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Hello New World
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■チャプターΩ:神の定めぬボーイミーツガール
轟児は平凡な少年だった。クラスでも中の下。運動はそこそこで、勉強もそこそこ。
普通に卒業して普通に就職して、普通に生きることが確定しているような、轟児は平凡な少年だった。
その日も朝起きて、スマホのアラームを止め、カーテンを面倒くさそうに開く。
と。
町は火の海に落ちていた。
みなのシンボルだったタワーはへし折れ、家々は炎に包まれ、黒煙が上がり、空は赤黒い雲に覆われている。
雲を抜けて円盤状のものが下りてきては、人型の真っ黒い生物を投下した。頭の中で浮かんだネーミングは『侵略者』というシンプルなものだった。
他人事ではない。
轟児の部屋の天井を突き破り、『侵略者』が轟児の背後へ迫る。
彼に抵抗するすべなど無かった。
同じクラスのシューヤは科学の天才で、隣のクラスのタリアは戦闘のプロだという。彼らならきっと何かできたろうに。
轟児は歯を食いしばり、自らの首を握りしめんとする『侵略者』を涙目で見つめた。
ああ、神様よ、なぜ俺に才能を授けなかった。
見ず知らずの神に向けて、轟児は恨み言を吐いた。
死ぬ前の言葉すら、吐くこと無く。
轟児は花畑で目を覚ました。
七色のチューリップが揺れている。
頭にかかる柔らかい感触と、ぼやけた視界の白く美しい輪郭に、轟児はまどろんだ気持ちで目をこする。
「目を覚ました?」
細く透明な少女の声がする。
はっきりとした視界に、白い髪の少女が映った。
自分を見下ろしている。
頭にかかる柔らかい感覚が彼女の膝だと気づいて、轟児は飛び起きた。
「た、助かったのか!? 死んだかと思った……」
「いえ、死んでおりましたよ」
傍らで声がする。慇懃な執事めいた、厳しく重々しい声である。
振り向けば、片眼鏡の美男子が懐中時計を開いていた。
「あなたが目覚めるまで五分と七秒かかりました。十二秒で目覚めて良かったはずなのに、随分と眠るのが好きなようですね」
懐中時計を閉じて言う彼に、轟児はムッとしたが、暖かい少女の膝の感覚で相殺された。
要するにハッキリと目が覚めた。
「ここはどこなんだ? 俺は死んだはずじゃ? もしかして、夢だったのか!?」
「一度に三つも質問をしないで下さい。三秒まって」
手を翳す執事風の男。
彼のバッジには『王立魔計職人・ミサリー』と掘られている。
「一つずつ応えましょう。1、ここは『花と時計の国』です。2、あなたは今から三ヶ月後に死ぬはずでした。3、すべて現実です」
ぱちくりとまばたきをして、少女に振り向く轟児。
少女は小さくため息をついた。
「あなたの時間を三ヶ月だけ戻して、ここへ連れてきた」
「私に、いやこの世界で出来る最大限の時計魔術です。これ以上戻すことは、不可能なのです」
「やって欲しいことがある」
「しかし相応の金額は請求させていただきますので」
「まずはカレーとカエルの国に行って」
「まずは神威時計塔へ来て頂いて」
「「聞いてる?」んですか?」
「ややっこしいわ!」
轟児は立ち上がって二人から飛び退いた。
「ステレオで別々のこと喋るな!」
「「なら私の話を先に」」
「同じこと言えって意味じゃねえ!」
轟児は腕を掲げ、人差し指をたて、びしりと下ろした。
少女に向けて下ろした。
「お前の話を、先に聞く!」
……さて。
ここから平凡な少年轟児が『カエルとカレーの国』で代々密かに受け継がれた魔法少女と出会うお話や、『亜種族温泉の国』で温泉ドラゴンと火山の噴火と戦うお話や、一周して戻ってきた『花と時計の国』で最高魔術を行使して侵略者を食い止めるも、多くの犠牲に悲しみ、もう一度だけやり直せるという『白い神の少女』の言葉に導かれて三ヶ月前から戦いを始めるストーリーが始まるわけだが。
これは、いつかの機会にとっておくこととしよう。
なぜならこの物語は『Hello New World』。
新世界と出会った後のことは、別の話になると思いませんか?
――いくつもの物語へ、つづく。
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あとがき
担当マスター:
青空綿飴
ファンレターはマスターページから!
お疲れ様でした。
今回生まれた世界は、異世界を舞台にしたシナリオとして公開されるかもしれません。
その時に世界がどうなっているのか、それはまだ誰にも分からないのです。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月19日
参加申し込みの期限
2016年10月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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