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ねこじまカートレーシング!
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■秋の落ち葉はキケンがいっぱい?
地面を埋め尽くすような落ち葉をふみふみ、ビルの谷間を駆け抜ける。都と一馬は最大加速で突っ走っていた。
後続の参加者たちがぐいぐいと差を縮めてくるが……。
「一馬君。そろそろ相手選手を直接妨害する頃だと思うんだがの」
「そう言うと思って、用意したぜ!」
一馬が取り出したのは送風機。それを後方に向けてスイッチオン。
風が落ち葉を舞い上げ、ついでに一馬たちを加速させる。
「推進力と妨害を一挙に出来る優れたアイテムだ!」
もくろみ通り、視界を邪魔された参加者たちが互いに衝突してクラッシュしていく。
一馬はガッツポーズをとって振り返った。
「よし黒兎、どんどん飛ばせ!」
「任せ――むっ、いかん」
がくんと傾く都のカート。
見れば、タイヤが片方パンクしていた。
送風機の勢いもあいまって派手にスピンしたのは言うまでも無い。
……と、こんな具合で。
莉鳥が仕込んでいったまきびしトラップは秋のコースでも猛威をふるっていた。
そこかしこでタイヤをぽっこんぽっこん破壊していくのだ。
例に漏れずパンクさせられたまもるは、タイヤを交換して再び走り始めていた。
手をにぎにぎして決意を固める。
「よし、オレは決めた。今からレースの目標はにゃんこたん(タルトのラブリーネーム)を守り抜くこと。ポニテを守り抜くことだ!」
「なんで今言い直したの?」
「だって……」
振り向くまもる。
振り向くタルト(ヘルメット装備)。
「ポニテが……隠れているから……!」
なんだか血の涙でも流しそうな顔でハンドルを殴りつけるまもる。
「そのポニテを守り抜けば、ヘルメットを脱いで髪をふぁさーってやるやつを見られる。そういうことに、俺は喜びを感じるんだ」
「へんた……大変そうだね」
「なんで今言い直したの? まあいいか」
まもるは目をキランと光らせて笑った。
「俺くらいのポニテニストになると、心の目でポニテが見えるようになるんだ」
「たいへ……変態だね!」
「なんで言い直したの!?」
などと言いつつ、タルトはボックスからドクロマークと導火線のついた黒いボールを取り出した。
古今東西こんな見た目をしていたら爆弾だってだれでも分かると思う。思うけど、こんな爆弾どこに売ってるんだろう。そしていつの時代のものなんだろう。
「なら、僕に勝ったらヘルメットの中身を見せてあげようかな?」
ぽいっと爆弾を放り投げるタルト。後ろで大爆発が起きた。
爆弾の直撃を受けて髪の毛がちりちりになった亮。黒い煙を吐いて天を仰いだ。
「くっ、思ったより衝撃が来る」
亮はアイテムボックスに手を突っ込んで、とにかくなんでもいいから出てこいと念じて引き抜いた。
手に持っていたのは。
「……」
そのー。
なんて言ったらいいかな。
照れも隠しもせずに率直に言うとだね。
ギャルのパンティじゃないかコレ!
「なんでこんなものが出てくるんだ!」
亮は男子高校生なりの感性から抵抗を感じつつも、思い切って後方にぶん投げた。
なんか知らない参加者たちが『パンティーだー!』とかいいながらクラッシュしていく。意志が弱すぎる参加者もいたものである。
そんな誘惑をはねのけ、追いついてくる参加者たちもいた。
っていうか流と陽毬だった。
女性にとっては当たり前っちゃあ当たり前である。
「俺に女性用下着は通用しない」
キリッとした顔で言ってみたけど、あらゆる誤解を招きそうだからこれ以上言うのはやめた。
流の作戦は、前半は相手からの妨害を防ぎつつレーステクで勝負をかけるというものだ。
一方の陽毬は……。
「食べ物の力を思い知らせてあげる!」
手袋を着用。アイテムボックスに手を突っ込んで、取り出したるはいがぐりである。
「秋の味覚あたっく!」
いがぐりを亮の前に放り込む。
するとなんということか。亮のタイヤがぱこーんと破裂したではないか。
毎年路上に転がったいがぐりを踏んでタイヤがパンクするのはあまりにも有名である。……いや、嘘ですよ。この不思議空間専用のイガグリスパイクですよ。
「しまった!」
きゅるるーとスピンする亮を尻目に、『おさきに!』のポーズで追い抜いていく陽毬。
流はアクセルをぐっと踏み込み、不敵に笑った。
「こいつ……やっぱ侮れないな!」
さて、ここで改めて先頭集団を見てみよう。
トップを走りながらまきびしを散らしていく莉鳥。彼女の妨害が後続の参加者たちを苦しめているのだが、すぐ後ろについている修や美咲紀たちはそのまきびしトラップを巧みにかわしていた。
巧みにっていうか。
「バネシステム、発動なのです!」
スイッチをぽちっとなすると、美咲紀のカートに仕込まれたバネがびよーんとなってちょっとありえないスピンジャンプをかました。
「またおかしなアイテムを……」
かと思えば、修はウィンチと銛をくっつけたアイテムをその辺のビルに発射して変な立体軌道でまきびしを回避していく。
当然どちらもスピードは出ないのだが、まきびしを巻いたそばから回避されるのはなかなかつらい。より後ろの参加者を妨害できているのでよしとするが……。
「独走は難しそうね」
次のステージが迫っている。莉鳥はアイテムボックスに手を入れた。
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担当ゲームマスター
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月09日
参加申し込みの期限
2016年11月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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