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寝子島高校
授業風景 〜1年9組と10組の男子の場合〜
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桜台の田園地帯にも、春の訪れとともに田んぼに水が張られた。
水田は大きな鏡のように何枚も並び、空を流れる雲を映している。
病み上がりの
新井 米太郎
はゆっくりペースで、最後尾辺りを走っていた。
「このぐらいのペースなら問題ないかな……」
「新井、キツイようだったらもっとペースダウンしてもいいからな」
一番後ろを走る浅井先生は、ペースの上がらない米太郎を心配して声をかけた。
「あ、え……あう……えっと……」
「……どうした?」
けれども対人恐怖症の米太郎。先生の眼差しの眩しさに、ウッと米太郎は目が眩んだ。目を合わせられず、あうあうとしどろもどろに。
「だ、大丈夫か?」
「だ、だ、大丈夫です。な、何でもないんです」
「ならいいんだけど……」
「そ、それに、僕、こう見えても体力はあるんですよ。小学校からバスケやってたんで」
「ああ。そう言えば、うちにはスポーツ推薦で入ったんだっけ」
「はい。ただ今はバスケ部には入ってないですけど。今はそ、その……バスケを楽しく出来る自信があんまりなくて」
「折角、推薦で入ったのにか?」
「……も、元々、ここに来たのも手前勝手な理由でしたから。あのまま弟の傍にいると迷惑をかけてしまうと思って……」
米太郎が親元を離れてこの島に来たのは弟との喧嘩が原因だった。
「そうだったのか」
「あ、でも今はここに来て良かったと思ってますよ」
「……理由はどうあれ。寝子島に来たんだ」
先生はバンッと力いっぱい米太郎の背中を叩いた。
「高校生活、これからたっぷり楽しむんだぞ」
「あ、は、はい……」
そう言えば、と米太郎は訊いた。
「先生は好きなスポーツとかあるんですか?」
「スポーツはなんでも好きだぞ。大学の頃は主に陸上とサッカーに力入れてたけどな」
「へぇサッカーですかぁ……」
「あ、センセー。今、サッカーの話した?」
そう言ったのは、サッカー部の
鎌八 まもる
、
汐崎 キミ
、
工藤 耀
、
六月一日宮 檸檬
、
志田 朝陽
。
ガチ運動部の彼らならトップグループにいても良さそうだが、今日は特別タイムを計ってるわけでもないので、友達同士お喋りしながら走っているのだ。
「よっと」
檸檬にいたっては、ボールをドリブルをしながら走る余裕っぷりである。
「ほら、パース」
「おおっと」
パスを受け取った耀は、ボールを上げるとリフティングしてポンポンと胸と腿で受けて、まもるにパスしようと目を向ける。
「……って何してんだ?」
まもるは石ころを蹴りながら走っていた。
「ちょうどいい大きさの石だったから、つい。これをゴールまで無事蹴っていけたら3日以内に可愛い恋人が出来るんだ、きっと……」
「何その自分ルール」
「おー、どんなコと付き合うんだ?」朝陽が言った。
「そりゃやっぱり……清楚で可憐でなポニーテールのコかなー。走るたびに髪がふわっふわって揺れたりなんかして……いいよなー」
「阻止!」
すかさずキミは石ころを奪った。
「あ、てめ! 俺の大事なハニーに何しやがる!」
「一人で抜け駆けはだめダヨー、カマヤツ。皆で仲良く男同士のショッパイ青春を謳歌しようヨ」
「うるせー、思春期の俺にさわんな、火傷すんぞ」
まもるは再び石ころを取り返した。
「……そんなことは置いといて、しりとりでもしようぜ」
「おーしりとりか! いいな! やろうぜやろうぜ!」
耀が提案すると、朝陽は賛成した。
「余裕はあるからつきあうけど……しりとりって、お前ら結構お子ちゃまだよな」
まもるは言った。
「う、うっさいな。んじゃ、やんなくていいよ」
「ま、待てよ、やらねーとは言ってねぇし、言っとくけどオレこういうの強えし。ぜってーまけねーから」
「……お前もお子ちゃまじゃねぇか」
檸檬は突っ込んだ。
「じゃあ始めるか。先生も新井も一緒にやろうぜ」
「おう、いいぞ。楽しそうだな」
「ぼ、ぼ、僕なんかでよければ」
「そうこなくちゃな。てことで……じゃあ、負けた奴は後で皆にアイスな」
「えーーっ!!」
檸檬の一言に声が上がった。
「なんだ、言い出しっぺの癖に自信ないのか、工藤?」
「あ、あるに決まってんだろ!」
「そ、そうだそうだ。俺達をナメんじゃねぇ」
まもるもむきになった。
「じゃあ決まりだな」
計算通りと檸檬はニヤリ。
「……なんか勝手に罰ゲームに巻き込まれてないか?」
「ですね……」
先生と米太郎は顔を見合わせた。
「じゃあ……”寝子島”から」
しりとりの先陣を切ったのは檸檬だ。
「んー……”麻婆茄子”」とキミが続く。
「……”酢”」と耀。
「……す、”スポーツ”」と先生。
「つ、つ、つ……”津止先生”」と米太郎。「い、い……”いるか”!」とまもる。
「か? か、か、か、か、え、ええと……か、”カレーライス”!」と朝陽。
「カレーライスな……”スフィンクス”」
「す……”スープパスタ”」
「”田”」
「た、た……”体育”」
「く……く……”久保田先生”」
「また”い”かよ? 同じ文字攻めかぁ? んー……”インド”」
「ど? ど? うう……やべぇ出てこねぇ。ど、ど、ど……な、なんかなかったっけ、食べ物で……うーんとうーんと……」
ぐーきゅるきゅるきゅるきゅる。
「は、腹減ってきたーー!!」
「ブブー! 時間切れ!」
「えー! 2周で終わりー? 早くね?」
「だ、だって”ど”とかむつかしすぎだろー」
朝陽はおつむが最弱だった。
「てかキミ、食べ物ばっか言うなよ。腹減ってんだからー」
「あ、ホント? 無意識だったなー」
耀が言うと、キミはけらけら笑った。
「何気にあかるも一文字で終わらすとかズルくね?」
まもるは言った。
「これも技だろ、技」
ふふんと笑う。
「とりあえず志田は全員にアイスってことで」
「そんなー」「んじゃ次は”まじかるレモン”でもしようぜ」
檸檬は提案した。
「お、いいねぇ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月12日
参加申し込みの期限
2013年05月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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