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スクール水着は世界を救う
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【4】
星ヶ丘寮の自室で
獅子目 悠月
は悶々としていた。
彼の16年間の人生で、今、一番死にたくなる異常事態に直面しているのだから無理もない。
朝、目が覚めたら何故かスク水、何故かタコ。
しかも、このバカタコ。頑なに水着を脱ぐこともその上に何か着ることも邪魔してくる。
起きてから何度目かになるタコとの格闘もよい成果は出ていない。
「くっ、どうあがいても服を着ることはできないか……」
はぁとため息をつく。
タコ一匹にここまで苦渋を舐めさせられるとは、なんか人として辛い。
とそのとき、玄関チャイムが鳴った。
「ようやく来たか、ロベルトのやつ……」
訪ねてきたのは、ロベルトとアカリだった。
彼らの姿を見て、悠月は目を丸くし、まじまじとふたりを見つめた。
「……え? お前たちもそうなのか!?」
朝、ロベルトに電話したときは一方的に自分の事情だけ伝えたのでロベルトの異変は知らなかった。
まあしかし、なんだか悠月は安心した。アホなことになってるのが、自分だけじゃなくて。
「というか、なんで集合がお前んちなんだよ……!」
真っ赤な顔でアカリは言った。なんなら目にはほんのり涙が浮かんでいた。
「おかげでこの格好で街を歩く羽目になったじゃねーか!」
「なかなかハードなミッションだったよね。恥ずかしいけど美少年のためなら背に腹は代えられないから頑張ったよ」
ロベルトも複雑そうな顔でうなづく。
「あーいや、ほら、俺んちのほうが広いだろ」
ふたりの様子を見る限り、外に出たくなかったから……とは言わないほうが良さそうだ。
「というか、来島はそんなに違和感がないんじゃないか? まあ、冬にその格好は正気の沙汰じゃないが」
「違和感あるだろ! バリバリアウトだろ! てゆーか獅子目には言われたくねーよ!」
「まあまあ。でも、何故かこの格好で出歩いても、特に騒がれなかったよね?」
ロベルトがいうと、アカリは「まあ、確かにそうですけど……」と同意した。
ここまでの道中、たまに不思議そうに見てくる人はいても、大騒ぎになることはなかった。
写真を撮られてSNSで拡散されることも、おまわりさんに連れて行かれることも考えていたのだが。
「いや、だとしても変質者一歩手前じゃねーか! とっととこれ脱ぐぞ!」
ロベルトはまじまじとふたりのスク水を見る。
まさか、こんな奇天烈な現象に自分まで巻き込まれるなんて……。
いや、でも! 美少年の……足! 腕! 鎖骨! お尻!!
美少年をこよなく愛するロベルトにとっては一足早い春! 冬だけど春!!
美少年の美しい四肢が冬でも曝け出されるという点はすごく評価したい!
「おい、ロベルト……何故、目を潤ませてボーッとしてるんだ?」
「ハッ! あ、ああ、ごめん、獅子目!」
「お前を呼んだのは他でもない。とりあえずろっこんを使ってくれ」
「ろっこん?」
「わかるだろ! 一刻も早く男子高校生がスク水を着てる状況から脱したいんだ!」
「ああ、そういうこと? でも、それだと……」
むしろ、ロベルトにとっては最最最高に好都合な展開である。断る理由なし!
「じゅるり……わかった! ろっこんを使わせてもらうよ!」
ロベルトはろっこん<Прекрасный мальчик>を使った。
触れた相手を少年に変えてしまう力で、みるみる悠月とアカリは少年の姿に!
スク水から伸びた未発達の手足、あどけない顔、ぺったんこのお尻……ああ、甘美なるかな少年の世界。
つつーと流れ落ちそうになる鼻血をスンッとすする。
「な、なるべくこっちを見るなよ。というか見るな」
「いやいや、見ないと脱がせな……見えない! 離してくれ獅子目ー!」
目をらんらんと光らせて迫る彼の目を悠月はバシッと押さえる。
「だーかーらー! 見るのは禁止だ!」
「うう、こんな状態で脱がせってそんな無茶な……」
しくしくと涙を流しながら、スク水を脱がそうと奮闘する。
しかし、バカタコが邪魔をしてくるため、なかなか思うように脱がせられない。
「……んっ、こ、このタコ動くな! ぬるぬるして……はふっ! お、おい、先にタコをなんとかしろ!」
「タコ? ええと、これかな?」
「って……バカ、そこじゃないっ! そ、それは俺の……!」
「お、俺の? 俺の何? ねぇ、今の何!?」
「う、うるさい! 早く! ほら、もっと右……んっ、あっ!」
「じゃ、じゃあこれ? あっこれっぽい! うわ!! なんか墨らしきもの吐かれたよ!」
バカタコは鉄砲のように墨を吹き出し、ロベルトの顔面に浴びせかけた。
「くっ! ま、負けるか〜!」
ぬるぬる滑るバカタコだが、格闘している内にだんだん掴みやすい箇所がわかってきた。
ガッチリと捕らえ、おもくそひっぱるときゅぽんとタコが悠月から離れた。
その途端、彼の身体を覆っていた神魂的超常のパワーが消えた……ような気がする。
「今ならスク水が脱げるかもしれない……!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月21日
参加申し込みの期限
2016年09月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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