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この架け橋を渡りたくば――
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●
厨二病の善意が厨二病を殺すという地獄の様相を呈している中で、動き出した者がいた。蛇那伊である。
「まったく、世話が焼けるんだから」
彼はひとまずギャラリーに協力を仰いで、うずくまったクロセルを運び出して自称ルシフェルから距離を取らせる。
「待て、クロセルの治癒はまだ完全では――」
「待つのはキミよ、自称ルシフェル」
追おうとする自称ルシフェルの前に蛇那伊は立ちはだかる。一瞬、とても16歳とは思えぬその隆々とした筋肉の量に自称ルシフェルは圧倒されるが、それでも剣を引き抜いて構えたのは彼のプライドゆえにか。
「立ちはだかるならば斬って捨てる! 喰らえ、コキュートス氷河ブリザード凍結斬!」
自称ルシフェルは「ヒョオォゥ」などと長剣に息――多分冷たくしているつもり――を吹きかけてから長剣を振るう。
「これは確かにイタい! けど、みんなが通って来た道よね」
しかし蛇那伊もさるもの。その動体視力で迫る長剣を片手で掴み取ってしまった。素人が達人の意表を突けるのは次の動きが定石を外してるからであって、既に動いている動作はむしろ先読みしやすい。彼はそう考えている。
「ま、長剣見てから白刃取り余裕でした、ってところかしら。変に先読みしようとヤマ張るから意表を突かれるのよねえ」
「と、取られた!? ええい、離せ!」
自称ルシフェルも長剣を取り戻そうと引いたり押したりするが、長剣はまるで万力に固定されてしまったかのように動かない。
ちょっと失礼、と歌うように言ったかと思えば、蛇那伊は軽く長剣ごと自称ルシフェルを引き寄せてその背後を取り、次の瞬間にはその手に掴まれていたものは長剣から自称ルシフェルの両腕になっていた。
「ほっそい腕ねえ。ほら、あたしが剣の使い方ってものを教えてあげるわ。無手が専門だけど、対武器戦のためにある程度武器の扱いに心得はあるから安心して」
「な、な、な……!?」
口をパクパクと開閉しながら自称ルシフェルは困惑する。その一方で、蛇那伊は剣の持ち方から振り方まで次々と指摘しながら矯正していく。
「そう、しっかり持って、姿勢は天井から糸で頭を吊るされてるイメージ。遠くの山を見るみたいに顎を若干上げて……そう。それで左手だけで振ってみなさい。真っ直ぐ振れるはずよ」
「お、おお、いつもは右に寄るのにまっすぐに!」
「右手に力を込めすぎなのよ。右手は添えて、剣筋の方向転換の時と相手に当てるインパクトの時にだけ強く握りなさい」
「ふっ、貴様もなかなかやるようだひゃぁっ!? やめろ、耳元に息を吹きかけるな! こ、股間を擦り付けるなやめろぉ!?」
指導の途中にナチュラルに挟んで来たセクハラから、新しい世界の危機感を感じ取って自称ルシフェルが悲鳴を上げる。
地獄の先に待っていたのは、また新たな地獄であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
豚野郎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月24日
参加申し込みの期限
2016年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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