- 0
- 0
- 種族
-
- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【４周年記念】異世界ばっひゅーん
| 参加キャラクター一覧 | コメントページ | ダイアリー一覧 |  |
休日の寝子島を淡い朝陽が照らし出す。どこか春めいた陽気に人々ものんびりとしているように見えた。
日溜りでは猫達が丸くなっている。無防備に腹を見せている一匹までいた。
それを横目に孤高を気取るのはテオドロス・バルツァであった。
――呑気な連中だぜ。
テオは旧市街をゆく。周囲に威嚇するような視線を向けた。気付いた何人かが手を振ってきた。
――見たことはあるな。
足を止めることはなく、適当に尻尾を動かした。それだけのことで相手は笑顔となった。
目に付いた路地を曲がったところで、すっと道端に寄る。
――あいつか。
立ち止まって前方を見据える。恵御納 夏朝がしゃがんで猫の頭を撫でていた。
引き返そうとした。逆に吸い寄せられるかのように距離が縮まった。夏朝が与えたスティック状の物体に目を奪われた。
「あ、テオ君もおやついる？」
猫じゃらしのようなクネクネした動きに堪らず飛び付く。数本を腹に収めてようやく落ち着きを取り戻した。
――こいつも、さっきのやつらも、そうだ。この島の連中は、まあ、悪くねえな。
テオは前脚を舐めながら言った。
「今日は特別だ。おまえら、楽しんで来いよ」
「え、どういうこと？」
世界は瞬時に切り分けられた。人々は異世界の空に放り込まれ、驚愕と狂喜の坩堝と化した。
その中にはテオの姿もあった。夏朝が咄嗟に手を伸ばしたことで一緒に連れて来られたのだ。
「俺もかよ」
呆れたような声を漏らし、大勢の中の一匹として加わった。
日溜りでは猫達が丸くなっている。無防備に腹を見せている一匹までいた。
それを横目に孤高を気取るのはテオドロス・バルツァであった。
テオは旧市街をゆく。周囲に威嚇するような視線を向けた。気付いた何人かが手を振ってきた。
――見たことはあるな。
足を止めることはなく、適当に尻尾を動かした。それだけのことで相手は笑顔となった。
目に付いた路地を曲がったところで、すっと道端に寄る。
――あいつか。
立ち止まって前方を見据える。恵御納 夏朝がしゃがんで猫の頭を撫でていた。
引き返そうとした。逆に吸い寄せられるかのように距離が縮まった。夏朝が与えたスティック状の物体に目を奪われた。
猫じゃらしのようなクネクネした動きに堪らず飛び付く。数本を腹に収めてようやく落ち着きを取り戻した。
――こいつも、さっきのやつらも、そうだ。この島の連中は、まあ、悪くねえな。
テオは前脚を舐めながら言った。
「今日は特別だ。おまえら、楽しんで来いよ」
「え、どういうこと？」
世界は瞬時に切り分けられた。人々は異世界の空に放り込まれ、驚愕と狂喜の坩堝と化した。
その中にはテオの姿もあった。夏朝が咄嗟に手を伸ばしたことで一緒に連れて来られたのだ。
「俺もかよ」
呆れたような声を漏らし、大勢の中の一匹として加わった。
運営部より
４周年キャンペーン、記念シナリオ！
記念アイテム
キャンペーンに参加して、記念アイテムを所有しているＰＣのみが参加することができます。
※１人のプレイヤーさまが複数の「記念アイテムを持っているＰＣ」で参加することは歓迎です。
※キャンペーンに参加したけど、まだ記念アイテムを受け取っていない、という場合は、
アイテムプレゼントの受け取りページで受け取ってからご参加ください。
※「記念アイテムを持っていないＰＣ」が参加した場合は、リアクションで描写されません。
またらっポも返還されませんので、ご注意ください。
特別ルールがあります！
【１】アクションの文字数
このシナリオでは「キャラクターの行動・手段」を１００文字以内でご記入ください。
リアクションは、通常のブロンズシナリオと同じ程度の描写量になる予定です。
シンプルな行動を、担当マスターによるアドリブとともにお楽しみください。
※アクション投稿ページの文字数カウントが基準です。
※１０１文字以上記入されている場合、超過分はなかったものと見做されます。
リアクションの描写がなくなってしまうこともありますので、お気をつけください。
【２】記念イラストの指定と表示
このシナリオでは、リアクションに参加ＰＣの「記念イラスト」が表示されます。
アクションでのイラストの指定は必要ありませんが、イラスト名に【４周年】と記入されていることをご確認ください。
※アクションの内容とイラストがあまりにも異なるなど、対応が非常に難しい場合は、
やむを得ずイラストが表示されないこともあります。ご了承ください。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2016年10月07日
- 参加申し込みの期限
-
- 2016年10月14日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2016年10月14日 11時00分
恵御納 夏朝さん、ガイドに登場していただき、ありがとうございました。
本シナリオに参加される場合、ガイドに縛られることなく、自由にアクションを書いてください。
それでは、ゴホン。遂にやってきました４周年記念シナリオです！
今回はテオが日頃の皆さんの活躍に感謝（？）して、異世界に連れてきてくれました。
どのような世界なのでしょうか。早速ですが世界観の説明に入りたいと思います。
世界観
この世界は空と雲だけで構成されています。次元に取り残された小さな世界で、
どちらの方向に進んでも無限にループ（正面に投げたボールが、後ろから戻ってくるという状態）します。
空に浮かぶ雲にはＰＣが乗ることが出来て、寄せ集めることで雲の大地の形成も可能となります。
応用として家や塔を作ることも不可能ではありません（それなりの人数が必要）。
それらを足場に利用して様々な落下を楽しむことができます。
この世界は小さく、とても不安定です。その為、落下の速度は様々で、
場所によっては浮上することもあります（アクション次第）。
帰るタイミングはＰＣの自由となります（空腹、眠気、etc）。
テオがＰＣの望む場所に神魂の力で送り届けてくれます（期限は一日なので最後は強制）。
登場ＮＰＣ
・五十嵐 尚輝
・七夜 あおい
・青木 慎之介
・芽森 菜々緒
・桐島 義弘
・胡乱路 秘子
・野々 ののこ
・テオ
・浅井 幸太
・北風 貴子
・神木 直樹
・吉田 熊吉
以上のように「記念イラストで描かれているＮＰＣ全員」となります。
それ以外のＮＰＣを登場させることはできません（マスタリングの対象）。
全ての説明が終わりました。
それでは皆さん、異世界の空を落っこちたり、浮いちゃったりして楽しくばっひゅーんして下さい。