this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
スクール水着は世界を救う
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
11
つぎへ >>
【5】
別室で着替えて悠月は戻ってきた。
少年状態なので服はブカブカだが、スク水から解放されて安堵の表情を見せる彼。
そして、このスク水騒動の解決策もようやくわかった。
「原因はこのタコだ! こいつを身体から剥がせば脱げるようになるぞ!」
「なるほど。元凶はこいつか……。取れたら、茹でて食ってやる……!」
アカリはじろりと肩の上にいるバカタコを睨みつける。
「次は来島の番だ。ロベルト、もう一度だ。頼むぞ」
「うん、わかったよ。で、さっき触ったのは獅子目のなんだったんだい?」
ほんのり頬を桃色に染めて尋ねる彼に、ぎりりと悠月は奥歯を噛む。
「その話はもういい!」
「痛い! また塞ぐの!?」
半ばひっぱたくように、再びロベルトの目を塞ぐ。
「わ! ちょっと待った! お前もダメだ!」
「は? お、おいおい、俺もか!?」
ほっぺを真っ赤にして、アカリは悠月の目を塞いだ。
アカリは悠月の目を塞ぎ、悠月はロベルトの目を塞ぎ、ロベルトはアカリのタコの排除に。
「な、なんだかよくわからないけど、行くよ……!」
「……ひゃっ!? 先輩、どこ触ってるんですか!」
ぺろぺろと胸のあたりをまさぐるロベルトの手つきにアカリは声を漏らした。
「え? あっこれ変なところ触ってる?」
「うう……、そんなとこ触っちゃ、だ、ダメです……んっ」
「でも、タコがどこにいるのか……?」
「もっと上です……。助けて、先輩このタコ取って……」
「も、もちろんだとも!」
熱い吐息とともに漏れるアカリの声に俄然やる気を出すロベルト。
しかし、あっちに触ったりこっちに触ったり、なかなかタコは捕まらない。
このタコ、さっきのやつよりも少しだけすばしっこい……のか?
「はぁ、はぁ……、せ、先輩……、わ、わざとやってんじゃないですよね……?」
「わ、わざとだなんて、そんなこと……なでなで」
「だ、だからそこは明らかに太ももでしょーが!」
「ふふ、ごめん。タコかと思ったよ……痛い痛いっ!?」
ぎゅっと力を入れて、悠月はロベルトの目を鷲掴みにする。
「いい加減とっとと取れ!」
「わ、わかったよ。はい、捕まえた、はい、取れた。……痛い痛い痛い痛いっ!!!」
ぎゅぎゅ〜〜〜〜〜っと力を入れて、悠月はロベルトの目を鷲掴む。
「やればすぐに取れるじゃないか!」
***
悠月に服を借りて、アカリが戻ってきた。
スク水を着ていた時間はほんの数時間だったが、悪夢のように長い時間だった。
「服貸してくれて、ありがとうな。今度返しにくるわ」
「ああ、別にいつでもいいぞ。暇なときで」
これでどうにか一安心……と思っていると、墨まみれのロベルトが見ているのに気がついた。
「ねぇ、今度はふたりが僕のコレ取って……?」
「う……! 小動物のような瞳……!」
「気持ち悪い言い方をするな。取ってやるからじっとしてろ」
今度はふたりがかりでロベルトのタコの排除にかかる。
「こら! 大人しくしてろ! おい、そっちに行ったぞ、来島!」
「え? ど、どこだ?」
「どこだって、おい、なんで目を瞑ってる!」
「い、いや、なんか取るときは目を瞑ってやるものなのかと……ん? これタコか?」
「んっ、あっ!」
「そ、それはロベルトのタコっぽいところだ! 変な声出すな、ロベルト!」
「うえええ! やっぱ目ぇ開ける! あ、いた……って、うわ! 逃げるな!」
「はぁ、はぁ……!」
必死でタコとのバトルを繰り広げるふたりを横目に、息を荒くするロベルト。
理想の美少年二人に身体を触られている……ヤバい……これは……夢……?
いや、夢……じゃない……!? 僕……この世の春だね……。
そんなことを夢見心地で思う。ああ、素晴らしきかな、美少年。
できることなら、この時間が永遠に続けばいいのに。永遠に……。
「よし! ようやく捕まえたぞ、このバカタ……!」
「そりゃあああああああああああああああああああああああああ!!!」
突然爆発したかのように、ロベルトはぐるぐると身体を回転させる。
せっかく捕まえたタコがするりとアカリの手から抜けてしまった。
「な、ななな何やってるんですか、先輩!」
「あ、ごめーん、なんだかくすぐったくて。もう一度、お願いするよ」
「お前、わざとタコを逃しただろ……?」
ジト目で見る悠月に、ギクリとロベルトは目をそらす。
「まさか、お前この状況を楽しんで……」
「や、やだなぁ。そんなことしないよ。早く脱ぎたいよ、うん、このスク水」
そう言いつつも、彼の心の中はすでに決まっていた。
できるだけ、この至福の時を引き延ばそう。この素晴らしい時間よ永遠に……。
「さあ、ふたりとも! 僕のタコをじっくりと取ってくれ!」
悠月とアカリの戦いはまだ始まったばかりだった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
11
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
スクール水着は世界を救う
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月21日
参加申し込みの期限
2016年09月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!