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休業日の店内を窓から覗き込んだのが運の尽きで、
新江 天懸
は今ホールの中央に立っていた。
スミに避けられて、妹に突っつかれポンチクに舐められていた燃えかす——
水海道 音春
の姿から嫌な予感が押し寄せて仕方がないが、それでも。
「男なら引けない戦いがある……!
寝子島一のナンパ師がここは、バレンタインデーの理想デートスタイルを見せてやるぜ!」
「わー、ぱちぱち」
拍手で盛り上げてくれるイリアちゃんの姿を一瞥した。
(正直ないなー……)『天懸の感覚』ではイリヤの女装は却下だった。
「シチュエーションは初めてのバレンタインデート。
彼女はチョコを持っているがシャイなので渡すタイミングを逃しがちであるものとする。待ち合わせはどこかの繁華街」
「Давай!(いいですよ)」
天懸の要望に応え、イリアちゃんはカウンターの後ろに一度入って『今来たトコ』を再現する。
「Извинит、待ちましたか?」
「ここから俺はあえてチョコの話題には触れず、適当に店を歩くぜ!」
「テキトウ? хм……」
イリアちゃんは視線を落としている。
「おっと、早速イリアちゃんのテンションが下がっちゃった?」
外野の武道が変化に気づくと、
伊橋 陽毬
が口を開いた。
「初めてなら一ヶ所目は目的地が決まってるといいなぁ。映画でも何でも良いけど、その後だったら一箇所目の話題があるじゃないですか」
「ナルホド! すんごく参考になりそうだなこれ」武道は頷きながら参考にメモを取っていた。
明日は我が身、である。
さて次のシーンだ。
「そうなると当然腹が空くわけじゃん? あえてのラーメン屋をチョイスするぜ!
俺が頼むのはラーメン餃子セット。しょっぱいもんで腹を満たす」
そこで
高知 竹高
ら中学生男子たちがラーメン店を再現したのだが、またも女性陣は微妙な顔だ。
今見ているのは英国式の洒落たバーカウンターに並ぶ家庭環境のお陰で小綺麗にしている男子達と、その間に座るイリアちゃん。
だが実際、店の系統に寄っては油汚れがあったり、隣に座り辛い人物がいたり……、実のところ天懸がイメージしているのも『少女向けでない』方向の店だった。
「そもそもラーメンはダメだったり?」
武道が聞くとそういう訳でもないらしい。まず何度目のデートか、など条件によって違うのだと言う女性陣の話しに武道が聞き入っていると、天懸が次に出した言葉が女性陣に止めを刺したようだ。
「勿論彼女も同じもの食べるって流れで。いやーこの季節だとニンニク効いてるのとかいいよなー」
外野側に重い空気が立ち込めた理由を、この場では最年長の女子大生モデル。美希こと御幸 若葉が武道に教えてくれた。
「女は男が思うより、上手に自分を演出するものよ。
化粧やファッションだけじゃないの。仕草、香り、視線……。好きな人を前にしたら、一つも気を抜けないわ。だから——。
これが気のおけない間柄なら違うけれど、初めてのデートでこのチョイス、ね」
「やっぱりダメですか?」
武道の唇を若菜はそっと人差し指で押さえた。「……出来ないでしょ?」
『何が』なのか。若葉の蠱惑的な表情を見ていれば武道には分かったが、天懸が理解するのはこの次のシーンだった。
転換して食後に歩いている場面だ。
「外はそろそろ雪景色でさ」
「天懸、天気はどうなるか分からないよ」
「あー寒いしなんかしょっぱいもん食べたから口直しに甘いもん持ってない?」
「実は……」イリアちゃんは少々勿体ぶった後、鞄からチョコレートの駄菓子を天懸へ差し出した。
「天懸君、バレンタインチョコ、貰ってくれる?」
天懸はチョコレートを受け取って、イリアちゃんの肩と腰に手を回す。そして顔をぐっと寄せたところで終了するより先に、『イリヤ』が両手を斜めに突き出した。
「って、2人は幸せなキスをして……。こんな感じでいいだろ! イリアちゃん!」
顎が無理やり反らされて苦しい体勢のまま言う天懸から離れると、イリアちゃんは判定結果を持って戻って来た。
「『こっちの選択肢が無いのは強引過ぎでは』
『自分のことばかりってのは良くない』
『初めてのデートでキスはがっつきすぎでヒく』
えーっとまとめて最後に。
『仮に自称通り寝子島イチのナンパ師だとしても、お持ち帰りは出来なさそう』。どうかな天懸、ねえ、聞いてる? 天懸?」
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担当ゲームマスター
東安曇
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月30日
参加申し込みの期限
2016年09月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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