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\ オーバータイム!/
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⚫︎
夕日に照らされた道を、修の乗ったバイクが走っていく。
やがて着いたのは、学校だった。
「誰かいるといいが……」
携帯のアドレスには同級生や先輩、ほかにも友人の名が登録されていた。
自分以外にも巻き込まれた者がいるかもしれないし、そうでなくとも手がかりが得られるかもしれない。
そう思って探索したものの、校舎は無人だった。
「誰もいない、か……」
呼びかけを諦め、修の足は無意識に教室へと向かった。
これが俺の机か。
そう思って机に触れる。僅かばかりだが、勉強している時、休み時間の談笑や放課後の喧騒などを垣間見た気がした。
そしてある人のイメージも。
「…………!」
その人――『彼女』を意識した瞬間、修の脳内を記憶の奔流が揺さぶった。
一緒に料理したこと。
寝子祭での出来事。
授業や放課後、イベントで一緒に行動したこと。
クリスマスでプレゼント交換したこと。
「俺は……彼女を知っている」
大切な記憶と想いが雪崩打って溢れてくる。
『あ、 、 』
名前を思い出せないのが、ただただ口惜しい。
だが、確かに彼女からもらったものが……。
「家に、あったはずだ!」
修は駆け出しだ。
彼女が自分の名を呼んで、心にエールを送ってくれている――そんな気がした。
学校を前にして、彼女は校舎を見上げていた。確かめるようにうなずく。
「私はここに通ってます。そしてとても好きな人がいたはず……」
顔は思い出せないが、優しくて素敵な人……。
ここは、そんな大切な人がいる場所。
そこまで考えて、時子は胸が高まるのを感じた。顔も熱くなった気がする。
「ひ、日に当たりすぎてはいけませんよねっ」
自分を誤魔化すようにそう言って、時子はふたたび歩き出す。
自分の家へと向かっているのだと、時子は自然とわかっていた。
「ここは……学校か」
とある教室。彼は窓から差し込む光で意識を取り戻した。
しばらく自分の体や周囲を見回した後、不可解そうな表情をする。
「困ったな。記憶が全くない……」
思いのほか冷静なこともそうだったが、心の中に罪悪感のようなものがあることに、彼は驚いていた。
服の中を探れば、仕込んでいた刃物が多数、出てきて、机の上に積み重なった刃物の山に半ば呆然とする。
「……とりあえず、少し歩こう」
何か思い出すかもしれない。
彼は、フラフラとあてもなく校舎をさまよいはしめた。
サキリ・デイジーカッター
。
机に書いたその文字が、自分を指す言葉だと気づいたのは、しばらくしてからだった。
「でも、なんでこんなに心が痛むのだろう」
名前はわかったが、気になるのが先ほどの刃物の数だった。なぜか身につけていると安心するので、見つけた刃物は全て元の場所に戻してある。
――よくわからないが、きっと僕はろくでもない人生を歩んできたんだろうな。
せめて、異常犯罪者でないことを祈るばかりだった。
おかしなことに、身体は勝手に動いた。滑らかな動きでナイフを扱い収納する自分が、サキリは今でも信じられなかった。
それに、そうして戻した刃物にも、体の一部のような安心感を抱いている。
「少なくとも、僕にとって大切なものなんだな」
そう結論付けたサキリが気づくと、いつの間にか目前に茶道部の部室があった。
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担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月12日
参加申し込みの期限
2016年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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