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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
魔界からの試練 ――たゆたう混沌姫ミサラトテップ――
起：洞窟に広がる艶やかな……
ミサラトテップは冒険者達を見、舌なめずりをする。彼女の視線は胸が大きめの女性たちに注がれているようだった。
「ふふっ、どの子もかわいい～♪ 苛め甲斐がありそうね。いいわ、いっしょに遊びましょう？」
ミサラトテップがしゅにゅる、しゅにゅると触手を広げる。冒険者達はすぐさま戦闘態勢にはいり、身構える。
（今のうちに！）
白 真白が漸く呪文を完成させた。『連鎖する鏡唱』（詠唱はかなり長いが、次に唱える魔術スキルの範囲を広げる。使用制限：１日１回）で範囲をかなり広げ、HPを追加添付する『超過する神聖』を発動させた。元々単体だが、『連鎖する鏡唱』を使った今ならば複数に添付できる。
（このスキルがあれば、擬似回復になるのよね）
真白はついでに、と一度だけ『状態異常無効』を添付する『泡沫の防壁』で前に立つだろう者達を鼓舞する。
それにあわせ、御剣 刀もまた『堅牢なる盾』を前に出るメンバーへと施した。このスキルは防御力を上げ一定ダメージを肩代わりするバリアを近くにいる仲間へ添付してくれる。
「それじゃあ、テンション上げて行こうっ！」
真白がそう声を上げれば、ノリのいい者たちが呼応する。刀はその間にも後衛組に同じスキルを発動させる。
（そういえば、以前……ゾンビ化した未沙さんや触手に襲われたりしましたね……）
北条 冬華は当時の事を思い出して腰が引けてしまったが、どうにか気合を入れなおす。彼女はサーベルと投げナイフを構え、前衛に立つ。
彼女と同じように前に立つのは、日暮 ねむる。１９人の中で今回は唯一の重戦士だ。ねむるは襲い掛かってきた触手を盾で防いだ。
（タンク職でHP管理を気にせず前線で殴れるってのは気持ちいいよね）
手にした盾はコズエル戦で得た【蝶紋章の盾】。これは防御力が低いもののバットステータス（以下BSと表記）の耐久性が高い。装備中はMPが徐々に消費されていくが、優秀な防具である。
着ぐるみさん（旅鴉 月詠）は回避アップを周囲にかけながらも触手にすぐには捕まらないラインにいた。
（‐ω・）＜当たらなければどうって事ないのさ
といいながらボウガンで本体を狙う着ぐるみさん。なんだか今日も今日とて渋い動きを見せてくれそうだ。
そのすぐ近くを駆けた白い影は、四つの爪で触手を片っ端から切り裂いていた。露出の高い衣装に、爪装備。ぱっ、とみた感じでは拳闘士に見えなくも無い。だが、今回のサキリ・デイジーカッターは治癒士である！
「女体化は既に経験済みだけど、これは露出度高すぎじゃないか……」
防御力に肌面積が関係しないという仕様に閉口しつつも彼の動きは鈍らない。前回入手した『魔獣の目』を煌かせつつ、サキリは前衛組の背後を狙う触手を刈り取っていた。
「ミサラ、可愛いけどすっごくウネウネしているね！」
薄野 九月が「これが『じょしかい』って奴なのかな？」とか言いながらもメイスを振り回して身を守り、ねむると冬華に『芽吹きのアンダンテ』（HP自動回復）を施す。
その武器に光るのは、極天使のチャーム。装備する事で武器の攻撃力を上昇させるレアアイテムだ。
「触手攻撃は、予備動作とかなさそうでちょっとつらいかな」
そう言いながらも翼は遠くから狙った獲物に当てるスキル『狙撃』と射程延長スキル『遠投』を駆使して触手が届きにくいだろう場所から魔法のナイフを投げていた。太股にあるホルダーから取っては、素早く投げつける。
触手がナイフをはじく中、鈍い音を立てて僅かに傾く本体。三つ編みを靡かせて屋敷野 梢が『手刀』で触手を捌き、じっくりと気を貯め始めていた。何か、アイデアがあるらしい。
「パーティが純アタッカーに望むのは、敵へのダメージですから、ねっ！」
『手刀』で触手を避けたりしつつ、梢は笑いながらそう言った。
その近くではゆきこさん（龍目 豪）がピッケル片手に胸を揺らし、触手を引き付けていた。
「囮はまかせろ！」
ろっこんが使えない事を口惜しく思いながらも、ゆきこさんはピッケルで触手を殴っていた。 この場には女性しかいないものの、元々の女性を守るべくそこにいる。
（ここは、とっとと捕まって攻撃職が拘束される可能性を少しでも下げに行くべきか……？）
ポニーテールを揺らしながら触手を引き付ける獅子目 悠月は、ふと顔を上げる。ミサラトテップの口元が、不意に綻んだ。
「えっ？！」
『うふふ、かわいいわね』
油断した、と思ったときには既に遅し。死角から伸びた触手が悠月へと絡みついた。足に感じたぬめりが思いのほか嫌な感触だったのも合わせ、声をあげてしまう。ミサラトテップはちょうどいい具合にいた悠月にちょっかいを出したのだ。
「うわっ？！ そ、そこはぁ……っ！」
ぬめりを帯びた触手に絡まれ、繊細な部分が刺激される。おまけに触手が上下から胸を挟み、さらに強調されている！
「大丈夫なのだっ？！ ……悠月ちゃんエロいのだ、爆乳にみえるのだ、微妙にミサラトテップわかってないのだ？！」
ミサラトテップは冒険者達を見、舌なめずりをする。彼女の視線は胸が大きめの女性たちに注がれているようだった。
「ふふっ、どの子もかわいい～♪ 苛め甲斐がありそうね。いいわ、いっしょに遊びましょう？」
ミサラトテップがしゅにゅる、しゅにゅると触手を広げる。冒険者達はすぐさま戦闘態勢にはいり、身構える。
（今のうちに！）
白 真白が漸く呪文を完成させた。『連鎖する鏡唱』（詠唱はかなり長いが、次に唱える魔術スキルの範囲を広げる。使用制限：１日１回）で範囲をかなり広げ、HPを追加添付する『超過する神聖』を発動させた。元々単体だが、『連鎖する鏡唱』を使った今ならば複数に添付できる。
（このスキルがあれば、擬似回復になるのよね）
真白はついでに、と一度だけ『状態異常無効』を添付する『泡沫の防壁』で前に立つだろう者達を鼓舞する。
それにあわせ、御剣 刀もまた『堅牢なる盾』を前に出るメンバーへと施した。このスキルは防御力を上げ一定ダメージを肩代わりするバリアを近くにいる仲間へ添付してくれる。
「それじゃあ、テンション上げて行こうっ！」
真白がそう声を上げれば、ノリのいい者たちが呼応する。刀はその間にも後衛組に同じスキルを発動させる。
（そういえば、以前……ゾンビ化した未沙さんや触手に襲われたりしましたね……）
北条 冬華は当時の事を思い出して腰が引けてしまったが、どうにか気合を入れなおす。彼女はサーベルと投げナイフを構え、前衛に立つ。
彼女と同じように前に立つのは、日暮 ねむる。１９人の中で今回は唯一の重戦士だ。ねむるは襲い掛かってきた触手を盾で防いだ。
（タンク職でHP管理を気にせず前線で殴れるってのは気持ちいいよね）
手にした盾はコズエル戦で得た【蝶紋章の盾】。これは防御力が低いもののバットステータス（以下BSと表記）の耐久性が高い。装備中はMPが徐々に消費されていくが、優秀な防具である。
着ぐるみさん（旅鴉 月詠）は回避アップを周囲にかけながらも触手にすぐには捕まらないラインにいた。
（‐ω・）＜当たらなければどうって事ないのさ
といいながらボウガンで本体を狙う着ぐるみさん。なんだか今日も今日とて渋い動きを見せてくれそうだ。
そのすぐ近くを駆けた白い影は、四つの爪で触手を片っ端から切り裂いていた。露出の高い衣装に、爪装備。ぱっ、とみた感じでは拳闘士に見えなくも無い。だが、今回のサキリ・デイジーカッターは治癒士である！
「女体化は既に経験済みだけど、これは露出度高すぎじゃないか……」
防御力に肌面積が関係しないという仕様に閉口しつつも彼の動きは鈍らない。前回入手した『魔獣の目』を煌かせつつ、サキリは前衛組の背後を狙う触手を刈り取っていた。
「ミサラ、可愛いけどすっごくウネウネしているね！」
薄野 九月が「これが『じょしかい』って奴なのかな？」とか言いながらもメイスを振り回して身を守り、ねむると冬華に『芽吹きのアンダンテ』（HP自動回復）を施す。
その武器に光るのは、極天使のチャーム。装備する事で武器の攻撃力を上昇させるレアアイテムだ。
「触手攻撃は、予備動作とかなさそうでちょっとつらいかな」
そう言いながらも翼は遠くから狙った獲物に当てるスキル『狙撃』と射程延長スキル『遠投』を駆使して触手が届きにくいだろう場所から魔法のナイフを投げていた。太股にあるホルダーから取っては、素早く投げつける。
触手がナイフをはじく中、鈍い音を立てて僅かに傾く本体。三つ編みを靡かせて屋敷野 梢が『手刀』で触手を捌き、じっくりと気を貯め始めていた。何か、アイデアがあるらしい。
「パーティが純アタッカーに望むのは、敵へのダメージですから、ねっ！」
『手刀』で触手を避けたりしつつ、梢は笑いながらそう言った。
その近くではゆきこさん（龍目 豪）がピッケル片手に胸を揺らし、触手を引き付けていた。
「囮はまかせろ！」
ろっこんが使えない事を口惜しく思いながらも、ゆきこさんはピッケルで触手を殴っていた。 この場には女性しかいないものの、元々の女性を守るべくそこにいる。
（ここは、とっとと捕まって攻撃職が拘束される可能性を少しでも下げに行くべきか……？）
ポニーテールを揺らしながら触手を引き付ける獅子目 悠月は、ふと顔を上げる。ミサラトテップの口元が、不意に綻んだ。
「えっ？！」
『うふふ、かわいいわね』
油断した、と思ったときには既に遅し。死角から伸びた触手が悠月へと絡みついた。足に感じたぬめりが思いのほか嫌な感触だったのも合わせ、声をあげてしまう。ミサラトテップはちょうどいい具合にいた悠月にちょっかいを出したのだ。
「うわっ？！ そ、そこはぁ……っ！」
ぬめりを帯びた触手に絡まれ、繊細な部分が刺激される。おまけに触手が上下から胸を挟み、さらに強調されている！
「大丈夫なのだっ？！ ……悠月ちゃんエロいのだ、爆乳にみえるのだ、微妙にミサラトテップわかってないのだ？！」
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2016年08月03日
- 参加申し込みの期限
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- 2016年08月10日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2016年08月10日 11時00分
