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【ネッシーはチョコを吐き、カラスは小便を撒き散らす】
そんな緊迫感の溢れる戦いの一方で、わりとマイペースな戦いぶりを見せる者達もいる。
「おー、悪いコ達がいっぱい来たねぇ。お、水属性のロッコン使いさん達も発見! よーし、みんなこっちにおいで! お互いに最高の状態で戦える場所に連れていってあげるよ!」
みつびはそう言って、水系のロッコンを持っているマタ工生達をまとめて海辺に連れていった。
そこは異世界だったが、元々寝子島大橋のそばであったために、わりとすぐそばに綺麗な海があったのである。
「よーし。準備はいい? それじゃあ行くわよっ、ボビーゴー!」
海辺までやってきたみつびは、自身のロッコンであるネッシーに乗り込むと声高らかにバトル開始の宣言をした。
「おら、行くぞ。俺のロッコン――『海賊キッド』!」
「ぶちかませ、俺の『ネイビーブルー』!」
マタ工の不良達は自分達のロッコンが水系であることもあり、水を得た魚のようにはしゃぎまわっていた。
「元気一杯でいいね! でも、水の上で100パー力がでるのは私達も一緒なんだよね!」
下半身が海賊船状になった『海賊キッド』や半漁人の姿をした『ネイビーブルー』が繰り出してくる半月刀や鱗の尻尾による攻撃をネッシーはすいすいと躱していく。
そして、攻撃を回避し、ガラあきになった敵のロッコンの側面に回り込むとネッシーに鋭くみつびは命じる。
「ネッシー、やっちゃって! 『体当たり』!」
ねこモンに命令するようにネッシーに言うと、ネッシーはその通りに海賊キッドやネイビーブルーにがっしりぶつかっていく。
「馬鹿な! ネココーのロッコンは化け物か!?」
「やつめ、通常の3倍の速さで動きやがる!?」
「……んん? 私のほかにもネッシー使いがいるのかな?」
みつびは首を傾げつつ、器用に海上のネッシーの上で立ち上がると、ロッコンの使用者に狙いを定めてかまぼこ拳(なお、ほぼ足技の模様)をお見舞いしていった。
そして、程よくダメージを与えたところで、みつびはネッシーに決め技を命じる。
「ネッシー、二月限定の必殺技だよ! 『ハイチョコポンプ(口からあま~いチョコレートを発射する技)!』
「ぐわー! この女つえー……!」
「お、俺はただチョコが欲しかっただけなのに……」
そうして戦っているうちに、どうやら毎年チョコが貰えなくて泣いている子が多いことにみつびは気づいた。
(なんだかちょっと可哀そうねぇ……)
戦いながら、みつびはなんとかならないものかと考えずにはいられなくなるのだった。
* * *
その頃、
山田 勘三郎
も、どちらかと言えばかなりマイペースな戦いぶりを見せていた。
「いけ、ヤッタ・カラス! 機動力が俺達の武器だ! 空を飛んで上から奴らをかき乱してやれ!」
勘三郎は、ネココー生とマタ工生が入り乱れる異世界のまっただなかで、自身のロッコン――ヤッタ・カラスに空中から一撃離脱戦法を命じた。
ロッコンは使い手の背後に『浮いている』のが常だが、ヤッタ・カラスの場合は完全に飛ぶことができる。
それが勘三郎の最大の強みであり、同時に弱点でもある。
『やーい、マタ工のアホどもー! オマエの母ちゃんでーべそー!』
「「「ンだとゴルァアアアアアアアアアアアアアアっ!!!」」」
「いや、言ったの俺じゃないって!」
つまり、空中にいるために反撃できないヤッタガラスが言った悪口に対する報復は、全てその使用者である勘三郎に返ってくるのである。
「おい、そこのキンパツロン毛、腐ったタクアンにしか見えねーし、似合わねーからその頭やめろって! あ、そっちの茶髪のリーゼントもウ○コにしか見えないからよしたほうがいいぞー!」
「「ああん? ブッ殺すぞ、ゴルァアアアアアッ!!」」
「だから、俺が言ってるんじゃねぇってのによおおおおおっ!?」
勘三郎は悲鳴に近い声を上げつつ、何とか攻撃を避ける。
そして、勘三郎を殴ることに意識を集中し過ぎた不良共の背中に、ヤッタ・カラスは急降下してドロップキックをお見舞いする。
『後ろがガラ空きだぜ! サンダーバードキィック!!!』
「……なにっ!? ぎゃああああっ!?」
空からの不意打ちの急襲はシンプルだが効果的だった。
一人、また一人とヤッタ・カラスは名もなき不良共を文字通りの意味で蹴散らしていく。
数は着実に減っている――はずだった。
だが、
『やーいやーい。オマエの父ちゃんメタボ腹ー!』
「「「なんだと、ゴルァァァァァ!!!」」」
「だから、それ言ったの俺じゃねぇしっ!?」
それ以上に、ヤッタ・カラスが敵の数を増やしていくので、結果的に勘三郎を取り巻く不良の数は増えていく一方だった。
しかし、それはそのぶんだけ、他のロッコン使いが目の前のボスクラスの不良との戦いに集中できるということでもある。
その貢献度の高さは相当であったが、それだけに危険もつきまとう。
実際、じわじわと不良共の包囲網は勘三郎を追いつめていき、
『おーい、カンザブロー、囲まれてんぞー? 死ぬんじゃねーぞー?』
「そう思うなら助けろよ! つか、誰のせいだと思ってんだっ!」
と、叫んだ声は、
「やかましいわ、ボケェ!!」
という不良の低い声に押しつぶされてしまう。
『よし! 今、助けてやるぞ、カンザブロー!』
言いながら、ヤッタ・カラスは空中でチャックをジジッと下す。
「……って、おまっ、それはヤメロ! 敵に与えるダメージの割に誤爆したときの精神的ダメージが大きすぎるって――」
「「「「ぎゃああああああああああああああっ!!?」」」」
刹那、ヤッタ・カラスの下で響き渡った不良共の叫びの中には、彼の使い手である勘三郎のものも混じっていたとかいなかったとか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月03日
参加申し込みの期限
2016年09月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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