this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
美少女戦士?の尋ね人
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
1
二月下旬。春はまだ遠い。
「お?」
運動部の声を背に校門を出た
青木 学
は、マフラーに口元を埋めた後、見覚えのある後姿に駈け出した。
「新田ぁー、今日は部活、休み?」
新田 亮
は、立ち止まって振り返ると、ああ、と答えた。
「そんじゃさ、一緒に東門とこ行こうぜぇー!」
「うーん、俺ちょっと買い物に行きたいんだよ。それからならいいけど」
「買い物? 急ぐ? そっち後回しに出来ない?」
「出来ない。部で使うやつだから。店が閉まると困る」
亮は
東門 巧
の下宿の大家、
城之内 小百合(じょうのうち・さゆり)
に気に入られている。悪いことではないが、訪ねれば掴まって二時間は解放されないだろう。それにどうせなら、用事のない状況でゆっくり話し相手になりたいのだ。
「付き合うか?」
「どこ行くの? 駅近く? この辺はなあ……」
「どうした?」
「知らないの? 水着にマントのきれーなお姉さんが襲ってくる話」
「ああ、あれ」
近頃、シーサイドタウンに出没する女性の話を思い出し、亮は頷いた。
学は両肩を自分の手で抱くと、ぶるりと殊更大げさに震えた。眉間には皺が寄っている。
「だって背ぇ高いのが危ないって言うじゃん? 俺絶対危ないじゃん……やだよ剣とか切られたら死んじゃうよ俺」
その女性が剣らしきものを持っていることから、誰が呼んだか「美少女戦士」。無論、真剣であるかは不明だが、もしそうであるなら、確かに危険だろう。
「じゃあ、先に行ってろよ。後から行くから」
「おっけー、分かった。待ってる」
これが下校時間直後のことだった。
学が小百合の下宿を訪れると、既に
椎井 莉鳥
、
椿 美咲紀
、
八神 修
がやってきていた。小百合は買い物に出かけているという。後から亮が来ることを教えたかったな、と学は思った。
「それにしても、
光(ひかる)
ちゃん、また大きくなったなー。あ、東門、これまた授業データな」
「ども」
一度は学校に通うになった巧だが、光を置いていくことが出来ず、また休みがちになっていた。というわけで、学は授業を録画し、SDカードを渡すという習慣を復活させることにした。
「こっちは授業プリントの答え。クラスは違うけど、担当は同じ先生だから問題ないだろう」
「ども」
修から受け取ったプリントをどうしたものか逡巡し、取り敢えず丁寧に畳むと巧はそれをポケットに突っ込んだ。
「上手に食べられましたねー」
「あー」
光は莉鳥に抱っこされながら、小瓶に入った離乳食――修が来る途中、ドラッグストアで買ったものだ――を完食した。
「うっかりペットの餌を買いそうになった。ベビーフードって、パウチもあるんだな」
と修は冗談とも本気ともつかぬことを言った。
「野菜は大丈夫、と。いい子ですねー」
褒められるとそれが分かるのか、光はきゃっきゃと笑う。美咲紀は左手の指で光の頬をぷにぷにと突きながら、右手で「ベビーフード:野菜。OK」と書きこんだ。それから、
「これ見てください」
美咲紀は別のページを広げてみせる。彼女は朝晩にここを訪れては、光の身長体重、そして体温を記録していた。
「毎日ちょっとずつではなく、いえちょっとずつも大きくはなっているのですが、ある日突然、成長していることがあるようです」
「写真見てもそうだなあ」
学は日参しているわけではないが、なるべくこまめに光を撮影していた。プリントアウトしたそれを並べると、確かに次第に大きくなっているようだ。
「で、これ気づいたんですけど、この家にいる人数が多いとその晩に成長する……ような気がするです」
「どういう意味?」
莉鳥が眉を寄せる。
「えーとつまり」
うまく言葉が出てこず、美咲紀は修に助けを求めた。
「つまり、接する人間が多ければ多いほど成長加速が増す――ということか?」
「そう! 多分、ですけど」
美咲紀は自分が知り得る限り――小百合にも聞き取りして――であるが、この下宿を訪れた人間をメモしていた。もしかしたら、その中に光の親がいるかもしれないと考えてのことだが、赤ん坊に接していたのは自分を含めても七人だけだった。
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
美少女戦士?の尋ね人
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
前回シナリオ
降ってきた赤ん坊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月03日
参加申し込みの期限
2016年12月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!