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寝癖の付いた頭で
北里 雅樹
は猫鳴館を後にした。モスグリーンのブルゾンのポケットに手を突っ込んでのんびりと歩く。眠そうな目を適当に向けた。
うろうろとした果てに寝子ヶ浜海岸に訪れた。
「なんでここだけ雪が降ってんだ?」
不思議そうな顔をして一帯を眺める。その間に何度か浅く頷いた。
――異常気象では説明できない。となると、また神魂の仕業なのかねえ。
「ま、理屈はどうでもいいか」
雪の斜面を駆け降りる。黒いズボンの裾が濡れたが気にしない。足元の雪を手で掻き集めて玉を作る。それを夢中で転がした。腰くらいの大きさの雪玉を作り、その上に顔となる部分を乗せた。
額に浮き出た汗を手の甲で拭う。
「一体だと寂しいな」
大小の雪だるまを追加した。少し後ろに下がって眺めて、飽きた、と一言で切って捨てた。
――このまま帰るのは勿体ないし、あいつでも呼ぶか。
ズボンの後ろのポケットからスマートフォンを取り出した。
部屋着の姿で
椎井 莉鳥
は自室のベッドに仰向けになっていた。手にしたスマートフォンの画像を感情が乏しい顔で見ていた。指をスライドさせて別の画像に目をやる。全てで雪が降り積もっていて端の方には青い海が覗いていた。
――海岸だけに雪が降り積もるなんて、珍しいこともあるものね。
上げていた手が怠くなったのか。ぱたりと横に倒した。ぼんやりとした茶色い目を天井に向ける。
――こんな日はあいつ、元彼から電話がくる。
確信めいた思いを肯定するように電話の呼び出し音が鳴る。相手を確認しない状態でスマートフォンを耳に当てた。
「なによ」
『雪遊びしよーぜ』
「寝子ヶ浜海岸の場所くらい言いなさいよ。意味が通じないわ」
『俺が言わなくてもわかってんだから、別にいいだろ。待ってるからな』
雅樹は要件を伝えると一方的に電話を切った。相変わらずの態度に溜息が漏れる。
――大体、雪遊びって何よ。あいつは犬か。そうなると私は猫かな。犬系彼氏と猫系彼女ね、元だけど。
より深い溜息を吐いて起き上がる。くしゃくしゃになった後頭部の髪を撫で付けてクローゼットに向かった。取り出した白いダウンジャケットを羽織る。下は脱いで白っぽいパンツに履き替えた。
改めて自身の服装に目を向ける。
「雪合戦向きね」
無意識の選択に再度、深い溜息が口から漏れた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月22日
参加申し込みの期限
2016年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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