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雪解けはすぐそこに……
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制服に袖を通す——、何気ない日常の動作を大切に行った朝。
「大人っぽいから私服だと大学生に見えるよね」
「制服着てても高校生に見えないよ!」
クラスメイトからの愛情あるからかいのセリフを思い出す。
散々言われて聞き飽きた筈のそれを、何故かもう一度聞きたい気分になりながら久々に登校したものの、三年生の教室が並ぶ廊下は静かで、既に木天蓼大学への入学が決まっている彼女に、今が受験シーズンの只中だと思い起こさせた。
(AO入試に合格したのがだいぶ前のことで忘れがちだったわ、今日が受験日という人もいるのよね。教室に人がまばらなのも仕方がないけれど……)
クラスメイトと顔を合わせる事は、めっきり少なくなっていた。
窓の外を見れば校内を染める梅の花に、春の気配を感じる。四月になればこの廊下を今は二年生の彼らが歩くのだろう。
「……三年間って、本当にあっという間だわ……」
『寝子島高校三年生』
仙藤 紫
がこの肩書きを使うのも、あと僅かになった。
図書室で本を返却し終えると、やるべき事はもう残されていなかった。
しかし着たばかりで帰宅する気にもならない。紫は校内を散歩する事にした。
特に目的もなく足の向くままに進むと、そこは二年生の廊下だった。教室の中から賑やかな笑い声が聞こえてくる。大方教師が冗談でも飛ばしたのだろう。
(三年生は試験でも、一年や二年は通常通りだったわ)
活気のある場所に居ると自分だけ浮いた存在になったような、妙な気分になった。今まで三年間、この空間で日常を過ごしてきたのに——。
そう考えた途端、紫の中に無数の思い出が去来した。
(色々あったわ。
中庭に迷い込んだ子猫になぜか好かれて、教室まで付いてきて授業どころじゃなかったことや、告白してフラれて泣きじゃくる同級生を屋上でひたすら慰めたこと、体育祭での失敗やら……)
起伏がなく平坦だと感じていた日々は、こんなにも色鮮やかだったのか。淡々としていると言われる自分らしい、そう思ってきたのに。
紫は全ての色を零さないように、静かに瞼を閉じた。
(……なんだか泳ぎたい気分)
紫は校内のプールがある方向へ首を回してみる。水泳部に所属している紫は、進学が確定している為に今も引退せずに気が向くと練習に参加している。けれども今の時間に練習はないだろう。
散歩も終わり、いよいよ校内でやる事はなくなった。
こうして用事がなくなっても、思い出は残り、ふとした時に帰りたくなるのだろう。
紫は母校を後にして、寝子島スポーツセンターへ向かう。
水着に着替えて、長い髪をまとめて。ただ悠然と、気が済むまで泳ぎ続けたかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月13日
参加申し込みの期限
2016年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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