褒めたが、巧はぽかんとしている。
「ほら巧、褒めて。さっき美咲紀がそう言ってたでしょう?」
「あ、そか。うん、光、エライ! すごい!」
意味は分からないまでも、褒められていること自体は理解しているのか、光はご満悦だ。というより、
「いやあ、すごいドヤ顔だねえ」
くっく、と武道は笑い
「そうそう、それで光くんが何だっけ?」
「話を変えたのはそっちだろうに。……最近現れる謎の女の子と光に関係があるかもしれない、と話していたら会長がそうとは限らない、と言ったんですよ」
「そうそう、そうだった。実際ね、寝子島にはしょっちゅう色んなことが起きてるわけだし、タイミングがいいからって関連付けるのはいかがなものだろうかね?」
「関係ないと?」
「とは言ってない。修くんだって可能性の問題を論じているわけだろ?」
「その通り」
「俺もそう。どっちか分からない段階で、答えを出すのはどうかなーって話」
「しかし、光はまだ幼い。自分で身を守れるようになればともかく……」
「あ、光、駄目よ」
莉鳥の声で、二人の会話は途切れた。
見れば光がハイハイしながら窓際に行き、つかまり立ちをした。そこまではよかったが、外を覗こうとして雨戸が閉まっていることに気付き、彼は不満そうな声を漏らした。
「光、駄目だ。雨戸が閉まっていることは、外からも見えないわけで、むしろ安全なんだ……」
修の言葉は、最後まで続かなかった。
拒否された、と感じた光が急に泣き出したのだ。とたん、電球がパァン! と音を立てて破裂した。巧は咄嗟に光に覆いかぶさったが、その場にいた全員――特に武道と修の二人――に破片が降り注ぐ。
部屋は真っ暗になり、音を聞いた美咲紀が慌てて駆け上がってきた。
「何があったです!?」
「……大したことないよ。いつもと同じ」
巧は破片を払い落とし、雨戸を開けた。電球が壊れて、薄暗くなったからだ。
光は外が見えたことに喜び、きゃっきゃと笑っている。
「あーもう」
美咲紀は嘆息した。「掃除します。全員、外に出てください」
「しかし」
「ちょうどいいわ。必要な物を買い足しに行きましょう」
莉鳥がすっくと立ち上がり、光を抱いた。光の方も、すんなり腕の中に納まる。
「……本当、重いわね」
と言いつつ、莉鳥の声音は嫌そうではない。
武道はぽん、と修の肩に手を置いた。
「どの道、この部屋にはしばらくいられないし、出かけるしかないって」
「でも」
「何かあったら、俺たちで守ればいいじゃん?」
修は深々と息をついた。これ以上、反論するのは無理だろう。何より、確かにこの部屋にはいられないのだから。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
美少女戦士?の尋ね人
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
前回シナリオ
降ってきた赤ん坊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月03日
参加申し込みの期限
2016年12月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!