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【4周年記念】異世界ばっひゅーん
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制服姿の
北風 貴子
が正門から颯爽と道に出る。後ろから小走りで
伊賀 解理
が付いてきた。制服の上には白衣を着ていた。裾が地面に触れそうな程に長い。
前を歩いていた貴子が踵を返す。
「伊賀さん、もう用事は済んだはずよ。いつまで付いてくるつもり?」
「え、ほら。上を見てくださいよ。こんなに空が青じゃないですか」
「それと付いてくる理由の関連性がわからないわ」
その言葉を冗談と受け取ったのか。解理は、またまた~、と笑って言った。
「こんなに良い天気なのに、すぐに帰ったら勿体ないですよ。いいんちょもそう思いますよね」
「天気の良い日は今後も見込めるし、今日の天気を惜しむ理由にはならないわね」
話が終わったとばかりに背を向ける。寸暇を惜しむように歩き出す。
「ま、待ってくださいよ、いいんちょ~」
二人の足が同時に止まった。あるはずの地面がなくなり、空の中に放り込まれたのだ。
「突然、空の上だとぉ!」
解理は驚きの声を上げた。
「きゃあああああ!」
貴子が悲鳴を上げた。絶叫に近い。目を見開いて挙動に異常を来たす。手足が奇妙な方向に動いていた。
その激しい動揺を目の当たりにした解理は驚いている暇がなかった。
「い、いいんちょ、大丈夫ですよ。こんなの、ある訳ないじゃないですか」
「そ、そんこと言ったって、落ちてるよ! あああ、ダメ。落ちちゃう」
言葉だけでは足りない。そう判断した解理は貴子を抱き寄せた。艶やかな髪に手を当てて優しく撫でる。
「これは夢ですよ。同じ夢を見ているんです」
「……本当に。これは、夢なの?」
貴子は潤んだ目を解理に向ける。普段は見られない可憐な姿に一気に表情が緩む。
――テンパった先輩の破壊力が凄まじい! ヘンな趣味に目覚めそう!
胸中で否定的に頭を振った。白衣のポケットに手を突っ込み、真新しいハンカチを取り出した。
「一人が不安なら、僕がいます。この黄色いハンカチで手を結んだら、もう安心です」
手を繋いだ状態でハンカチを結ぶ。解理は両手を上げて笑った。
「もう、怖くないですよね」
「あ、少しは、楽になったかも」
驚いた目はしていたが冷静にスカートを手で押さえた。
二人は落ちていく。少し速度が上がって貴子が怯え始めた。解理は優しく抱いた。逆さまになって加速を始める。
――この状況は、あの名作の一場面に似ている。
頭に過った直後、すんなりと声になった。
「先輩、貴方はどこに落ちたい?」
貴子は震えながら思いを口にした。
「伊賀さんと一緒に、流れ星になって、どこまでも」
「うん、そうだね。人々の祈りの対象になって、どこまでも行こう」
二人は延々と落ちていった。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
NPC交流
定員
136人
参加キャラクター数
62人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月07日
参加申し込みの期限
2016年10月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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