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眠猫島夢奇譚 古代ネコ文明(接触編)
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■Aパート・2:かりかりとまたたび
俗称カリカリ。正しくは乾燥式キャットフード。
長く日持ちし、大量に売られ、日々飼い猫たちの食料となる。実際に食べると塩っ気の乏しいお菓子に近く、別に人間が美味しく食べるものではない……と思われているが。
「お、おいしい……」
音海 なぎさ
はカリカリをおそるおそる一粒口に含んでから、ため息のように言った。
カツオやサバといった魚介の香りがする粒は、口に含んだ途端にちょっと強めの塩っ気と一瞬で身体に響き渡るような魚介の風味が舌を打つ。
舌に乗った途端にじんわりと溶け始め、本能的に咀嚼すればしゃくりとほどよい歯ごたえが返ってくる。
「子供はもっとサクサクしたのを好みますにゃ」
横でカリカリを大人しく食べている黒猫に、なぎさはほへえと妙な返事をした。
高級なカリカリはこれほどに美味しいものであったか。
(※ゴロゴロ王国のカリカリは特別な素材と製法で作られています。市販のキャットフードがこんな味しなくても怒らないでね)
なるほど、このカリカリを好きなだけ食べられるのはお祭りの日だけということか。いわゆる贅沢品なのだ。
ならばとマタタビジュースを飲んでみる。
「ほわ、なんだかポカポカしてくる……これは、まさか」
なぎさはハッとして自らの記憶を探った。
画面の前の皆、そうだよ!
「生姜湯」
お酒だと思った皆、すまない。
このシナリオに参加する子たちはほとんど未成年なんだ。
……というわけでなく、実際の所マタタビはショウガやワサビと似たような効能を持っていて、味としてはツンと鼻をつくタイプの辛さで、血行の促進効果をもつといわれる。
実際マタタビ茶やマタタビ酒なんて物も売られていて、呑むとポカポカになって肩こりなんかがほぐれます。
これを煎じたものを炭酸水やなんかで割ったのがマタタビジュース。
要するにお魚スナックとジンジャーエールですねこれ。
「カリカリとマタタビジュース……意外と贅沢なアイテム……」
「さーどんどん飲みますにゃ。食べてくださいにゃ」
ちなみの豆知識。ネコがマタタビで酔っ払うと言われているのは、ネコの鋭敏な嗅覚神経をマタタビの成分が過度に刺激することで脳内に興奮物質を分泌させるからといわれている。あのごろにゃんしてるのは、興奮しているからなんですね。勉強になりますね。
「乾杯ですにゃー!」
「「かんぱーい!」」
綾花も碧南もこのパーティー気分を楽しんでいるようだ。
ネコたちに囲まれてカリカリやマタタビジュースを楽しんでいる。
「ところでお嬢さん」
「おじょうさん?」
「変わった毛皮を着ていますにゃー」
「それはどこの動物さんからとった毛皮ですかにゃ?」
「この洋服のこと?」
胸に手を当てて、なぎさ(一応述べておくと男性である)は首を傾げた。
「見たこと無い質感の動物ですにゃん」
「そうじゃなくて、えーっと……」
大体のネコたちは毛皮が普段着みたいな振る舞いをしているが、中には上にジャケットを羽織ったり、帽子やエプロンを被るネコもいる。洋服の文化があるのに人間の洋服を知らないのだろうか。
「人間さん用のドレスとか、スーツとか、ないのかな?」
「ありますにゃん。今用意させましたにゃん」
召使いらしき黒猫が畳んだ服を持ってきた。
服って言うか、なんかの動物からはいだ毛皮をなめしたものだった。
こう、なんていうか、石でできた家に住んでる時代の服みたいだった。
「人間はみんなこれを着てますにゃん。身体が大きいと、虫さんから糸をとれなくて大変みたいですにゃん。そのかわり、王様から教わった染め物の知恵で色の付いた服を沢山きていますにゃん」
「そ、そうなんだ……」
なぎさとしてはこの古代ローマみたいな服を着る自分が、ありや、なしや。
「あっと、そうだ。ニャンカーメン様のこと、もっと知りたいんだった」
なぎさの懐には、あの妙にしっかりした猫じゃらしが入っている。高い所で召し使いにマタタビジュースを注がせているニャンカーメンの手には、ほぼほぼ同じものが握られていた。
取り出して『これはなあに』と尋ねたら、なんだか大混乱になりそうだ。
もうちょっとお喋りして、この文明のことを知る必要があるかも。
だってマタタビの味ですら、ボクたちは知らなかったんだから。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
前回シナリオ
眠猫島夢奇譚 古代ネコ文明(探索編)
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月30日
参加申し込みの期限
2016年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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