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打ち切り世界の伏線回収者~Flag Savior
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●第一章~新たな勇者、参上
青々とした空は何処までも澄み渡っていて、世界が間もなく終わりを迎えるなんて信じられない程だった。
――そう、この世界は終わろうとしている。邪悪な魔王の手によって。否、魔王との決戦に間に合わない勇者が「俺たちの戦いはこれからだ」とか言って、何だかんだでうやむやになって終わる――所謂『打ち切り最終回』と言う、最悪の形でだ。
「打ち切りか~。神様やっちゃった」
普段の制服に身を包み、何かを悟った様子で空を仰ぐ
御剣 刀
のぼやく通り、こんな事態に陥ったのはこの世界の神様の所為だった。構想数十年、みたいな壮大なプロットを立てて勇者の旅を盛り上げたはいいものの、消化不良の伏線やイベントに次ぐイベントで物語は中だるみ――気が付けば残り時間は僅かなのに、魔王の城到達はおろか配下の四天王すら倒せていないのだ。
「勇者も逃げちゃったし、失敗押し付けられた感が凄い」
――で、困った神様の遣いによって『異世界の救世主』である刀たちが召喚されたのだが。とりあえず魔王を殺るかと覚悟を決めた刀は、異世界に来てもブレない意志の強さを発揮していた。
「……ってか、なんで居ねぇんだよ。おいコラ勇者ぁぁーっ!?」
一方、大仰に頭を抱えて絶叫する
楢木 春彦
は、辿り着いた村の掲示板の前で、取り敢えず非情な現実にツッコミを入れている。『今日の勇者』のコーナーには、例の「さがさないでください」と書かれた勇者の書き置きが張られていて――行方知れずとなった彼をどうにかして探せないかと、ローブを纏う
八神 修
は思案に耽っていた。
(うん、『ライバル決着』だけは本人がせねばいかんだろ。それに『勇者が魔王を倒す』体裁も整える必要が有るな)
――とは言え、残り時間も限られている中、全く手掛かりの無い勇者の動向を掴むのは至難の業であり。大魔道師っぽく、書き置きに追跡の魔法をかけて位置を特定し、遠隔地転移で一気に勇者の元へ飛ぶ――なんて出来れば良かったのだが、生憎そこまで便利な魔法は幾ら何でもありなファンタジー世界と言えど、無理なようであった。
(それでも、頑張って良い最終回にさせたい。場合によっては魔王を勇者にしても良いし、超展開にだって対応してみせる)
そんな感じで修が覚悟を決めていると、項垂れていた春彦も復活したようだ。乗りかかった船だと腹を括った彼は、近くに立っていた
卯木 衛
の肩を、ぽんと爽やかに叩いた。
「っつーコトだ、卯木! オマエ勇者な! 魔王退治頑張れ」
「って、え!? 俺が勇者!?」
なんか「草野球やるぜ、お前ピッチャーな!」みたいなノリで勇者ポジションを振られた衛は、大きめの瞳をぱちくりさせたものの――別にいいけど、と結構気軽なノリで勇者を請け負う。
「けど、そんな強くねえぞ。まあ、回収できる範囲でこじつけて、フラグは回収するけど」
「おーなんか面白そうな展開wktk! そんな訳で僕は魔法でバリバリするから任せろー!」
と、其処で
エスカルゴ・臼居
が、バリバリと不穏な効果音を響かせて勇者一行への同行を志願した。先に春彦とパーティを組んでいた彼だが、こうしてめでたく合流――彼らは冒険に向けての準備を整えていく。
「あ、エスカルゴ先輩は魔法使いっすか。間違って俺に当てんのは勘弁っすよ?」
「大丈夫大丈夫、よろしくね勇者うのきん!」
「何その名前!? この世界ってもしかして、ひらがなしか使えない世界?」
春彦がちょっぴり不安げな眼差しでエスカルゴを見遣るが、彼は晴れ晴れとした表情で衛に微笑んで。早速妙なあだ名を付けられた勇者・衛へ、修はお手製の『勇者の証』を手渡して勇者認定をした。
「勇者の印を得れば勇者……お約束だよ」
「ん、何となく光が差して力が湧いた……ような気がする」
――さて。それでは時間も押しているので、いざ魔王の城へと向かうとしよう。魔王と言えば、お姫様を攫っているような気がする――何気なく衛が呟いたフラグは本当にあったらしく、一行は未だ見ぬ囚われの姫(きっと美少女)を助ける為に広大なフィールドへと繰り出した。
「じゃあ、とりあえずそこ助けにいくか! ヒロインがいた方が終わりも盛り上がるだろうしな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
柚烏
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月05日
参加申し込みの期限
2016年09月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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