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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【星幽塔】第一階層 ＱＵＥＳＴ！ 下水道のスライム退治
【巨大ネズミ】
巨大ネズミの大群がクエスト参加者達を襲う。そこに尖兵となって立ちはだかっていたのが七峯 亨だ。
ヒラリヒラリ。ランタンを腰に下げ、舞うように斧槍を低く振るってネズミ達の固まりを薙いでいく。その斧の刃に何匹ものネズミが腹を切られ、動けなくなって山を作る。
「ネズミ１匹通さないってえのはなかなか骨が折れる仕事だ、な……！」
そう言いながらも亨は飛び出してくるネズミには斧槍を綺麗に返して鋭く穂先を突き出す。
ネズミを刺しては飛ばし、また斧を振るい。彼の鍛え上げられた肉体が斧槍を無駄なく振るっていく。見事な剣舞だ。
その横でタンクトップ、ミニスカート、ブーツという露出多めの盗賊衣裳を纏った北条 冬華も奮闘していた。
（ネズミはあまり好きではないのですが……）
そう思いながらも彼女は松明を片手にネズミを威嚇し、向かってくるネズミにマントを翻しながら小剣を突き刺す。ネズミをふるい落とす度にぷるんとタンクトップを盛り上げているその豊満な胸が揺れた。
その冬華の後ろでは桜 月がろっこん＜月影の死神＞を発動していた。
首から下を全て覆うインナーにコルセット状の鎧とオーバースカート。シックでミステリアスな出で立ちで月は精神を集中させ、自分の影を立体化させる。その影を使い襲ってくるネズミを弾き飛ばし、前に出る冬華をフォローしていく。
そして盾になってくれている冬華の怪我を癒すのも月の役目だ。
「お互い防御重視の装備ではないから気をつけてくれよ冬華さん……！」
戦闘の合間に傷ついた冬華の体を＜癒しの光＞が宿った指輪をはめた手で、優しく撫でる。ぽわっと温かな白い光が生じ、冬華の傷がみるみるうちに塞がっていった。
そんな中、水上 桜は勇気を奮い起こし巨大ネズミを凝視していた。
（どんだけでかいネズミなの……猪くらいあるんじゃない？！）
勿論そんなにでかくはない。けれども普通のネズミでも恐怖を覚える桜にとっては目の前のネズミ達はもうありえない大きさだった。
「……これを捕まえる猫は、きっとこのネズミよりもっと大きいんだろうな……」
ライオン猫と猪ネズミの戦い。ぞわわと桜の背筋に悪寒が走った。
（なんでこんなクエストに参加したのよ、私のバカ……！）
思わず自分を呪ってしまうが、だからと言って逃げ帰る訳にもいかない。仲間達はこの巨大ネズミの大群と必死に戦っているのだ。桜は覚悟を決めた。
ニーハイの華奢な両足ですっくと立つと、緑色のミニワンピースの裾が軽く揺れる。桜は黒光りするクロスボウの銃身を左手で支え、冷静に狙いを定め躊躇無く引き金を引いた。勢いよく飛び出した矢が見事に巨大ネズミを射貫く。
「……まずは１匹」
静かに呟く。そこにいるのは沈着冷静なスナイパー。ネズミを怖がっていた女子中学生はもういなくなっていた。
鮫ノ口 礼二郎が八神 修、椿 美咲紀や恵御納 夏朝と共に一行に合流してきた。
「すまん、遅くなった」
謝りながら礼二郎が前面で戦っている亨の横に立った。礼二郎は自身のがっしりした体躯に相応しい、＜闘士の光＞が宿る大きな両手斧を構えると、刃を盾代わりにして飛びかかってくるネズミを防ぐ。まるで彼が１枚の大きな盾のようだ。
「ネズミなら……負けないよっ」
そう言って飛び出すネズミを手甲で防いだのは夏朝だ。黒いロングブーツにオレンジ色のタイツと短めのキュロット、そこに長い猫マフラーを首に巻き、茶系のジャケットを羽織った彼女。活動的な盗賊姿の夏朝は右手を突き出し戦輪を構える。そしてネズミの大群めがけて射出した。金色のワイヤーに繋がれた肉球模様の戦輪が、輝きながらネズミ達を薙ぎ払った。
シュルルッと血のついた戦輪が彼女の手元に帰ってくる。それを表情変えずに巻き取ると、夏朝はすぐにまた構え直した。
（どれだけネズミがいたって、僕は仲間を守ってみせる……！）
夏朝の瞳が決意と共に輝いた。
面目躍如とばかりに修も＜狩人の光＞が宿った左手のサイコガンを使い、冷静にネズミを狙い撃つ。星の力と共に放たれた修のエネルギー弾は正確に巨大ネズミ達を射貫き、バタバタとネズミは腹を見せて動かなくなっていった。
そして修の横に立つのが美咲紀だ。寝子高の制服の上に白い外套を羽織った美咲紀が手にするのは、先端に白い翼がついた杖。この杖に＜魔風の光＞が深い緑の蔓状になって巻き付き一体化しているのだ。
飛び出してくるネズミ達を目くらましのために持って来たデジカメのフラッシュで脅かし、美咲紀が星の力を発動する。緑の光が一瞬走査線のように白翼を煌めかせ、美咲紀が杖を振ると、ヒュン！ とカマイタチのような鋭い風が一直線に巨大ネズミに飛び、血飛沫をあげてネズミがこときれた。
持てる力をフルに使い、全員が巨大ネズミ達と戦っていた。前方で亨、冬華、礼二郎、夏朝がネズミ達を薙ぎ払い、後方で月、桜、修、美咲紀がその数を減らしていく。
巨大ネズミの大群がクエスト参加者達を襲う。そこに尖兵となって立ちはだかっていたのが七峯 亨だ。
ヒラリヒラリ。ランタンを腰に下げ、舞うように斧槍を低く振るってネズミ達の固まりを薙いでいく。その斧の刃に何匹ものネズミが腹を切られ、動けなくなって山を作る。
「ネズミ１匹通さないってえのはなかなか骨が折れる仕事だ、な……！」
そう言いながらも亨は飛び出してくるネズミには斧槍を綺麗に返して鋭く穂先を突き出す。
ネズミを刺しては飛ばし、また斧を振るい。彼の鍛え上げられた肉体が斧槍を無駄なく振るっていく。見事な剣舞だ。
その横でタンクトップ、ミニスカート、ブーツという露出多めの盗賊衣裳を纏った北条 冬華も奮闘していた。
（ネズミはあまり好きではないのですが……）
そう思いながらも彼女は松明を片手にネズミを威嚇し、向かってくるネズミにマントを翻しながら小剣を突き刺す。ネズミをふるい落とす度にぷるんとタンクトップを盛り上げているその豊満な胸が揺れた。
その冬華の後ろでは桜 月がろっこん＜月影の死神＞を発動していた。
首から下を全て覆うインナーにコルセット状の鎧とオーバースカート。シックでミステリアスな出で立ちで月は精神を集中させ、自分の影を立体化させる。その影を使い襲ってくるネズミを弾き飛ばし、前に出る冬華をフォローしていく。
そして盾になってくれている冬華の怪我を癒すのも月の役目だ。
「お互い防御重視の装備ではないから気をつけてくれよ冬華さん……！」
戦闘の合間に傷ついた冬華の体を＜癒しの光＞が宿った指輪をはめた手で、優しく撫でる。ぽわっと温かな白い光が生じ、冬華の傷がみるみるうちに塞がっていった。
そんな中、水上 桜は勇気を奮い起こし巨大ネズミを凝視していた。
（どんだけでかいネズミなの……猪くらいあるんじゃない？！）
勿論そんなにでかくはない。けれども普通のネズミでも恐怖を覚える桜にとっては目の前のネズミ達はもうありえない大きさだった。
「……これを捕まえる猫は、きっとこのネズミよりもっと大きいんだろうな……」
ライオン猫と猪ネズミの戦い。ぞわわと桜の背筋に悪寒が走った。
（なんでこんなクエストに参加したのよ、私のバカ……！）
思わず自分を呪ってしまうが、だからと言って逃げ帰る訳にもいかない。仲間達はこの巨大ネズミの大群と必死に戦っているのだ。桜は覚悟を決めた。
ニーハイの華奢な両足ですっくと立つと、緑色のミニワンピースの裾が軽く揺れる。桜は黒光りするクロスボウの銃身を左手で支え、冷静に狙いを定め躊躇無く引き金を引いた。勢いよく飛び出した矢が見事に巨大ネズミを射貫く。
「……まずは１匹」
静かに呟く。そこにいるのは沈着冷静なスナイパー。ネズミを怖がっていた女子中学生はもういなくなっていた。
鮫ノ口 礼二郎が八神 修、椿 美咲紀や恵御納 夏朝と共に一行に合流してきた。
「すまん、遅くなった」
謝りながら礼二郎が前面で戦っている亨の横に立った。礼二郎は自身のがっしりした体躯に相応しい、＜闘士の光＞が宿る大きな両手斧を構えると、刃を盾代わりにして飛びかかってくるネズミを防ぐ。まるで彼が１枚の大きな盾のようだ。
「ネズミなら……負けないよっ」
そう言って飛び出すネズミを手甲で防いだのは夏朝だ。黒いロングブーツにオレンジ色のタイツと短めのキュロット、そこに長い猫マフラーを首に巻き、茶系のジャケットを羽織った彼女。活動的な盗賊姿の夏朝は右手を突き出し戦輪を構える。そしてネズミの大群めがけて射出した。金色のワイヤーに繋がれた肉球模様の戦輪が、輝きながらネズミ達を薙ぎ払った。
シュルルッと血のついた戦輪が彼女の手元に帰ってくる。それを表情変えずに巻き取ると、夏朝はすぐにまた構え直した。
（どれだけネズミがいたって、僕は仲間を守ってみせる……！）
夏朝の瞳が決意と共に輝いた。
面目躍如とばかりに修も＜狩人の光＞が宿った左手のサイコガンを使い、冷静にネズミを狙い撃つ。星の力と共に放たれた修のエネルギー弾は正確に巨大ネズミ達を射貫き、バタバタとネズミは腹を見せて動かなくなっていった。
そして修の横に立つのが美咲紀だ。寝子高の制服の上に白い外套を羽織った美咲紀が手にするのは、先端に白い翼がついた杖。この杖に＜魔風の光＞が深い緑の蔓状になって巻き付き一体化しているのだ。
飛び出してくるネズミ達を目くらましのために持って来たデジカメのフラッシュで脅かし、美咲紀が星の力を発動する。緑の光が一瞬走査線のように白翼を煌めかせ、美咲紀が杖を振ると、ヒュン！ とカマイタチのような鋭い風が一直線に巨大ネズミに飛び、血飛沫をあげてネズミがこときれた。
持てる力をフルに使い、全員が巨大ネズミ達と戦っていた。前方で亨、冬華、礼二郎、夏朝がネズミ達を薙ぎ払い、後方で月、桜、修、美咲紀がその数を減らしていく。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2016年08月23日
- 参加申し込みの期限
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- 2016年08月30日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2016年08月30日 11時00分
