this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
天使または悪魔が降ってきた!
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
12
つぎへ >>
●STAR NIGHT CHORUS!
(ん? なんだろう?)
夜。
桜花寮の自室で
雨寺 凛
は、窓の外に見える人影に気づいた。
誰か、居る?
恐る恐るカーテンの隙間からのぞくと、白い衣が目に入る。
自分と同じ髪型をした女の子が、白い服を着て、こっそりのぞいた凛を見つめ返していた。
その背には、月夜に輝く真っ白な翼が伸び生えている。
「羽が生えた人……? 天使!?」
凛が驚いたのはそれだけではなかった。
月光に照らされた女の子の顔は、凛と全く同じ顔だった。
思わず、身体が勝手に動いて、窓を開ける。
「寒いよ? 中に入らないと」
「うん、ありがと!」
招き入れると、天使の凛は笑顔を浮かべた。
「暖かーい」
「ずっとあの場所にいたのかな?」
「ううん。でも、どう声かけていいか迷っちゃった」
ちょっとはにかんでから、天使は凛に、悪戯めいた笑みを見せた。
「びっくりした?」
「うんっ。でも、それ以上に嬉しい!」
自分と瓜二つの顔を、凛はまじまじと見つめる。
「双子の妹ができたみたい!」
「むー。姉のポジションは絶対に、ぜーったいに譲れないよっ」
なぜか、そこには意外と頑固な天使だった。
「それより、遊びに行こうよ。ずっと凛ちゃんと遊びたかったんだ」
「いいよ! よーし、夜の街に繰り出しちゃおっか!」
凛は快諾すると、さっそく準備を始めた。
二人でやってきたのはシーサイドタウン。
夜もきらびやかで――しかし、いつもより静かだった。
その答えは、途中で通った公園の時計で判明する。
「わぁ、なんだか不思議な風景! 時間が止まってるんだ!」
「すごいでしょ、えへん」
天使が胸を張る。
「それで凛ちゃん、どこに行く?」
「まずは街を探索しながら遊ぼっか」
凛と天使の凛は、夜の街を駆けていく。
ゲームセンターで遊んで、ショッピングモールでかくれんぼしたり、どっちが速いか駆けっこもする。
「勝ったー!」
ゴールに定めた観覧車の前で、凛がVサインを決めた。
「天使の私って、もしかして太ってる?」
「違うよ! 翼が重くて、走ると風の抵抗を受けやすいだけなんだから!」
遅れた天使の凛が、そうぶうたれる。
「ほんとかなー?」
「ほんとだよ! とっても重いんだから」
「あ、じゃあ体重はやっぱり私より……」
「それ以上は言わない約束だよ!……次はどうする?」
「じゃあ、一緒に大観覧車乗ってみる?」
まだちょっと遠い観覧車を凛は指さす。
「OK。じゃあ、一っ飛びしようか。つかまって!」
凛は天使に抱えられ、空に浮かんだ。
「すごい」
「でしょ? もっと褒めてもいいんだよ?」
風になったように、二人が夜空を飛んで行く。
「楽ちん楽ちん。お姉ちゃんに運ばれると楽だねー」
「都合のいい時にお姉ちゃん扱いしてない?」
「そんなことないよ!」
目的地でぴょん、と降りる凛。観覧車の中に入る。
「わー、綺麗!」
夜の闇の中に、輝く街並みが二人の前に広がってきた。
高度が上がるごとに、その世界は広がっていく。
「シーサイドタウンの夜景もこうして改めてみるのもいいねぇ」
「あのビル、電光掲示板が顔みたいに見えない?」
「ほんとだ。この時間ってあんな遊びもしてるんだねぇ」
やがて観覧車は下降を始め、今度は天使が先に出る。文字通り羽を伸ばす。
「面白かったー!次は何して遊ぼっか?」
天使の問いに、凛は手を打ち合わせた。
「そうだ!私の秘密の場所に行ってみない?」
九夜山近くの森に、二人はやってくる。
「ここが私の秘密のお気に入りの場所!」
森の中に、広場のように小さくひらけた場所がある。
そこから夜空が切り取ったように見えて、星が輝いていた。
「わぁ、素敵」
天使の凛が走り出て、頭上の空を見上げる。
「でしょっ。ね、天使ちゃんって、やっぱり歌も好きなのかな?」
「もっちろん!」
振り返る天使と、凛の目が合う。二人が思うことは同じだった。
『一緒に歌ってみよう!』
凛が持ってきたギターを取り出し、バラードのメロディーを奏で始める。
せーの!
目配せで、完璧なタイミングで合唱が始まった。
夜空の下で、まったく同じ、二つの声が調和していく。
他人とは違う、双子のそれともちょっと違う、不思議で心地よい声の交感だった。
「綺麗なコーラス……文字通り天使の歌声だね!」
「えへへ、やっぱり誰かと一緒に歌うのは楽しいねぇ♪」
歌い終わった二人が、笑い合う。
「もう一曲、いく?」
「もちろん、何曲でも!」
夜はまだ、長い。
不思議な体験に、なんだか今日は素敵な夢が見れそうだと思う、凛だった。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
天使または悪魔が降ってきた!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月26日
参加申し込みの期限
2016年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!