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【Rock-on(ロッコン)】
いつのまにか、寝子島大橋周辺は完全な異世界になっていた。
『ゴオオオオオッ!』と目に見える擬音を上げて、マタ工生の群れがこちらに押し寄せてくる。
それを見て、
「やれやれ。連中もまあ妙な力を手に入れたもんだ……」
如月 庚
は肩をすくめ、しかし落ち着いた様子で、敵陣中央でどっしり構えたまま動かない朽葉 萱草に、その鋭い視線を向けた。
「……てめぇがボスか。だったら、てめぇをブチのめせば他の連中も尻尾を巻いて逃げ出す。そうだな?」
「さあてな。やってみたらどうだ? できるもんならな」
朽葉はポケットに手を突っ込んだまま、肩を揺らせてくつくつと笑う。
「……面白ぇ。そこまで言うからには、覚悟はできてるんだろうな?」
「覚悟? そいつはいったい何の覚悟だ?」
「……無論、俺にブチのめされて星になる覚悟だッ!」
庚が叫ぶと同時に、冷静にかつ大胆に大地を蹴って距離を詰める。
同時に、庚のロッコン――ストライクブルーが、朽葉のロッコン――キャラメル・オレンジのボディに向かって鋭いブロウを放つ。
しかし、ストライクブルーの拳はキャラメル・オレンジのボディを捉えることなく、そのままするりとそのボディをすり抜けただけだった。
「……なに?」
庚が目を見開く。
そのときにはすでにキャラメル・オレンジの姿はそこになかった。
ストライクブルーが殴り掛かったのは、キャラメル・ボディの残像だった。
ふと気づいたときには、朽葉とキャラメル・オレンジはすでに庚とストライクブルーの背後に回り込んでいる。
次の瞬間、キャラメル・オレンジの鋭い蹴りがストライクブルーにヒット!
「ぐっ……」
そのダメージが使い手である庚にもフィードバックされ、身体が大きく後ろに吹き飛ばされた。
「……如月っ!?」
「大丈夫か……!」
慌てて
御剣 刀
と
八神 修
が庚の元に駆け寄ってくる。
「……大丈夫だ。問題ねぇ。だが、気をつけろ。どうやら相手は随分とめんどくせー能力の持ち主らしい」
素早く受け身を取りつつ、庚がそう告げる。
「……そのようだな」
修は頷いてから、背後に立つ自身のロッコンに視線を向ける。
「……君が俺のロッコンか。名はなんという?」
『――私はリンダアーク。リンダでもアークでも好きに呼べばいいわ』
リンダアークはつっけんどんに言ったが、言葉に敵意はなく、むしろ親しみさえ感じた。
「じゃあ、リンダと呼ばせてもらうよ。敵は強大だが、いけそうか?」
『当然よ。あんな頭悪そうな奴、私と修の敵じゃないわ』
そのリンダの言葉に、修は微笑んで頷く。
そして、修がリンダとともに前へ一歩出ようとしたときだった。
「待ってくれ。あいつは俺と同じ『加速』使いだ。まずは俺がやる」
刀が修よりも先に一歩前へ出た。
「……御剣。わかった。だが、無理はするなよ」
修が言うと、刀はにやりと笑って頷く。
「よし、行くぞ。アクセルレッドッ!」
次の瞬間、刀は自身のロッコン――アクセルレッドにそう語りかけると同時に地面を蹴った。
刀の意思に連動し、アクセルレッドは一気に加速すると同時に、その赤の白と鋭角なフォルムの先端にある刀剣状になった四肢でキャラメル・オレンジに斬りかかる。
だが、朽葉も反応できている。
アクセルレッドとほぼ同時にキャラメル・オレンジもまた自身を加速させて、叩きつけられた剣を拳で受け止める。
「くっ、流石に速いっ……!」
「どうした? 俺のキャラメル・オレンジの本気はまだこんなもんじゃねぇぞ?」
朽葉の表情にはまだ余裕が浮かんでいる。
「まだまだ! もっと加速しろ、アクセルレッド! そして切り裂け、奴よりも速くっ!」
刀は一度よりもさらに少しだけ早く加速して二撃目を加える。
だが、朽葉もまたそれより少しだけ早く加速して、その攻撃を防いでいる。
そうして、二人の加速はどんどんとエスカレートしていくのだった。
* * *
雨咲 時雨
は、気がつけば、ロッコン使い達の戦いに巻き込まれていた。
「あんなのに勝てるわけないじゃないか……。だいたいあの人達の力はいったい……」
時雨はどこか他人事のように目の前のロッコン使い達の戦いを呆然と眺めていた。
そのとき。
『……いや、勝てなくはないな。何故なら、お前には俺がいるからな』
「え……?」
ふと気づくと、時雨の背後に見知らぬナニカが上下逆さまになって浮いていた。
いや、時雨はそのナニカをよく見知っていた。
何故なら、そのナニカは時雨の髪を黒く、瞳を赤くしただけで、それ意外は彼とそっくりそのままという姿の存在だったからだ。
「……君、は?」
『名か? それならばひとまずユイ・ラアドと名乗ろう。だが、もっと本質的なことを問うているなら俺はお前だ』
「え……?」
意味がわからない。それなのに、何故か間違ったことを言っているとも思えなかった。
『そんなことよりも、お前、このままでいいのか? 戦わなくていいのか? お前にも俺という「力」があるのに』
「……僕も、あの人達みたいにかっこよく戦えるの? ……どうすればいいの?」
『簡単だ。まず何か手近な目標物を探せ。そして、お前の好きな音楽を聴きながらそれが上に落ちるイメージをしろ』
「……わかった。やってみる、です。え……?」
時雨は言われた通りにし、思わず言葉を失う。
なんと目標物に定めた石が重力に逆らってふわっと浮かび出したのだ。
『そいつがお前の『ろっこん』だ。以前、本で読んだことがあっただろ? さあ、お膳立てはしたぜ。後はどうするべきかお前が考えろ』
「……わかり、ました」
時雨は硬い表情で頷いた。
怖くないといえば嘘になったが、ここで逃げるのは何か違うと思った。
そうして、時雨もまた朽葉と対決するために唇を引き締めて一歩前へ進む。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月03日
参加申し込みの期限
2016年09月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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