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ねこじまカートレーシング!
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■冬の雪を甘く見ると……死ぬぞ!
落ち葉の舞い散るシティロードからなにをどうやったら急に雪道に入るのかってえ話だが、そこはゲームの不思議空間。なんでもありである。水中を走らされてないだけまだ常識的だった。
さておき。
莉鳥はアイテムボックスから発煙筒を取り出して着火。そこら中に投げて設置しながら目くらまし妨害をし始めた。
「わっぷ!」
美咲紀は文字通り煙に巻かれて前が見えなくなってしまった。
カートの端っこが雪像にぶつかり、車体がスピン!
「雪道が滑るのです! けど私には秘策がありますよ!」
美咲紀はラジカセ(無線ラジオチューナーとカセットテープレコーダーが一体化した古代のアーティファクトだよ)を取り出すとスイッチオン。
なんだか優雅な音楽が流れ出した。
「これで気分はフィギュアスケート。華麗に舞うことができるので――!」
ぼっふんと雪像に突っ込む美咲紀であった。
その横を突っ切っていく亮。煙幕を無事に切り抜けた所で、他の選手が横に並んでいたことに気づいた。
タルトと、それを守護するまもるである。
「くっ、サンマ!」
なんか知らないサンマをもう一回捕りだして投げつける亮。
が、まもるは手から糸を放ってそれを空中でキャッチした。
「おっと、にゃんこたんにはサンマ一本触れさせないぜ。なんてな!」
「いいぞー。それじゃあこっちの番!」
タルトはアイテムボックスからタコさんを取り出した。
サンマとかタコとか、海鮮がよく出てくるレースである。
「えいっ」
タコさんをぎゅってやると、口からスミを吐き出した。
それはもう漫画みたいにびゃーっと勢いよくはき出した。
「ぬわっ!?」
顔にスミをくらった亮は操作をミスって近くの雪像に突っ込んでいく。
そんな彼の横を駆け抜ける都と一馬のペア。
「タコスミで妨害するらしいの。どうかのー、対抗できるかできまいか」
「俺を誰だと思ってる! 無敵だぜ!」
勢いにのった一馬は送風機を水鉄砲をそれぞれ構え、タルトたちに向けた。
「水と風の吹雪をくらえ!」
糸を飛ばして防ごうにも吹雪相手じゃカバーできない。
しまった、と思ったときにはまもるたちの視界は真っ白になっていた。
具体的には雪像に二人まとめて突っ込んでいたのでる。
「こうして相手を操縦不能に陥らせれば、俺たちの勝ちって寸法だ」
「うーむ、頼もしい。ところで後ろからもう一台来るぞ」
ちょいちょいと合図を出す都に応じて振り返ると、流が猛然と加速して差を詰めてきていた。
「よし、お前もこいつの餌食になれ!」
水と風を起こして流の視界を塞ぎ、路面を凍らせていく一馬。
もれなくスピンする流……だがしかし。
「待っていたぜ、このタイミングを!」
流はスピンした車体をそのまま一馬のカートにぶつけてきた。
偶然ぶつかるのと狙ってぶつけるのではその威力が違うもので、一馬は激しく車体を滑らせ氷像に激突。
ロープでつながっていた都も逆に引っ張られて氷像にぶつかった。
一方で車体のバランスを整えて再び走り出す流。
横に並んだ修が不敵に笑った。
「自らスピンを起こして体当たりをしかけるとはね」
「そっちこそ、コースごとにタイヤを細かく履き替えてスピード勝負に出てる。やりこんでるな」
「ねえねえ、ちょっといいかな?」
二人を覗き込むように、陽毬が横に並んできた。
無言でその顔を見つめる二人。
なんでかって。
陽毬がゴーグルと鼻栓をしていたからである。
年頃の女子高生が装備するものではない。
が、それほどの状況だということを本能的に理解した。
次に陽毬がアイテムボックスからなにかの缶詰を取り出した時、状況を実際的に理解する。
「それは……」
「シュールストレミング!」
説明しよう!
シュールストレミングとはスウェーデンで作られるニシンの発酵食品である。
恐るべきはその臭いで、臭気指数計での計測値は絶好調時のくさやの六倍。納豆の二十倍である。要するに世界一臭いとされる食べ物なのだ。
ちなみに味はとてもしょっぱく、好んで食べる人の話では中身が発酵を重ねて缶詰がぽっこりし始めた頃が食べ頃だという。室内で食べたら長期間地獄を見るのでお外で食べよう。
「てい」
缶詰をめりっと開けて放り投げる陽毬。
流と修はアニメのギャグパートでしか見せないよな顔をして、悲鳴の中に消えた。
追い抜く陽毬。心からの合掌である。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月09日
参加申し込みの期限
2016年11月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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