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\ オーバータイム!/
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第一幕、夏にきゆ
⚫︎
空には綿菓子のような雲が浮いていて、眩しいくらいに光っていた。
「あれ……」
ぼんやりと空を見つめていた
恵御納 夏朝
は、そこで何度か目を瞬かせた。
「僕、誰なの?」
周りを見る。公園だった。しかしなぜ自分がここにいるのか――どころか自身が何者なのかすら――思いだせなかった。
慌てて荷物を探る。メモやスマホが出てきて、記してあった内容を読み取っていくが……、
「テオ君? 神魂?」
何の事か思い出せなかった。
「僕は――」
茶色の瞳を、夏朝は不安げに揺らめかせた。蝉の声がそこらじゅうで湧き上がり、いっこうに鳴りやまない。ぎらぎらした太陽が遠くの景色をそよがした。夏朝の頬を汗が伝う。
しばらくして夏朝は立ち上がった。
「……とりあえず、歩こう」
何かに追い立てられるように、夏朝は歩き出した。
足元をカードのような紙片が転がっていったが、それに気づくこともなかった。
「危なかった〜」
紙片――ポイントカードにようやく追いついて、
本居 陽毬
は安堵の息をついた。
ただでさえ、今は手がかりが少ないのだ。
――でも、なんで財布にこれしかないのかな……?
記憶をなくした陽毬は、まず自分の情報を探ることから始めていた。
鞄の中に手帳はなかった。スマホがあったが、落っことした傷跡がいっぱい。
「……私って、おっちょこちょいなのかな?」
次に財布を見ようとして、取り出したポイントカードが風にさらわれたのだった。
「シーサイドの和洋菓子店、のかぁ」
行きつけのお店かな、と改めて所持金を確かめる。なんと32円しか入っていなかった。
「いやーん」
思わずそう口にしてしまう。
なんなんだろう、このすっかすかの財布は。
「……貧乏?」
できれば外れてほしい予想だ。
気を取り直して、学生証を再チェック。家の住所を確認する。
「本住所が島外みたいだし、たぶん、私は寮生かな。連絡先は……あ、桜花寮の学生みたいだね」
部屋に帰ってみれば、もっと手がかりも見つかるだろう。
「私の大事なものってなんだろー?」
持ち前の明るさか、軽やかに歩き出す陽毬。彼女の気分を反映するように、頭上を一匹の蝶が飛んでいた。
どこかへ羽ばたく蝶を、シーサイドのビル群や海からの反射光が照らした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月12日
参加申し込みの期限
2016年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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