this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
スクール水着は世界を救う
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
11
つぎへ >>
【8】
「な、何か着なくちゃ、なのです……!」
冬月 詩歌
は何か上に羽織れるものを探して、廊下を歩いていた。
不思議なことにスク水を脱ごうとしても、何か羽織ろうとしても上手くいかないのだ。
教室に置いてあったジャージを羽織ろうとしたら、窓から入ってきた野鳥にジャージを盗まれた。
購買室で何か着るものを買おうとしたら、今日に限って全部売り切れ。
何故か運命という地球の一生命体には理解しがたい何かが彼女の行く手を阻むのだ。
どこに行けば代わりの服は見つかるのか……そんなことを考えながら、ふらふらと角を曲がる。
ちゃんと前を向いてなかったせいか、前から来た
酒浸 朱蘭
にぶつかってしまった。
「ご、ごめんなさい、なのです……!」
「ああ、あたしこそ悪い。って、詩歌か。ちょうど良かった、付き合えよ」
「付き合う? 何に、です?」
「決まってんだろ。こういう妙なことが起こったときは落ち着くのが大事なんだぜ?」
というわけで……。
「宴会だーーーー!!!!!」
「なんで、です!?」
それは誰にもわからない。
「そ、それはただ宴会して、騒ぎたい、だけじゃ……?」
「えっ? 宴会したいだけの口実じゃないかだって? そんなのはどうでもいいんだぜ!」
ガッシと詩歌の腕を掴む彼女。
「嫌なことは酔って忘れるに限る! というわけで、行くぞ!」
「行く、って、ど、どこに行くなのです〜〜〜?」
***
朱蘭にずるずる人形のように引きずられ、連行されたのは家庭科室。
朱蘭のろっこん<似非バッカスの施し>で作られたろっこん水で乾杯をする。
喉を鳴らして、ゴキュゴキュ飲んで、ぷはーと朱蘭は甘美な息をもらした。
「昼間っから飲む、ろっこん水は美味い!」
なんなら休み時間はもう終わったので、授業もサボってる。
授業をサボって飲むろっこん水はさぞ背徳の味が効いて美味かろう。
私、何してるんだろう……と困惑してた詩歌も、もういいや、とコップのろっこん水を煽る。
味はただの水なのだが、なんだか飲んだら、頭の先に痺れるような何かが走るのを感じた。
「へへっ! いい飲みっぷりだな! そうこなっくちゃ!」
「……もういっぱい、ほしい、です」
「おう。待ってろ。今、作ってやる。……あ、そういや、この水」
と言って、肩のバカタコにふと目を向ける。
「こいつも飲めんのかな?」
「口がある、から、飲める、と思うです。でも、そんなこと、して大丈夫です……?」
「平気平気! というか飲ませちゃいけねー理由はねーだろ!」
何が平気なのかはさっぱりだが、思い立ったら即実行の精神は大事である。
タコに水を与えてやると、みるみる間に変化が現れ始めた。
「あれ? おい、なんか動きが……ギャー! なんか身体のほうに移動してきた!?」
にゅるにゅるとタコ足が胸や腰やお尻に食い込む。
締め付け効果によって発育の良いお嬢さんである朱蘭の様々な部位が強調される形に!(控えめな表現)
力強い締め付けに思わず、ひやっ、と声を漏らしてしまう朱蘭。
「ちょっ変な動きはやめ!? 詩歌取ってくれー!?」
「わ、酒浸さん……!」
慌てて助けようと近づくと、ニヤリと朱蘭は笑う。
「なんつって! そっちのタコも一杯やれよ!」
ぐいぐい詩歌のバカタコにろっこん水を煽らせる。
ぐるぐると目を回して、タコは「バカタコ〜〜〜??」と詩歌の身体に8本の足を絡ませる。
「わ、や、やめる、なの……。あっ」
こちらは残念ながら、年の割に幼い彼女。締め付け効果を得ても特に何も強調はされなかった。
とは言え、スク水に触手なので、こういうのが好きな人にたまらない感じだと思います。
好きな人にはたまらんな〜ってやつです。
「ひゃあ、酒浸さんの、タコが、こっちに来るなのです……!」
「うわ! ほんとだ! というか、詩歌のタコもこっちにって……ぎゃっ!」
「ふ、ふたりまとめて、絡まれてる、です!」
***
「こ、こいつはすげぇぜ……!」
ドアの小窓にかぶりついて、刀は家庭科室の様子を見ていた。
ひゃっ、とか、あっ、とか思春期男子にはごちそうとしか言いようがない声が聞こえてきたので覗き見もとい調査に来たわけである。
当然は今は授業中なのだが、授業より女子、それは健全な男子にとってまっとうな行動なのだ。
それにしても、男子校高校生なら一度とならず何度でもする学校の女子のあられもない空想が今、現実に!
「まるで河川敷に落ちてるエロ漫画の世界じゃないか……!」
神魂の野郎ふざけやがって、なんて思ってごめん。
たまには幸せも運んでくれるんだね、ありがとう、としみじみ思う刀であった。
心頭滅却、明鏡止水、精神を集中させ眼球に焼き付けるべく、小窓を覗き込む。
とその瞬間、小窓を突き破って包丁が飛んできた。
「うおおおっ!?」
間一髪、包丁はほっぺをサクりと切っただけで助かった。
「う、うわ、剣の修行を積んでなかったら、顔面に突き刺さってたぞ……!」
「いい加減にしやがれー!」
度重なるオクトパスハラスメントに激怒した朱蘭。
家庭科室の調理器具を武器にタコを攻撃する。
包丁を放り投げ、すりこぎで叩き、菜箸で串刺して、バカタコをボッコボコに。
怒りの頂点に達した彼女はもう誰にも止められない。
「危うくグロッキーになるとこだったじゃねーか! もう許せん! タコはタコらしくこうしてやる!」
「バカタコ〜〜〜!」
両手に構えた包丁でざんばらりとブツ切りに。
続けて、小麦粉を解き、刻んだ紅生姜を加え、青のりとソースも用意して……。
あっという間にバカタコ焼きの完成だ!
「さあ、アツアツのうちに食ってくんな!」
「いただく、です……。は、はふ、お、美味しいなの、です!」
外は油でカラッと中はとろ〜り、いい感じに仕上がったタコ焼きに詩歌も大満足である。
「ハッ! 調子に乗ってるからだ、すけべダコ!」
「酒浸さん、もどうぞ、なのです」
「おう! というか、肴ができたな。ははっ、じゃあ宴会の続きと洒落込むか!」
「ま、まだ、飲むのです……? ……あ」
「ん? どうした? はふはふっ、おう、上手く焼きあがったぜ!」
「そういえば、前に海に行った、とき、タコで大変なこと、になったのです」
「! そ、そういや!」
朱蘭は湯気の上がるタコ焼きに目を落とす。
「こ、こいつらあのときひっついてきたタコじゃなかろうな……?」
「……あ」
「今度はなんだよ?」
「あそこ、に誰か、いるなのです」
そう言って、ドアの小窓を指差す詩歌。朱蘭もそちらを見ると、ドアの向こうの何かと目があった。
何かっていうか、刀だけど……。
「バ、バレた……!」
「おい、誰だ! そこで覗き見してんのは!」
ふたりは立ち上がり、ドアに向かって走る。
絶体絶命……いやしかし、まだ刀の面は割れていない。
歴戦の強者の直感か、ムッツリすけべの危機管理能力か、即座にそこまで彼は判断した。
ろっこん<加速>、今使わないでいつ使う。
加速状態に突入した刀は瞬間移動でもしたかのように、あっという間にその場から消えた。
「バレてないバレてない……。俺だってバレてない……よな?」
しかし、内心はドッキドキであった。
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
11
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
スクール水着は世界を救う
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月21日
参加申し込みの期限
2016年09月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!